世界を代表する企業である村田製作所グループの生産拠点が地元島根県西部にあること、これが私が出雲村田に興味を持った大きなきっかけです。
就職活動中、先輩や知人、親世代の知り合いでお勤めの方も多く、福利厚生の充実度、会社の安定性、そして働きやすさなど、さまざまな面で良い評判を聞き、それが最終的な決め手となりました。
また、長男である私にとって、他拠点への転勤があった場合にも、地元である島根を一つの軸にキャリアを形成できる点は大きな魅力でした。加えて、出雲村田は海外拠点のマザー工場としての位置づけであるため、地元に根差しながらも海外での仕事に挑戦できるチャンスがあると感じ、入社を志望いたしました。
Interview 13/19
新卒入社/事務系総合職
現場経験を力に、
成長し続ける製造監督
製造管理監督
2020年入社 法学部 法律学科


Q1.入社を決めた理由
信頼できる環境で、グローバルに活躍したい。
Q2.島根県で就職した理由
私は、この土地特有の雰囲気や夕暮れの田畑から漂う煙の匂い、地元の人たちの生活のリズムや穏やかな空気感といった感覚的に感じられるものをとても気に入っています。こうした理由から私はここで働き、暮らしていくことを選びました。

My Work
Q3.製造管理監督ってどんな仕事?
私の所属する部署では、製品を計画通りに高品質・安全に生産する役割を担います。具体的には、生産スケジュールの管理、製造工程の監督・改善、品質管理、作業者の指導・教育、安全管理、そしてコスト管理を行います。これにより、効率的で安定した生産体制を維持し、顧客満足と企業の収益向上を獲得することが求められます。
また、世界的なトレンドのSDGsやDXなどの導入など、多種多様な取り組みを他部門と連携して推進します。
Q4.私の役割
現在私は、製造現場の品質改善やSDGs取り組みの特化業務を担っています。既存の仕組みからさらに効率的に・安全にできる方法を、会社内他部門メンバーや社外の企業の方と調整をして改善を行います。とりまとめ業務などをすることが多いため、明確にタスク管理をして、実際の現場に出向いて安全にかかわるリスクの検証や優先順位を設定することを重要視しています。
Q5.仕事をするうえで大切にしていること
相手が望む以上の回答を心がける。
私は、尊敬する先輩の「相手の望むこと以上の回答をする」というアドバイスを常に意識しています。その先輩は、誰の目から見ても優秀で、困っている時にいつも手を差し伸べてくれる方でした。
先輩のように完璧な対応はまだ難しいと認識していますが、依頼されたことに対しては、相手が何を求めているのか、その背景には何があるのか、そしてどこまでの情報やサポートがあれば、よりスムーズに問題が解決するのかを常に考え、一歩踏み込んだ対応を心がけています。
Q6.ターニングポイント
かつて目の前で通勤災害の発生現場に立ち会った際、周りの社内のメンバーが迅速に救命活動をする中で、私自身は後ろについて回ることししかできなかったことがありました。
その時ちょうど入社3年目だったのですが、振り返ると、とても情けない気持ちになりました。
出雲村田には出雲消防署で『応急手当講習』を受けた”普及員”と呼ばれる監督者が、社員全体に対して応急手当の普及を行う教育のプログラムがあり、その”普及員”として、昨年度講習を受けました。有事の際に自身が最前線で動けるように、また、社内の人が誰かの命を助ける、その教育の推進に携われていることを誇りに思っています。
Q7.連携面での工夫
出雲村田の製造現場は4直3交替の勤務で生産を行っています。
私自身は昼勤務のため、夜勤メンバーに対して指示が適切に伝わり、対応が遂行されるようにしなければなりませんので、引継ぎでの指示を定量的かつ具体的にし、期限を設定して”伝わる伝え方”を意識しています。メールやTeams、エクセルベースの引き継ぎ書の活用だけでなく、少しでも感謝の意を伝えられるよう、対面での説明の機会をとても重要視しています。

ある1日のスケジュール
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8:45
朝礼
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9:00
引継ぎ
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9:30
メールチェック&返信
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10:00
遂行確認ミーティング
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11:45
昼休憩
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12:30
メール作成&資料作成
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13:00
工程巡回
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14:00
会議
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17:00
引継ぎ
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17:45
帰宅
Career Story
Past:これまで
2020年の入社後、私は半年間の工場実習に加え、製造監督の下で自身の担当工程での実習も半年間経験しました。この期間で、製造現場の基礎を深く理解し、実践的な知識とスキルを習得することができました。
Present:現在
現在は同じ工程の監督者として、後輩の育成に力を注ぎながら、品質改善のテーマ推進やSDGsへの取り組みも積極的に行っています。また、自己啓発として品質管理の資格取得にも励み、自身の専門性を高めています。
Future:将来
グローバルな製造現場を統括するリーダーへと成長したい。
将来的には、製造監督として幅広い経験を積んだ後、国内外のより規模の大きな製造工程の監督業務に携わりたいと考えています。