Interview 11/19

新卒入社/技術系総合職

現場と連携し、
安定した高品質を世界へ

品質管理

2021年入社 自然科学研究科 環境システム科学専攻

Q1.入社を決めた理由

インターンシップが私の人生を変えた。

大学院1年生のときに参加した5日間のインターンシップが、私の人生の大きな転機でした。そこで出雲村田のことを深く知り、「国内外で活躍できる」「革新的なモノづくりに関われる」「充実した研修制度がある」という自分の希望と合致したため、入社を決めました。
入社して5年目の今、実際に海外拠点と連携しながら、より高品質・高性能な積層セラミックコンデンサの開発・生産に携わっています。また、自分の興味に合わせた研修を受けられる環境も整っており、日々成長を実感しながら仕事に取り組めています。

Q2.島根県で就職した理由

私が地元である島根県で就職した理由は、大きく二つあります。まず、島根は豊かな自然に恵まれ、多彩なアウトドアを気軽に楽しめる環境が整っている点です。海や山での釣り、キャンプ、スノーボードなど、日常の忙しさから離れてゆったりと過ごせるキャンプは特に魅力的です。
次に、幼少期から大学院まで島根で過ごしたため、昔からの友人が多く、人間関係がとても充実していること。仲間と一緒にスポーツや旅行を楽しみながら、心豊かな生活を送れることが、島根の大きな魅力だと感じています。

My Work

Q3.品質管理ってどんな仕事?

私の所属する部署は、製品設計や現場作業、生産設備、工程の仕組みなど幅広い分野で改善活動を推進しています。これらの改善活動を取りまとめ、関係部門と連携しながら是正措置を確実に実施する役割を担っています。また、工程で異常が発生した際には、製品の処置を判断し、不良品の流出を防ぐことも重要な業務です。他にも、顧客対応があり、積層セラミックコンデンサを使用いただいているお客様の見学や監査、クレーム対応を行います。最終目標はクレームゼロを実現し、安定した高品質の製品を提供することです。

Q4.私の役割

私はライン品管として、品質改善の取りまとめ役を担っています。例えるなら、空港の管制塔のように、製造工程全体を監視し、トラブルや品質不具合が発生した際には迅速に関係部門と連携して対応策を提示します。
具体的には、工程内で発生した問題の原因を分析し、設計・生産・検査など各部署と協力して改善策を実施します。また、不良品の流出を防ぐための製品処置の判断も重要な業務です。こうした取り組みを通じて、安定した品質の製品を提供し、クレームゼロをめざしています。

Q5.仕事をするうえで大切にしていること

データと対話で不良の芽を摘む。

ライン品管の立場として、仕事で大切にしているのは「データを活用した正確な品質管理」と「現場との密なコミュニケーション」です。工程現場から得られるデータをもとに、不良の兆候を早期に察知し、迅速な対応を心掛けています。また、関係部門とデータの認識を合わせることで、品質課題の共有と解決をスムーズに進められます。さらに、データだけでなく現物確認も欠かさず行い、実際の製品状態を把握することで、より正確な判断を下せるよう意識しています。これらを通じて、安定した品質を維持し続けることをめざしています。

Q6.ターニングポイント

品質管理課に所属する私にとって、同じ不良モードで品質が悪化していたトラブルへの対応が大きなターニングポイントとなりました。製造技術部門と協力し、データを詳細に分析しながら、発生源の特定と製品処置について課題解決に取り組みました。
この過程で、単なる報告や指示のやり取りに留まらず、腹を割って意見交換できる信頼関係を築けたことが非常に大きな成果です。その結果、品質が改善されただけでなく、不良の再発防止にもつながりました。この経験は私の仕事への自信となり、部門間の連携の重要性をあらためて実感させてくれました。

Q7.特徴的な制度や環境

社員の成長を支える充実した研修制度が整っています。研修の案内は社内のオンライン掲示板でいつでも確認でき、希望すれば他事業所で開かれる多彩な研修にも自由に参加可能です。
内容は教育スキルから設備や製品の専門知識まで幅広く、自身の興味やキャリアに合わせて選べるのが魅力です。このような環境があることで、社員一人ひとりが成長しやすく、働きやすさを実感しています。

Q8.入社前後で感じたギャップ

入社前と比べて驚いたのは、有給休暇が想像以上に取得しやすい点です。計画的に休みを取れるため、プライベートとの両立がしやすく、働きやすい環境だと感じています。
また、品質改善のテーマは無限にあり、常に新しい課題に挑戦できることに大きなやりがいを感じます。さらに、想像していた以上に社員数が多く、多様な人々と関わりながら学べる機会が豊富なのも嬉しい驚きでした。
こうした入社前後のギャップを感じつつも、この環境が自身の成長につながっていると実感しています。

ある1日のスケジュール

  • 8:45

    出社、朝礼、体操

  • 9:00

    課ミーティング

  • 10:00

    製品処置

  • 12:00

    昼休憩

  • 12:45

    メールチェック、資料作成

  • 15:00

    工程現場確認

  • 17:15

    退社

Career Story

Past:これまで

入社以来、ライン品管として、多種多様な製品の品質改善と工程改善に携わってきました。

Present:現在

現在は、クレームを未然に防ぐため、製品処置において統計的知識や設計情報など幅広い分野を学び、日々スキルを磨いています。

Future:将来

多角的な知識で品質を改善し、クレームゼロの製造部を築きたい。

将来の目標は、クレームゼロを継続する製造部を実現することです。そのためにお客様の声を積極的に収集し、その関心や期待を深く理解したうえで、製造工程へフィードバックする取り組みを行っています。今後も現場と密に連携しながら、安定した高品質の製品提供に貢献していきたいと考えています。

志望者の方へのメッセージ

仕事を進めるうえで必要なスキルは多岐にわたります。課題解決の進め方、ロジカルシンキング、コミュニケーション力、データ分析や統計の知識は欠かせません。もちろん、上司や部下との報連相も重要です。時間のある学生時代には、英語の勉強も進めておくと将来役立つでしょう。
一方で、限られた学生生活を楽しむことも大切です。自分の専攻と異なる分野や苦手だと思うことにも積極的に挑戦し、視野を広げてほしいと思います。新しい経験が成長の糧となり、仕事や人生の幅を広げてくれるはずです。

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