新素材で
新しいデバイスを!

新素材で
新しいデバイスを!
技術系
材料開発(有機・高分子)
2002年入社 有機フィルムデバイス開発プロジェクト室

新たなセンサの開発提案を目指す

私の所属する有機フィルムデバイス開発プロジェクト室ではポリ乳酸 (PLLA) という透明圧電フィルムを使ったデバイスの開発を行っています。PLLAはこれまでムラタが扱ってきた圧電体材料と異なり有機材料であり、透明・フレキシブル・非焦電性といったこれまでに無い特徴を有しています。我々の部署では、これらの特徴を生かした新規デバイスの開発を行っており、量産されているデバイスもあります。これまでにもPLLAを使った応用デバイスの提案・デモ機の作製も行っており、CEATEC (※) ではリーフグリップリモコン、タッチプレッシャーパッドといったPLLAの特徴を生かしたヒューマン・マシン・インターフェイスの発表を行っています。その中で私は新規センサの開発を行っており、得意先の要望に応える新規センサの設計、提案を行い、これを量産化まで進めることをミッションとしています。

※ 毎秋開催される、最新のエレクトロニクス業界の動向がわかる展示会です。村田製作所も例年参加しており、展示ブースにて様々な最新の技術をご紹介しています。

材料開発(有機・高分子)職に就く社員が顕微鏡を覗いている様子

新商品開発の醍醐味

新規商品開発のやりがいは「自分で考え、設計した商品を世に送り出せる」ことにあると思います。それと同時に、前例が無い分手探りが多く失敗もあり、やりがいとともに難しさも感じています。既存商品をベースとした開発、改良設計の場合は過去のノウハウが豊富である上、関わってくる人たちも概要をつかんでいることから、開発業務の進行についてもこれまでのノウハウ・知見を参考に進めることが可能なためです。しかし新規商品の場合はそのようなノウハウが乏しいことから協力してくれる方たちへの説明が欠かせず、開発を進めるのもなかなか難しいと感じています。しかし、このような中で得たノウハウ・知見は貴重なものになっており、商品化の暁には同業他社を引き離せる大きな力になってくれるものと期待し取り組んでいます。

材料開発(有機・高分子)職に就く社員が顕微鏡に測定対象をセットしている様子

手掛けた商品で世の中に貢献

現時点ではまだそれぞれの得意先の要望を反映した商品設計を進めている段階ですが、より多くのお客様のニーズをくみ上げ、洗練させることで「透明圧電フィルムの商品群」を作り上げ、規模の大きい商品にしていくことが現在の目標です。こうなることでより多くのお客様にムラタのセンサデバイスを使って頂くことができ、世の中に貢献できるようになると思っています。

Messageー学生の皆さんへー

私がムラタへの入社を決めたきっかけは、高シェアの商品群と独自技術を持っている点でした。この2点を兼ね備えているということは、この会社で仕事をする=世界でトップレベルの技術に携わることができる、トップレベルの商品を実現できる、ということだと考えムラタをメインで就活を進めました。また、大学での会社説明会でリクルーターの方が技術のことを熱く語ってくれたのも大きなきっかけでした。技術者を目指していた私にとって、そのリクルーターの方の熱い姿勢は、ムラタで仕事する自分のイメージをかき立ててくれるものでした。

ある日のスケジュール
8:45 出社
9:00 メールチェック
9:15 実験サンプルの試作、測定
11:45 実験の評価まとめ
12:20 昼食
13:05 昼礼
13:10 係ミーティング
14:30 新規デバイスのアイディア検討会
15:30 試作用図面の作成
17:30 新規設計のシミュレーションのセッティング
(帰宅前にシミュレーションモデルを作成、計算は無人で進みます)
19:00 帰宅
プライベートについて
材料開発(有機・高分子)職に就く社員のプライベートの様子
休日の過ごし方は基本的に家族と過ごすことが多いですが、ときどきバイクでツーリングに出る時もあります。学生時代とは違うのでロングツーリングに出ることはあまりないのですが、休日の朝から昼過ぎまで一人で車の少ない田舎道を走りに行くのはとてもリフレッシュになります。学生時代から乗っているバイクですが、これが壊れたらおそらく次は無いので大切に乗っています。
私の学生時代
大学時代は半導体物性の研究に携わっていましたが、在籍していた研究室はほとんど放任状態で設備は自由に使っていい状況でした。なので、実験設備や部材の加工は、自分でフライス盤などの工作機械を使って色々自作していました。入社してからは中々自作とはいかないですが、あのときの「自分の手で作る」という経験は今の業務においても良い経験となっています。

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