Q:どんな就活をしましたか？

A:地元企業指向で、学んできた電子情報工学を活かせる会社を希望していました。セット製品のメーカー、IT関連企業などに就活をしていました。

Q:小松村田製作所に就職した決め手は？

A:二つあります。ひとつは「社是」。“技術を練磨し 科学的管理を実践し 独自の製品を供給して 文化の発展に貢献し・・・”というフレーズです。そういうところに着目する学生は少ないかもしれませんが（笑）、あの言葉に「いいなあ」と共感しました。もうひとつは社員の雰囲気。合同説明会や会社訪問でお会いした人たちから、「ここならやっていけそう」「自分に合っている」と直感しました。

Q:今はどんな仕事を？

A:新入社員研修が終わって配属されたのがモールディング工程。製品を樹脂でコーティングし完成させる工程です。私たちに求められるのは、工程のさらなる改善。工程の現状を見て、どうすればもっと時間短縮できるか、トラブルを無くすことができるか、品質の歩留まりを良くすることができるか。その改善案を出し、実行することです。

Q:入社1年目でできるのですか？

A:もちろん最初は全く分かりません。しかし先輩に付いて教えられながら工程を見ていくと、なんとなく気になるところが見えてくる。そんなところから、さらに詳しく調査し、仮説を立て、自分なりの改善案を先輩や上司に打診します。もちろんそのほとんどは、先輩たちからすれば「お見通し」で分かり切ったことなのですが（笑）けれどその中にも「これは！」と思ってもらえるものがあって、そこを上司のアドバイスを受けながら掘り込んでいきます。

Q:会社の魅力はどんなところに？

A:やりたいことをできる、社員の意志を尊重してくれる会社だと思います。自分なりの「これをやりたい」が見つかればそこに進んでいける、そんな風土がここにはあります。