「製品の最終番人」として
各部門と協力して
出荷する製品の品質を見極める

「製品の最終番人」として
各部門と協力して
出荷する製品の品質を見極める
総合職 技術系
品質管理 2018年入社
情報工学

品質管理の役割について

モノづくりをする上で、品質・コスト・納期・安全面を考慮することが必要とされています。
その中で、品質管理は品質第一優先で物事を考える立場になります。いわば工程における「品質の最終番人」です。作った製品が、品質に問題ないか?出荷してお客様に迷惑をかけないか?という視点で適切な判断を下す必要があります。それ故に、出荷した製品については、品質管理課が全責任を負うため、甘えが許されない立場です。

業務中の様子

現在の仕事内容

主にスマートフォン向けで使用される「コンデンサ」の品質管理を担当しています。具体的にいうと、不良が発生して品質に問題がある製品が出た場合、出荷するかどうかの判断を行い、さらに、不良が発生した根本原因を追及し低減施策を検討します。また、お客様からの品質クレームの撲滅を目指し、その原因となっている異物の「低減プロジェクト」をリーダーとして推進しています。

職場環境・ともに働く仲間について

私の部署には、フランクな方が多いですね。忙しそうだなと思っても、話しかけるとやさしく答えてくれ、わからないことも気軽に聞くことができます。業務中は黙々と仕事をこなしている方が多い一方で、定時後のちょっとした時間では談笑することもあり、私にとっては居心地のいい空間です。

業務中の様子

大変だったこと

プロジェクトリーダーとして、自分よりキャリアが長い方々をまとめていくのは、とても難しいことだと痛感したことがあります。私の提案や意見がうまく伝わらず、みなさんの理解を得られないまま進めてはみたものの、打ち合わせに欠席される方も出てきました。しかし、諦めない心で何度も自分の考えを伝え続けることでなんとか理解を示してもらえ、プロジェクトを進めることができました。

印象に残った出来事・仕事

リーダーとしてプロジェクトを推進する中で、1年の歳月をかけて、不良の根本原因となっている異物を発見できたことです。品質管理課に配属されてからそのテーマに取り組み、調査と対策、効果の確認を何度も行ってきましたが、成果が出ないことがほとんどでした。そんな中で、未熟な私にたくさんの方が協力してくださり、1年をかけて真の原因を発見できた時の喜びは、なんとも言えないものでしたね。

業務中の様子

今後の目標

品質管理課は「製品の最終番人」として、品質が本当に担保できているか、出荷しても問題ないかを判断します。判断する際は、製品を作る製造企画、工程改善を行う製造技術と話し合いますが、工程や製品の広い知識を持っている必要があるため、一度それらの部門で業務をしてみたいと思っています。

Messageー学生の皆さんへー

会社訪問や企業説明会などの際に、企業や社員の雰囲気を「感じる」ことをおすすめします。私がムラタに入社しようと決めたのは、社風の良さ、人事の方の人柄の良さを感じたことが理由のひとつです。実際入社して、様々な人のやさしさにふれ、あの時感じたことは間違ってなかったと確信しています。「社風」を感じ取ることを大事にしてみてください。

ある日のスケジュール
8:20 始業・朝礼
8:25 朝ミーティング
9:00 担当グループ定例会
10:30 他部署との打ち合わせ
11:40 昼食
12:30 他部署との打ち合わせ
14:30 プロジェクト打ち合わせ
15:30 プロジェクト調査
17:30 まとめ
18:00 退社
プライベートについて
飲み会の様子
仕事終わりには、会社のテニスクラブで汗を流すことが多いですね。また週末には同期と飲みに行くことも多く、歓送迎会や忘年会では多くの社員が参加して楽しんでいます。何もない土日は、カメラ片手に愛車で遠出をして、写真映えしそうな風景を撮っています。