Interview 08/19

新卒入社/事務系総合職

需給をつなぎ、
納期調整を担う架け橋

生産管理

2022年入社 教育学部 自然環境教育専攻

Q1.入社を決めた理由

地元が誇る出雲村田へ。

小さい頃から学校の先生になりたかったのですが、教育実習のとき、一人で授業をするよりも学科の同期と授業案を練っている時間の方が楽しく、同じ目的に向かってチームで働く企業就職の方が向いているかも、と直感的に思い民間企業での就活を始めました。
子どものときから出前授業や会社見学で出雲村田を知る機会があり、就活時に説明会などを通して、改めて地元島根が誇れるグローバル企業だと感じ入社を志望しました。
また、福利厚生が充実していてライフワークバランスを取りながら女性でも働きやすい環境だと思ったことや、実習や研修制度が充実していて成長の機会が沢山用意されていたことも理由です。教育学部出身だと基本的にどの民間企業に入社しても専門外になるので不安でしたが、この環境なら成長できるかもしれないと思いました。

Q2.島根県で就職した理由

自分を育ててくれた地域社会の一員として働きたいと思ったからです。また、地元で就職すると友達や家族が近くにいるのでプライベートの関わりを大切にすることができますし、土地勘があるので生活面の苦労も少ないと思いました。

My Work

Q3.生産管理ってどんな仕事?

私の所属する部署は、顧客の要望納期に合わせて製品出荷し 顧客満足度の最大化を図る役割を担っています。
主な業務としては、売上予測を基に工場の生産計画を立案し、生産遂行や在庫の管理を行っています。
また 顧客の所要は日々変動するので、営業部門と連携して納期調整も行います。お客様と工場のかけ橋として 需要と供給のバランス管理を担当しています。

Q4.私の役割

カスタマー対応のリーダーとして納期調整をすることが主な仕事です。
顧客の所要変動に応じて注文状況も日々変わっていくので、「もっと早く出荷してほしい」「数量を増やしてほしい」といった納期調整の案件は毎日発生します。
製造に特急生産を依頼したり、営業担当者に納期をどこまでなら延長できるか確認して落としどころを検討したりと、沢山の方の協力を得て問題解決をめざします。
生産トラブルが発生した際には 約束している納期に影響が出ないよう、各部門と連携してアクションを決定していくこともあります。また、担当製品について今後の売上を予測するのも仕事の一つです。上記のような突然の所要変動を前もって予測しておくのは難しいですが、過去の売上傾向や受注状況、市況変化などを踏まえて”いつどれだけ売れるか”を見通します。これが後に工場を動かす生産計画の基盤になるので、大切な仕事だと思います。

Q5.仕事をするうえで大切にしていること

目的意識を持つ、という基本に立ち返る。

業務の目的を常に意識して取り組むことです。忙しい中でも、目的を達成するためにより効率的な方法を考え、無駄な作業や会議を減らすよう心がけています。また、依頼内容だけでなく相手の目的を理解し、期待以上の成果を出すことで信頼関係を築けると感じています。
仕事に慣れてきた今だからこそ、あらためて大切にしています。

Q6.ターニングポイント

特に印象に残っている仕事は、倉庫で保管している不要在庫の圧縮に向けた取り組みです。工場では毎日大量に製品を作り倉庫に送っていますが、中にはお客様の注文キャンセルなどで売れないまま保管され続ける在庫もあります。食品に消費期限があるのと同じでコンデンサにも出荷可能期限があり、それを過ぎると廃棄等の処理が必要になります。そういった不要な在庫の対応をするのも生産管理の仕事です。関係者とのMTGを重ね、期限の近い在庫の見える化や処理体制の構築を行い、目標だった不要在庫ゼロ化を実現しました。イチから仕組みを作るのは簡単ではありませんでしたが、沢山の方に協力いただいてトライ&エラーを繰り返し目標を達成できた経験でした。

Q7.出雲村田の推せるところ

コミュニケーションが活発で、チームワークを大切にしている点です。生産管理の仕事は一人で完結することはほとんどなく、日頃から情報をタイムリーに共有し、他部門とも足並みを揃えながら業務を進めています。
また、ミスや欠員があっても責め合わず、チームでカバーし合う文化が根付いています。業務のシステム化が進む一方で、いまだ人の手による作業も多く、ヒューマンエラーは避けられません。そのため、失敗を次に活かす姿勢を大切にし、チーム全体で改善に取り組んでいます。

Q8.メンター制度や教育体制

工場実習期間を含めて1年半と、たっぷりOJT教育期間が用意されているのが魅力だと思います。教育内容は課によりますが、私が入社した際は、まず2か月間、講義や工程見学、座談会などの受入教育で生産管理業務の概要を学び、工場実習で製造現場の取り組みを理解しました。その後 納期担当実習で実務を経験し、実際にリーダー業務を始めたのは入社して1年近く経った頃でした。教育内容が充実していたおかげで、大きくつまずくことなく安心して業務に取り組めています。現在は私が新入社員のOJTを担当しており、自分が当時してもらって嬉しかったことや今役に立っていることを これから新人向けの教育内容に織り込んでいきたいと思っています。

ある1日のスケジュール

  • 9:00

    問い合わせ対応

  • 10:00

    会議参加

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    係ミーティング

  • 13:30

    納期調整

  • 15:00

    受注状況確認

  • 17:00

    製造ミーティング

Career Story

Past:これまで

半年間の工場実習後、生産管理課へ帰任し、納期調整実務や在庫管理、売上計画作成などを学びました。

Present:現在

顧客の需要変化にいち早くキャッチアップするため、より精度の高い売上計画作成手法を検討しています。

Future:将来

「何とかしてくれる」存在になるために、幅広い経験を積み続けたい。

適正在庫量を保持する仕組みづくりや、より最適な納期調整体制の確立によって、ムラタの供給力向上に貢献したいです。また他部門の方から「この人にお願いすれば何とかしてくれる」と思ってもらえるように、トラブルのようなイレギュラー案件も含め 幅広い経験を積んでいきたいです。

志望者の方へのメッセージ

就職活動をしていると、自分が本当は何をしたいのかよく分からなくなったり、自信が無くなったりすることもあると思います。孤独を感じる瞬間もあるかもしれませんが、周りの人がかけてくれる言葉を大切にして、自分らしく働ける素敵な企業を前向きな気持ちで探してみて欲しいと思います。個人的には、この企業なら絶対に良い人生になるとか、この企業は絶対に自分には合わない、というような正解不正解はないと思います。どの職場でも入ってみないと分からない部分はありますし、入社してから自分がどう振舞うかの方が大切な気がします。もし、そのうえで出雲村田に魅力を感じた方がおられたら、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています!

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