ムラタの人:製造オペレーター

製造課
製造オペレーター
2022年入社
電子機械科卒

Q1.あなたの仕事内容を教えてください

圧電ブザーの製造ラインの中で、製品の組み立てから特性選別工程までを担当し生産を行っています。前工程で作られた部品をもとに、ブザーとしての機能を持つ製品に組み立て、選別し、製品をテーピングするといった業務を行っています。
生産の大半を機械を用いて行っており、実際に自分で手を動かす業務としては機械の操作の他に、材料の補充や製品の運搬、設備トラブルの対応などがあります。また、製造ライン上の機械を適切に操作し、高品質で信頼性のある電子部品を効率的に生産することが重要であるため、誰もが安全かつ品質を維持した方法で作業が行えるよう作業手順を記載した「作業標準」や誰もが効率的に同じ動きができるように整備した「標準作業」といった決め事を守りつつ、更なる向上を目指して工程や業務の改善活動にも取り組んでいます。

Q2.あなたはどんなことにやりがいを感じますか?

一日の生産計画を達成するために設備トラブルや品質不具合への対応、改善活動などを日々行っています。自分一人では解決できない問題を、チームメンバーや関連部門と連携し解決していくことで、工程がより良い状態へ変化し続けていることや、チームワークを感じることができます。自分たちで作り上げた環境で生産を行い、実際に完成した製品を見ると仕事の成果を具体的に実感でき、やりがいを感じます。そのやりがいによって、作業能率の向上や改善活動への思いが増し、日々の仕事へのやる気に繋がっています。

Q3.仕事の中で大変だったことや、印象に残っている出来事はなんですか?

入社して間もない頃、不良モードに関する改善を行ったことがあります。この時、改善内容を説明する際に、不良が発生するメカニズムなどの原理、原則だけで説明をしようとして、導入の段階で相手の方に納得してもらうことが出来ず悩みました。その際に上司からアドバイスをいただき、原理、原則に加え、現場、現物、現実の三現主義の考え方に基づいた説明と、関連部門との連携により、導入を進めた経験が印象に残っています。それ以来、5ゲン主義に基づいた行動、自工程だけでなく前後工程や関連部門への影響に気を付けた行動を意識して業務を進めるようになりました。