社員座談会
~アシスタント職の働き方~

プロフィール

専攻:経済・経営・商学

製造技術
(2018年4月入社)
多様な用途特化型コンデンサを取り扱う製造部の技術課に所属しています。現在は、車載品の工程管理や新商品の受け入れといった業務を担当しています。

専攻:その他文系

商品開発
(1999年4月入社)
コンデンサのモノづくりに必要な購買品の変更管理・仕様書管理、それに関わる業務のプロセス改善やシステム構築担当をしています。今は、コンデンサ国内外生産工場で購入している部資材の品番統一、バラエティ抑制などの業務を行っています。

専攻:生活科学

人事
(2013年4月入社)
人事課の仕事は多岐にわたり、以前は福利厚生に関連した業務を担当していました。現在は、新卒・中途採用活動、障がい者雇用事務、製造請負・派遣管理事務、期間従業員管理、表彰などを担当しています。
今回はアシスタント職の方々に集まっていただきました。福井村田では、どのような働き方をしているのか、じっくりと聞いていきましょう。

福井村田に入社を決めた理由

- まずは、みなさんが福井村田製作所に入社しようと思った理由をお聞かせください。

製造技術(2018年4月入社)
私は生まれも育ちも福井県です。そして大学で学んでいたのも、福井の地域経済について。ですから、将来は福井県に住みながら、世界に役立つ仕事に携わりたいという想いがありました。また、結婚、出産、育児、介護といった、家庭と仕事の両立ができることも条件のひとつでした。そうなると、福利厚生がしっかりとしていて転勤がない企業が候補に上がります。そんな条件をすべて満たしていたのが福井村田だったんです。
商品開発(1999年4月入社)
私も就職活動をしていた頃は、長く働き続けることのできる、つまり、結婚後も仕事を続けられる会社で働きたいと思っていました。当時はスマホなどがなく情報を容易に入手できる環境ではなかったため、会社に直接赴いて説明を聞くことが多かったですね。その中で、社員の方の話を聞いてイキイキと楽しく仕事しているという印象を持ち、福井村田で働きたいと思いました。
人事(2013年4月入社)
就職活動中の企業研究の時点から福井村田にはとても興味があったのですが、いちばんの決め手となったのは、採用担当者とお話した時「この人と働きたい」と思ったことでした。氷河期時代に就活をしていたこともあり、採用担当者の対応が冷たい企業もある中、福井村田の採用担当者の方は違っていました。人にやさしい、あたたかいといった雰囲気を感じ取り、ここなら私が私らしく働けて、会社の力になれるのではないかと思ったんです。
座談会風景

業務のやりがい

- 今まで業務を行ってきた中で、どんなことにやりがいを感じていますか。

人事(2013年4月入社)
人事課として開催した会社説明会に、先輩社員に先輩として参加してもらったことがあります。その時、学生から「この会社に決めた理由」を聞かれた社員の一人が私の名前を出し「この方と働きたいと思った」と言ってくれた時はとても嬉しかったですね。自分の就活時代に対応してくれた採用担当者に近づけたような、自分の頑張りが採用につながったような、そんな気がして今でも仕事の励みになっています。
商品開発(1999年4月入社)
自分の改善・提案が取り入れられた時や、その改善によって他部門の方から感謝の言葉を言われると、また次も頑張ろうという気持ちになります。また、業務を通して視野が広がっていると私自身は感じており、今までの経験を生かした提案もできているのではと思っています。
製造技術(2018年4月入社)
最近では少しずつ質問される側になり、教えることが増えてきました。頼りにされているということは、日々のやりがいにもつながっています。とはいえ、入社してまだ日が浅いので未熟な部分も多く、人に伝えるために自分がわからない部分はしっかり情報収集して理解するよう努力しています。一般的な情報だけではなく、さらに有益な情報をプラスして伝えることが、相手だけでなく自分のレベルアップにもつながっていると思います。

仕事内容について

- どのような仕事をどのくらいの裁量を持って業務を行っていますか?

