日本有数のグローバル企業でありながら、地元である島根県を軸に働けることが転職を決めた大きな理由です。
また、積層セラミックコンデンサがスマートフォンや自動車など、あらゆる電子製品に組み込まれていることに魅力を感じました。世界中の人々の生活を支えるインフラ的な役割を担っていると考え、自身もその一翼を担いたいと強く思い、転職を決意いたしました。
Interview 04/19
キャリア入社/事務系総合職
現場と対話し、
全体最適をめざす製造企画
製造企画
2023年入社 商学部 経営学科


Q1.転職を決めた理由
暮らしを支える仕事に貢献したい。
Q2.島根県で就職した理由
月並みな表現ですが、生まれ育った地元で働きたい/生活したいと強く感じたからです。
私自身、学生時代/前職時代と首都圏や地方都市で生活してきましたが、島根県の住みやすさはピカイチだと思います。
物質的な豊かさこそ不足しているかもしれませんが、自然豊かで人も穏やかな島根県で社会人生活を送りたいと考え就職しました。

My Work
Q3.製造企画ってどんな仕事?
私の所属する部署は、生産ラインの効率化と品質向上を企画・実行する部署です。
具体的には、製造現場で発生する不良や、工程内のモノの流れを詳細に分析し、より良い結果を出すための改善策を企画・立案、そして実行します。その後、その評価結果をもとにさらなる改善へとつなげる役割を担っています。製造現場の声を吸い上げ、より良い生産体制を企画・推進することで、製品の安定供給とコスト削減に貢献しています。
Q4.私の役割
私の役割は、生産が計画通りに進むよう「生産期間の改善企画」を担うことです。
具体的には、遅れや無駄を減らすための仕組み作りや現場との連携を行います。工程内での仕掛品の停滞をPowerBIなどのツールで早期に検知し、関係部署と最適な対応方法を策定し、恒久的な対策を企画します。社内には多くのツールがありますが、それらをどう活用していくかを設計することも重要な業務です。
また、新商品を製造ラインに導入する際の「流し方企画」も大切な役割です。新商品が問題なく大量生産できるよう、設備や作業方法の調整、段取りの計画を立てます。
このように、製造企画課は工場の現場と密に連携しながら、効率的で安定した生産体制を作るための“縁の下の力持ち”として貢献しています。
Q5.仕事をするうえで大切にしていること
常に相手の立場で考え、動く。
製造企画としては、「現場の声を丁寧に拾い上げ、全体最適を実現すること」を最も大切にしています。前職の営業時代は数字や契約に注力していましたが、当社での業務を通じて、企画段階で現場の実態を理解し、関係部署と調整しながら改善策を練ることが成果に直結することを実感しました。
入社初期に、工程のボトルネックを解消するために複数部門と綿密に意見交換し、施策を具体化・実施した経験があります。そのとき、現場の細かな課題を把握しながら企画に落とし込む重要性を強く認識し、以降は常にコミュニケーションと現場観察を欠かさないようにしています。
Q6.異業種・異職種を選んだ理由
前職(銀行の法人営業担当)では、お客様の課題に対して金融面からサポートすることが中心でしたが、よりモノづくりの根幹に関わりたいという思いがありました。製造企画は、現場の改善や生産計画、工程設計など幅広い視点で製造の効率化・品質向上に貢献できるため、自分の課題解決力や調整力を活かせると考えました。前職の経験で培った対話力や企画提案力も、社内外の関係者と連携するうえで役立っています。

ある1日のスケジュール
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8:45
朝礼
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9:00
会議①
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10:00
会議②
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11:00
午前会議の決定事項や各種タスクToDoリスト作成&PR
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12:10
昼休憩
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13:00
工程巡回
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14:00
係ミーティング
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15:00
会議③
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16:00
翌日会議や自タスク対応
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17:00
午後会議議事録発行
Career Story
Past:これまで
前職(銀行の法人営業担当)では、多種多様な企業のお客様と接し、経営課題の解決に向けて金融面からサポートしてきました。幅広い業界の知識を得られた一方で、モノづくりの現場で直接課題解決に貢献したいという気持ちが強まり、転職しました。
Present:現在
現在は製造企画課に所属し、生産遂行の改善企画や新商品の流し方企画を担当しています。具体的には、生産ラインが効率よく稼働するよう現場の声を聞き、課題を分析し改善施策を立案・実行しています。また新商品をスムーズに量産できるよう、設備や作業方法の調整計画を立てることも重要な役割です。多部署との連携や調整が求められますが、前職の営業経験で培ったコミュニケーション力や企画力が大いに役立っています。
Future:将来
銀行営業から製造企画へ。
挑戦から見えた新たなキャリアの可能性。
将来的には製造監督者として、現場と企画の橋渡し役を担い、製造全体の最適化に貢献したいと考えています。出雲村田では、技術的な知識だけでなくマネジメント力や問題解決力を体系的に学べる研修制度が整っており、これらを活用して幅広いスキルを身につけるつもりです。現場の多様な課題に柔軟に対応できる人材へ成長し、会社のモノづくりを支える中核として活躍していきたいと思います。