生産管理の役割について
生産管理は、生産計画の立案、資材管理、納期管理、出荷管理まで幅広い業務を行っています。まず市場の動向をリサーチし、製品の長期的な需要予測を立て、その需要予測をもとに生産計画を立てて工場全体の指針とします。そして、円滑に生産活動が行えるようにフォローしていきます。いわば、工場の「コントロールタワー」の役割を担っています。
現在の仕事内容
私の業務に求められているのは、需要の変化をいち早くキャッチし、お客様が求める製品の供給を確実にこなすことです。そのためには営業部門と綿密に連絡を取りお客様を理解することが重要で、また、需要の変化にフレキシブルに対応できるように前もって準備を進めておくことも必要です。どちらも一人でできる仕事ではなく各課と連携して進めていきます。そのため生産管理は、様々な部署の人と一緒に仕事をしていく職種といえます。
職場環境・ともに働く仲間について
私の部署のスタッフルームはとても広く、各機能がひとつの部屋に集まっていて非常にコミュニケーションがとりやすい環境ですね。同じ目標が共有できているため、それぞれが自分の役割を認識し分業がしっかりとできています。また、組織として若手に実務を回すような体制になっているため、実務はほとんど私にまかせてもらっています。私の上司は、仕事面だけではなく、プライベートでもご飯に連れて行ってくれるなど、部下に寄り添ってくれますね。
大変だったこと
お客様に出荷すると約束していた商品が、品質異常で出荷できないという判断になり、納期に間に合わない危機的状況に陥ったことがあります。あの時は本当にたくさんの方々に協力していただきました。製造にはできる限り特急で加工できる段取り、技術／品質管理には品質異常を再発させない対策、出荷部門には物流期間の短縮のための手配など、関係者と密に調整ができたおかげで、約束通りお客様に商品を届けることができました。
印象に残った出来事・仕事
課題が複数あり、お客様に満足いただける生産計画をどうしても立てることができなかった時がありました。その際、各課の担当者の方々がすすんで協力してくれて、さらにはお客様とも交渉をして、なんとか調整することができたんです。あの時、各課のみなさんが自分の負荷が増えるにも関わらず、お客様第一で協力していただいた姿勢にとても感服しました。
今後の目標
将来、海外での仕事に挑戦したいと考えています。もっとお客様の立場にたってお客様と工場を結ぶ仕事や、ビジネスを拡大していく仕事など、ムラタとしてのグローバルな事業を牽引していけるような、そんな役割を担うことが目標です。
Messageー学生の皆さんへー
インターンや会社説明会など、実際にその会社に行ってみて初めて感じることがあると思います。その感じたことが自分にとって真であり、その感性を大切にして会社選びをしてほしいと思います。よりたくさんの会社に足を運んでみてください。「ここで働きたい」と思える会社がきっと見つかります。
- ある日のスケジュール
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8:20 始業・朝礼 8:30 製造遂行ミーティング 9:00 メールチェック 11:00 新商品立ち上げプロジェクト 課題整理打ち合わせ 12:30 お昼休み 13:15 メールチェック 13:30 3拠点生産管理 Daily ミーティング 14:30 生産計画作成／修正 16:50 退社 17:30 ジム
- プライベートについて
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