ムラタの人01技術系・2017年入社(金型設計技術)

2017年入社 金型設計技術に携わる社員(取材当時)の写真
技術系
2017年入社 金型設計技術

仕事内容を教えてください。
また、どんなところにやりがいを
感じていますか?

コネクタを製作するための金型の設計・開発をしています。商品設計者から提案された製品形状を金型で製作する方法を考え、打ち合わせを重ねて製品形状を決定します。製品形状が決定したら、CADを用いて金型を設計し、金型の組立、調整を行い、サンプルを作成します。

製品形状を決めるところから、製品が出来上がるところまで全てに関わることができるので、製品について深く知ることもでき、愛着もわいてきます。私たちの作製した製品がスマートフォンの最先端通信技術を支えていると考えると誇りに思いますし、やりがいを感じます。

印象に残った出来事や
苦労したこと

サンプルの客先での評価で合格判定をいただき、受注がかかると量産移管しますが、ある製品で量産開始後、試作段階では発見できなかったトラブルが発生し、稼働率が下がり、客先への製品出荷が危ぶまれることがありました。そのトラブルに対し、製造技術や生産技術と発生状況を共有し、互いが納得するまで何度も議論して搾り出した対策で撲滅し、稼働率の大幅向上、安定稼動につなげることができました。対策がうまくはまらず結果が出ない時期が長く続いたので苦労しましたが、組織間の連携も強まり、良い経験となりました。

鯖江村田製作所に
入社を決めた理由

私がムラタを知ったきっかけはムラタセイサク君のCMです。小さなころからロボットやモノづくりが好きだったので、不倒停止を可能としているムラタの技術力の高さに惹かれました。

いくつかの会社を訪問しましたが、モノづくりの話を始めたとたん社員の表情が活き活きしたのはムラタだけでした。自分の関わるモノづくりに対して誇りと愛着を持てることにうらやましさを感じましたし、私が自身の仕事を説明するときに同じ表情ができるのはどこの企業かと考えたときに、それを実現できるのはここしかないと思い、入社を決意しました。

2017年入社 金型設計技術に携わる社員(取材当時)の業務風景

学生の皆さんにメッセージや
アドバイスをお願いします

会社説明会やインターンシップなど、さまざまな企業の方と話をする機会があると思います。はじめは大半の人がなんとなく流れで話を聞く程度だと思います。ですが、その中で少しずつでいいので自分の働くイメージを作り上げていってください。イメージが仕上がってきて、そのイメージとピタッとはまる企業が現れたらそこがあなたが輝ける場所だと私は思います。実際、私も今の職場がとても気に入っていますし、ここを選んだことは正解だったと思っています。

ムラタの人