商品開発(1999年4月入社)
私はアシスタント職として入社し、キャリアを積んだ後、会社の制度を使って総合職に転換しました。アシスタント職の頃は、業務の一部のということが多かったですが、総合職となった現在は、自身が主体となって業務を行っており、ほとんど任せられている状態です。成果を求められるプレッシャーや不安を感じることもありますが、自分の判断で物事を進めたり、いろんなことにチャレンジしたりすることで、成長につながればと思っています。
製造技術(2018年4月入社)
車載品のライン業務を担当しており、具体的な内容としては、日々の工程異常対応や不具合品の解析、不良率のデータマイニングなどを行っています。また、最近では開発からの新商品の受け入れも担っており、新商品の初期流動管理も任されるようになってきました。入社して2年目で徐々に幅広く業務を任されるようになり、できる仕事が増えているのが嬉しいですね。
人事(2013年4月入社)
アシスタント職なので、基本的には事務作業を行っています。事務作業というと簡単に聞こえるかもしれませんが、従業員や社外の方の生活に関わる重要な作業を任せてもらっています。大きな責任を感じると同時に、その作業をミスなく行うことができた時は達成感を感じますね。総合職のサポートをしたり、人事課員やその他の部門の方と協力し合って業務をすることもあるため、コミュニケーション力が大切だと感じています。
座談会風景

職場の雰囲気や環境

- 今いる部門の雰囲気はどうですか。どんな上司や先輩がいますか。

商品開発(1999年4月入社)
福井村田の社員は、責任感が強く与えられた業務をきちんと行う人が多いと思います。私の部署では世代は関係なくなんでも気軽に話せて、私が突発的な休みをとってもフォローしてもらえたりと、チームワークがとてもよく、日々感謝しかありません。
製造技術(2018年4月入社)
毎日部門を超えて様々な人と話す機会が多くあります。どの人たちも、とても親身でやさしい人ばかりなので仕事がしやすいですね。多くの人が支え合い、情報を共有しながら仕事をすることで、より良い結果が生まれているのではないでしょうか。また、上司との距離感も近く、何でも話しやすい職場だと思います。
人事(2013年4月入社)
福井村田は仕事とプライベートのメリハリがつけられる会社です。一緒に働いているアシスタント職の方は、仕事と家庭を両立しているママが多く、みなさんやわらかい雰囲気でコミュニケーション能力も高く、それに加えて仕事はキッチリこなしています。それがカッコよくて尊敬しています。
座談会風景

ワークライフバランスの充実度

- 仕事と家庭の両立はどのくらい実現できていますか。また、その実現のために会社はどんなサポートをしてくれますか。

商品開発(1999年4月入社)
子供の成長に合わせて、時短勤務、通常勤務、フレックスタイム勤務といった勤務制度を活用しています。また、最近では在宅勤務制度も利用し、集中して効率よく業務を進めることができています。有休も取得しやすいですね。そのため学校行事にも参加でき、子供たちの頑張っている姿に刺激を受け、私も頑張ろうって思えることがあります。仕事もプライベートも、とても充実していますよ。
製造技術(2018年4月入社)
私の部門も有休が取りやすい環境で、プライベートな予定が立てやすく、趣味を十分に楽しめています。また、時間単位有休制度もあり、急な用事にも対応できるのでとてもありがたいです。将来、育児や介護などで突発的な用事ができた際もそういった制度があると非常に安心できます。
人事(2013年4月入社)
結婚休暇を使って新婚旅行に行った際には、会社も快く送り出してくれたので、安心して旅行に行くことができました。また、福井村田は産休・育休復職率100%という驚異的な数字を持っているので、結婚が決まった時、退職することは一切考えませんでした。そういう会社って珍しいんじゃないでしょうか。整った制度のもと、従業員一人一人が長く働ける会社だと思います。

今後のキャリアプラン

- 最後に、未来のどんな自分を想像しているのかをお聞かせください。

商品開発(1999年4月入社)
子育てが一段落してからキャリアアップを考えようと思っていましたが、時短勤務の社員でも受験資格があり、チャンスがあるならとアシスタント職から総合職へチャレンジしました。簡単なことではなかったですが、今後も子供たちに「ママも頑張ってるよ」と胸を張って言えるように、いろんなことにチャレンジしていきたいですね。
製造技術(2018年4月入社)
同課の先輩を目標とし、総合職の方々からも頼られるアシスタントを目指しています。担当している製造工程や設備に関する知識をさらに身につけ、自ら考え行動することをテーマに、求められる以上の結果を出し続けていきたいですね。そのためには、日々の仕事のやり方に満足するのではなく、より効率的でわかりやすい方法はないかを模索し、業務改善に取り組むことが大切だと考えています。
人事(2013年4月入社)
入社当時からいろいろな経験をさせてもらってますが、人事課の業務は幅が広く、まだまだ経験が足りないと感じています。これからもいろんな業務を経験して力を蓄え、困っている人がいたら力になっていきたいです。仕事と家庭の両立にも励みたいと思っているので、いつか「人事課スペシャリスト」兼「家庭を守るママ」になりたいと思っています。
座談会風景
- アシスタント職の方々は、会社の制度を利用しながら仕事に家庭にと、充実した日々を送っているようです。ムラタのため、福井のため、これからも頑張ってもらいたいと思います。
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