Interview 16/19

新卒入社/アシスタント職

会社の財産を守り、
未来を創る会計

経理(事務アシスタント)

2017年入社 現代社会学部 現代社会学科

Q1.入社を決めた理由

地元×グローバルな視点で仕事ができる環境。

京都の大学に通っていましたが、就職活動では地元・出雲市の企業に絞っていました。入社理由はいくつかありますが、最も惹かれたのは、地域に根差しつつ世界に事業を展開する規模の大きさです。地元にいながらグローバルな視点で仕事ができる環境が、自身の成長に繋がると感じました。
また、プライベートの時間を大切にしたかったため、土日祝日休みで有給休暇が取りやすい点も魅力的でした。仕事と私生活のバランスが取りやすく、長く安心して働ける環境だと感じています。
さらに、面接で感じた親しみやすく和やかな雰囲気も大きな決め手となり、入社を決めました。

Q2.島根県で就職した理由

島根県で就職した理由は主に二つあります。一つは、慣れ親しんだ環境で働けるという安心感です。地元で長く過ごしてきたため、人間関係や生活習慣に馴染みがあり、精神的な負担やストレスを感じることなく、安心して仕事に取り組むことができると考えました。
そしてもう一つは、車で通勤できる点です。車の運転が好きなので、自分のペースで気兼ねなく通勤できるのは大きな魅力でした。休日も車で気軽に外出できるため、プライベートの充実にも繋がっています。

My Work

Q3.経理ってどんな仕事?

私の所属する部署(経理課)は、5つのグループに分かれ、それぞれが2~3のグループを兼務しながら協力して業務を進めています。

  • 出納・決算グループ: 現預金の入出金管理や資金繰り、決算資料作成・スケジュール管理を行います。
  • 固定資産管理グループ: 固定資産の発注から廃棄までの会計処理の適正性を確認し、現状把握に努めます。
  • 棚卸資産管理グループ: 会計データや棚卸立ち会いを通じて、適正な資産評価と在庫管理に貢献します。
  • 税務グループ: 法令遵守のもと、各種税金の正確な申告・納税業務を担当します。
  • 管理会計グループ: 経営管理や意思決定に役立つよう、損益計算書や分析資料の作成・提示を行います。

これら全ての業務において、誠実かつ公平な立場で会社全体の牽制役としての重要な役割を担っています。

Q4.私の役割

私の主な業務は棚卸資産管理と管理会計の二つです。棚卸資産管理では、出雲村田で生産される製品や外部から購入した材料が適切に在庫管理されているかを確認します。会計データだけでなく、実際に製造現場に足を運び、管理方法に問題がないか確認することもあります。納税額にも影響する非常に重要な業務なので、問題があれば担当部門にすぐにヒアリングし、是正対応を取っています。
もう一つの管理会計では、毎月、売上や費用の実績を各部門・品種単位で集計し、損益計算書や分析資料を経営層や従業員といった社内関係者へ提示しています。毎月社長へ損益状況を直接説明する機会があり、毎回緊張はしますが、そこでの議論が出雲村田の事業について深く学ぶ機会にもつながっています。また、毎年12月から3月頃には、翌年度の予算についても同様に集計・提示を行います。予算と実績を比較することで現状とのギャップを把握し、PDCAサイクルを回す役割も担っています。これらの情報は全て会社の経営管理や意思決定に使用されるため、関係者にとってより分かりやすく、意思決定しやすい形で情報を提供できるよう意識しながら業務に取り組んでいます。

Q5.仕事をするうえで大切にしていること

わかりやすい言葉で丁寧に対応すること。

専門的な言葉は嚙み砕いて説明するなどわかりやすい言葉選びで丁寧に対応することを心掛けています。
経理は専門的な言葉や知識が多く、社内でも苦手意識を持たれている方が多いです。入社当初、私自身も専門的な言葉や知識の理解に苦しんでいましたが、先輩社員が噛み砕いた言葉で丁寧に説明してくださったおかげで苦手意識が無くなり、業務を覚えることができました。その経験がより丁寧な対応を心掛けるきっかけとなりました。

Q6.ターニングポイント

入社1~2年目で、会計伝票の新システム導入を担当したことです。
入社翌年にシステムの置き換えが予定されており、1年目の秋頃から携わることになりました。当時の私は、元のシステムすら理解しきれておらず、不安でいっぱいでした。しかし、上司のサポートや周りのメンバーの協力もあり、導入テストから従業員への説明、そして本番稼働まで無事に完遂できました。
この経験を通して、経理業務への理解が深まっただけでなく、さまざまな課題を乗り越えることで、自分の仕事に大きな自信を持つことができました。

Q7.社内の雰囲気

私が所属する経理課は少人数で、その分メンバー同士が密にコミュニケーションを取りやすい環境です。業務に関する質問や相談も気軽に行え、メンバー間で協力しながら仕事を進めています。
定時後に食事に出かけるなど業務外の時間にも交流があり、良好な人間関係を築くことができています。また、他部門の方々も廊下や食堂で見かけると気さくに声をかけてくださる方が多く、温かく居心地の良い雰囲気です。

Q8.印象に残っている研修プログラム

DX人材育成研修です。自動化・アプリ開発コースを受講し、開発に必要な基礎知識から要件の整理、業務プロセスの設計、運用保守まで、実践を通して幅広く学習しました。
受講期間中は経理課内の業務配分を調整していただいたことで、研修に十分な時間を充てることができ、集中して取り組むことができました。経理課に所属しながら、時間をかけてDXの知識を習得できる環境は非常に恵まれていると感じました。

ある1日のスケジュール

  • 9:00

    始業、メールチェック

  • 9:30

    課内週次ミーティング

  • 10:30

    損益資料作成、業務改善、伝票チェック

  • 12:35

    昼休憩

  • 13:20

    損益会議

  • 15:00

    棚卸立会

  • 16:30

    ミーティング

  • 17:30

    終業

Career Story

Past:これまで

入社当初は専門的な言葉や知識が理解できず、目の前の仕事を言われた通りにこなすだけで精一杯でした。新システムの導入や業務ローテーションなど、多様な経験を積むことで自信がつき、徐々に経理課の一員として貢献できている実感を持てるようになりました。

Present:現在

総合職にキャリアアップし、アシスタントとしての実務経験を活かしながら新しい業務や課題にチャレンジしています。また、社内のDX人材育成研修に参加し、ExcelVBAによる自動化について勉強しました。その経験を活かして、経理課内の業務改善にも奮闘中です。

Future:将来

成長を重ね、経理の未来を切り拓く。

経理課の業務は幅広く、まだ経験したことのない業務もあります。将来的にはすべての業務を一通り経験し、「経理のことなら彼女に聞けば大丈夫!」と言ってもらえるような人材をめざしています。

志望者の方へのメッセージ

自分の将来についてあらためて考えると、明確なビジョンや目標がはっきりせず、不安や迷いを感じることも多いかと思います。私自身もそうでしたが、就職活動を進めていく中で、自分の興味や価値観への理解が深まり、どのような環境で働きたいのかが少しずつ明確になってきました。自分のやりたいことについて時間をかけて考え、向き合ったからこそ、最終的には自信を持って出雲村田への就職を決めることができたと感じています。
また、就職活動は、自分の将来を考える大切な時間ですが、ひとりで頑張る必要はありません。家族や友人、先輩といった周囲の支えを受けながら、息抜きも忘れずに、自分らしく前向きに就職活動に取り組んでいただきたいと思います。

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