出雲村田は、技術系総合職の職種が多岐にわたっており、大学で学んだ知識や経験を活かせる場面を具体的に想像できたことが大きな魅力でした。
特に、出雲村田のセラミックコンデンサを通じて、自分が世界中の人々の生活を豊かにできる可能性に強く惹かれました。
また、地元への貢献度が高いことも大きな決め手でした。私自身、島根県に貢献したいという強い気持ちがあったため、その点に魅力を感じて入社を決めました。
Interview 01/19
新卒入社/技術系総合職
計測管理を極め、
品質保証を牽引
品質保証
2024年入社 総合理工学研究科 繊維学専攻


Q1.入社を決めた理由
技術で世界貢献、地元愛も叶える出雲村田。
Q2.島根県で就職した理由
私が通っていた大学には、さまざまな都道府県出身の学生がいましたが、その中でも島根県出身者はめずらしい存在でした。
友人たちから地元について聞かれたり、逆に他県の学生の話を聞いたりする中で、島根県の魅力を自然と再確認することができ、好きになっていきました。いつの間にか「島根県出身」ということが私のアイデンティティーになっていたことに気づきました。
そうした流れを経て、島根県に戻って就職し、地元に貢献したいと強く思うようになりました。

My Work
Q3.品質保証ってどんな仕事?
私の所属する部署は、高品質な製品を供給し、お客様からの信頼を得ることを目的として業務を行っています。
主な業務は多岐にわたります。ムラタの品質マネジメントシステムを維持・管理し、計画的な内部監査を通じて製品の不具合削減に取り組み、お客様に安心して製品をお使いいただけるよう努めています。また、調達品質管理として出雲村田の仕入先監査を担当し、部資材の品質異常発生を減らすことに取り組んでいます。さらに、出雲村田内でのさまざまな教育や研修を計画・実施することで社員のスキルアップを支援し、お客様からの信頼獲得につなげています。
Q4.私の役割
品質保証部門の業務の中で、私は特に計測機器の管理、校正に携わっています。出雲村田には、電子天秤やマイクロメーターなど、多種多様な計測器が数多く存在します。これらの計測器は、モノづくりが正しい条件で行われているかを確認するために不可欠です。
私が担当する校正とは、計測器の値が正しい値からどのくらいずれているのか、その差を明らかにすることを指します。計測結果の正確性を保証するためには校正が不可欠であり、適切に校正された計測器でなければ、製品の品質を保証することはできません。この仕事では、さまざまな計測器とそれらにまつわるデータを扱い、製品品質の根幹を支えています。
Q5.仕事をするうえで大切にしていること
マニュアル作成で、教える・学ぶを効率化。
私は日々の業務でマニュアル化を心がけています。なぜなら、業務の引き継ぎ効率が格段に上がると考えているからです。
どんな業務も一度聞いただけですべて覚えるのは難しいですし、経験した業務でも時間が経てば細部を忘れてしまうことがあります。そんな時、マニュアルがあればいつでも確認でき、確認の回数を最小限に抑えられます。これは、質問する側にも教える側にも大きなメリットです。今はまだ私が業務を教わる立場ですが、いずれ自分が後任者に引き継ぐ際に、マニュアルが強力な味方になることを日々実感しています。
Q6.印象に残った研修プログラム
海外工場での実習は、特に印象深い経験です。日本と同じ製品を作る場合でも、海外で工場を設立し、稼働させることの難しさを痛感しました。その国に合ったやり方があり、必ずしも日本の方法が最適ではないことを学びました。
「今まで当たり前だと思っていたことが、実はそうではなかった!」という経験は、仕事面だけでなく、生活面でも数多くありました。2ヶ月半という限られた期間でしたが、海外での生活を通じて、自分自身の世界が大きく広がったように感じています。

ある1日のスケジュール
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9:00
業務開始
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9:15
係朝礼
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9:30
成績書確認
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10:30
問い合わせ対応
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11:30
業務進捗ミーティング
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13:00
昼休憩
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14:00
現場確認
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16:00
メールチェック
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17:30
業務終了
Career Story
Past:これまで
これまでは、計測機器管理に関する基本的な知識や実務を習得してきました。工場実習を通して製造現場についても学び、計測がものづくりを支える重要性を肌で感じています。
Present:現在
現在は、自身の係だけでなく、他部門とも連携しながら計測機器管理の徹底と効率化を進めています。どうすればより効率的で効果的な管理ができるか、日々改善策を考えながら業務に取り組んでいます。同時に、計測機器管理の基礎知識についても継続して深掘りしています。
Future:将来
計測管理のプロフェッショナル、そして新たな挑戦へ。
将来の目標は、計測機器管理の基礎から技術的な内容までを完全に理解し、誰にでも分かりやすく説明できるプロフェッショナルになることです。そして、そこで培った知識を活かし、計測機器管理以外の品質保証業務にも挑戦してみたいと考えています。