ムラタの人:製造技術
技術課
製造技術担当
2020年入社
経営実務科卒
Q1.あなたの仕事内容を教えてください
私が所属している技術課では、製品の品質向上を目指し不良の削減に向けた取組みを行っています。
様々な解析装置を使用して不良の現物確認を行い、なぜその不良が発生したのか原因調査し、対策を検討・実施します。見たことのない不良が発生した場合には、仮説を立て再現実験をするなど原因追及に努めています。また、工程変更や材料に関する変更などがある場合は、製品の品質や作業に影響がでないかリスクを考えて計画を立て、評価しています。
その他には、設備を点検するための専用のサンプルを作成したり、作業者の方にとってのやさしい作業方法を探したり、分かりやすい限度見本(良品と不良品を判別するための基準書)を作成して不良の流出防止に取り組むなど、様々な業務があります。
Q2.あなたはどんなことにやりがいを感じますか?
作業者の方や他のスタッフの方から感謝された時にやりがいを感じます。
他部門と協力し合って課題に取り組むことが多いため、他の方の役に立てた時は嬉しいですし、協力していただいた時には感謝の気持ちを忘れないことが大切だと感じています。
また、人から教えてもらわないと出来なかった業務が一人で出来るようになった時は、小さなことでも嬉しいです。何かを成し遂げ、上司や先輩の方々から褒めていただいた時にもやりがいを感じます。
Q3.仕事の中で大変だったことや、印象に残っている出来事はなんですか?
学生の頃から文系の勉強をしてきたため、初めは技術課という理系の仕事が自分に務まるのか不安で、分からない事ばかりでした。しかし、OJT(On-the-Job Training)の先輩が業務の知識やスキルを一から丁寧に教えてくださりました。OJT期間が終わってからも、分からない事や悩みがあればすぐ誰かに相談できる環境があり、ここまで働くことができていると感じています。
技術課はイレギュラー業務が多い仕事です。長年製造してきた商品であっても、これまで発生したことの無い問題が起こることはあります。一人では判断できないような難しいケースが多いですが、状況把握・現物確認をしっかり行って自分の考え・意見をまとめてから、周りに相談するよう心掛けて業務に取り組んでいます。