自分が将来どんなことをしたいかを考えたとき、「自分が行うことに対してワクワクできるかどうか」を重視しようと思いました。出雲村田製作所は電子部品メーカーとして世界トップレベルの企業であり、この会社で製造されるコンデンサは、世の中のさまざまな優れた製品に使われています。自分が開発や販促に貢献した商品が、意識しなければ見えないところで世界を支えているという事実に、とてもワクワクできると感じ、この会社への入社を決めました。また、コンデンサという製品の需要はテクノロジーの発展に伴って増加することが見込まれており、事業としての将来性があると考えられたことも、入社の理由の一つです。
Interview 06/19
新卒入社/技術系総合職
開発と販売をつなぎ、
世界を動かすコンデンサを
商品技術
2022年入社 総合理工学部 物質化学科


Q1.入社を決めた理由
ワクワクできるかというモノサシを重視。
Q2.島根県で就職した理由
私が島根県で就職した一番の理由は、自分の出身地が出雲市であることです。住み慣れた町で仕事に励みながら、休日は地元の友人や家族、親戚といつでも過ごせる環境は、自分にとってストレスが少なく安心して生活できる場所だと考えたためです。

My Work
Q3.商品技術ってどんな仕事?
私の所属する部署は、コンデンサの販売促進支援と開発支援を主な業務としています。具体的には、担当するコンデンサの開発・販売戦略の提案を通じて、将来的な開発の方向性を決定しています。お客様に喜んでいただける商品や、どのようなスペックの製品を開発すべきかを企画し、出雲村田の商品の魅力を効果的に伝える方法を日々検討しています。
私たちの最も重要な業務は開発ロードマップの作成です。ムラタグループ本社の販売促進チームが得た顧客情報に基づき、具体的な開発計画をロードマップとして策定します。年に一度、出雲村田だけでなく、ムラタグループ本社の販売促進チーム、原料開発チーム、福井村田製作所のメンバーなど、関連部署が一堂に会し、この開発計画について深く議論します。
2024年度は、参加者が楽しめるよう各アイテムを海の生きものに例えるなど、遊び心を加えた発表会を実施し、多様な部署や役職のメンバーに好評でした。

Q4.私の役割
日々の業務では、作成したロードマップに沿って、開発アイテムに関する調整を行っています。具体的には、ムラタグループ本社の技術販促メンバーや出雲の商品開発メンバーと密接に連携し、開発と販売促進の橋渡し役として両者をサポートしています。
Q5.仕事をするうえで大切にしていること
恩を返す働き方で成長と信頼を築く。
周りの人の力を借り、その恩に報いることを大切にしています。自分だけで解決しようとせず、相談や協力を得ることで新たなアイデアが生まれ、成長も早まると実感しました。職場には優しい先輩方が多く、日々多くのアドバイスをいただいています。お世話になった方々には、自分が力になれる時に積極的に協力するよう心がけており、その姿勢がチームの信頼関係構築にも役立っています。
Q6.ターニングポイント
特に印象に残っている仕事は、2年目の冬に中国出張へ行ったことです。普段海外で営業を行っているエンジニアに、自分たちの商品化構想を説明に伺いました。上海、深圳、北京の3拠点を2週間かけて周り、実務を開始してから半年ちょっとでのチャレンジでしたが、課の代表として自分の担当アイテムだけでなく担当外のアイテムについても資料をまとめて作成し、説明することができました。難しい内容を慣れない英語で説明することに不安がありましたが、このような機会を実務開始後半年で経験させていただき乗り越えたことで、どんな業務でも自主的にチャレンジできるような精神力を養うことができました。

ある1日のスケジュール
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8:00
出社
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9:00
会議説明資料作成
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9:30
ムラタグループ本社の技術販売促進チームとのミーティング
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10:30
商品開発や製造技術メンバーとのミーティング
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11:45
昼休憩
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12:30
昼礼
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12:40
係ミーティング
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14:00
メールの対応や資料作成などの事務処理
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16:00
出張
Career Story
Past:これまで
新入社員として入社し、実習や実務を通して基礎的な内容を学んできました。
特に商品開発部と合同で実施したコンデンサの設計実習では、商品を開発するプロセスや難易度の理解に加え、開発するうえで重要なポイントについても理解を深めることができたので、今の業務をするうえで重要になる土台を築くことができました。
Present:現在
担当の業務をこなしながら、他部門にまたがるチームの統括と運営を実施し、プロジェクトの中心として活動しています。自分で作成した開発計画を示すロードマップを、実際に販売促進をしている海外拠点のメンバーに共有しに足を運んだり、実際に販売促進メンバーに同行し、得意先に直接売り込みに行ったりしています。
Future:将来
多部門連携の中心となり、将来を切り拓く存在になりたい。
複数の部門が共同して進めるプロジェクトの中心になるためにはより全体を俯瞰的に見る力が必要なので、そういった視点を持てる人材になりたいです。また、全体を統括する機会が多いので、この人には着いていきたいと思われるような信頼される人材に成長していきたいと思います。