CAREER STORY

INTERVIEW

キャリアで培ってきた経験と強みを活かしてムラタのイノベーションに貢献していく

機能デバイス事業部 商品技術部

2006年入社 文学部 国際インスティテュート

VISION

キャリアを通じてムラタのモノづくりにどう貢献できるかを考え続ける

ムラタの技術によるイノベーションやモノづくりに「どういう形で貢献できるのか」を常に自分に問いかけています。自分のこれまでの経験・スキル、そして強みである業務改善能力を活かしながら、会社が目指す「科学的管理の実践」や「独自の製品の供給」につながるような貢献がどのようにしてできるか、継続して模索しています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

1年目〜2年目

職種:事務系 商品技術アシスタント

勤務地:村田製作所 野洲事業所

サンプル発送業務や庶務など、技術アシスタントとしての基本的な業務を習得しました。先輩や上司から多くのことを教わり、特に「まじめであること」がその後の働き方の基盤となったと実感しています。この経験を通じて、職場での信頼関係やチームワークの重要性も学ぶことができました。

3年目〜6年目

職種:事務系 商品技術アシスタント

勤務地:村田製作所本社

輸出管理業務と環境負荷物質管理業務を担当し、グローバルな企業であるムラタの「CSR(企業の社会的責任)」や「コンプライアンス(法令遵守)」に貢献できることを誇りに思っていました。ただ、学生時代に学んだことと直接関係のない業務も多く、どのように自分ならではの付加価値を発揮できるのか、模索することも多かったです。この経験から「自分にしかできないこと」や「自分がやりたいこと」について深く考えるようになり、自分のキャリアを見つめ直す良い機会となりました。

6年目〜12年目

職種:事務系 商品技術アシスタント

勤務地:村田製作所本社

パブリシティ・拡売の業務を担うこととなりました。担当商品のweb上での見せ方を「構想~コンテンツ作成~公開」まで担当し、自分の頭の中にあるアイデアが形になって世界中に発信されるのを見届けた時にやりがいと達成感を感じました。また、社外の展示会に参加した際にお客様と顔を合わせることができ、自分の仕事と社会の関わりを実感できて嬉しかったです。一方で、昇格を目指して仕事に取り組んでいましたが、なかなか結果につながらず、今後のキャリアプランを見つめ直すきっかけになりました。

13年目〜15年目

職種:休職(帯同休職制度)

配偶者の海外赴任に伴い、帯同休職制度を活用して台湾で過ごしました。この制度のおかげで、帰国後に再就職活動をすることなくムラタでのキャリアを継続できて本当に感謝しています。キャリアが一時的に保留されることに悩む時期もありましたが、現地で中国語を学んだり、貿易実務、メンタルヘルス・マネジメント検定の勉強をするなど、自分の成長につながる有意義な時間を過ごすことができました。

16年目〜

職種:事務系 商品技術アシスタント

勤務地:村田製作所本社

休職後、同じ職場に戻りましたが、一度仕事を離れたことで既存の業務を客観的に見られるようになったと思います。また、海外での生活経験を通じて、自分の常識・価値観が必ずしも普遍的ではないと気づきました。この新たな視点から、従来の作業の効率化やDX推進を通じて、ムラタの人々がモノづくりのために本当に必要なことに専念できる状態を目指しています。今は「業務改善を通じてムラタのイノベーションに貢献すること」が、組織の中での自身の役割・使命だと信じて取り組んでいます。

VALUE

さまざまなメンバーが持つ多様な視点やアイデアを活かす

自分とは異なる性格や考え方を理解することを心がけています。ある打ち合わせの際、発言がなかったメンバーと個別に話してみると、実は豊富な意見やアイデアを持っていることがわかりました。この経験から「言葉にしない=存在しない」ととらえるのはもったいないと気づきました。仕事はまわりとの協力が必須ですが、得意なコミュニケーションの方法は人によって違うという認識を持つことは、多様な視点を活かせる環境づくりにつながると信じています。

DREAM

海外も含めたムラタ全体の業務改善を推進し事業に貢献していく

ムラタの業務改善のアンバサダー(推進者)として、自部門だけでなく他部門、他事業所、そして海外拠点を行脚して、事業貢献につなげていくことが夢です。

プライベートの過ごし方

社会人になってからギターを始めました。演奏中は完全に仕事のことを忘れて集中でき、とても良いリフレッシュ方法になっています。

志望者の方へメッセージ

就職活動の中では「志望動機」や「入社したらやりたいこと」を問われる場面が多くあると思います。企業で働くという経験がない状態で、想像だけでそれを語るのは大変なことだと思います。私自身、本当に「自分という人間がどうやって社会や会社の役に立てるか」「何がしたいか」は、会社に入って経験を積んでやっと見えてくるものだと実感しています。みなさんも短時間の面接などでうまく想いを伝えられず、どのように社会人としてスタートできるのか心配になることもあるかと思います。そして企業も、学生のみなさんにどのようにやりがいと成長を目指した働き方をお伝えできるか、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。ぜひ前向きに、自信を持って、自分の夢や目標に向かって挑んでほしいと思います。