BUSINESS
情報システム(技術アシスタント)の業務内容と流れ
生産現場のスマートファクトリー化を推進し、「人に頼らない・負荷をかけないモノづくり」と「顧客の安心・信頼を勝ち取る工程管理」を実現するため、設備やシステムの設計・開発を行っています。担当している製品は、ムラタのコア技術である多層積層と独自の高機能樹脂材料からつくられる基板「メトロサーク™」。顧客、製造、データ活用側など、様々な目線から見て利用しやすいシステムを構築するために日々奮闘しています。

WORK
顧客や現場の声を
活かして、
最適なスマートファクトリー化を
顧客要求や製造現場からの要望をもとに、スマートファクトリーを目指した工程管理システムを導入していくことが私の仕事です。例えば、現場の作業者が手で行っている作業を自動化することで工数を改善し、ヒューマンエラーを防ぐことはもちろん、データマイニングのようにデータをより有効に活用できるようなシステムを検討します。
ユーザーに寄り添ったシステムを構築するためには、製造現場やデータ利用者と密にコミュニケーションを取ることが欠かせません。会話のなかで出てきた課題もキャッチすることで、他の課題と併せて解決できるような仕組みを設計していきます。
また、設備プログラムの開発も同時進行。システムと設備の連携やデータに問題がないか、意図した動作ができているかを都度確認し、デバッグ・修正を繰り返しつつ、情報システム部門と連携しながら導入を進めていきます。

1日のスケジュール
10:00
フレックスで出社。係内でプロジェクト進捗報告や課題相談、メールチェック
11:30
システム仕様検討・仕様書作成や、関係部門との打ち合わせなど
12:30
お昼休憩。課内メンバーと一緒に食堂で食事をとることが多い
13:15
設備データをシステムにアップロードするプログラムを開発
13:45
製造現場にて、プログラムやシステムのデバッグ
17:30
デバッグ内容をもとにプログラム修正。通信タイミングの調整が難しい!
18:30
退勤。帰宅後はランニングで汗を流したり、友人とご飯に行ったり
MISSION
現場の困りごとに
寄り添った
システムの導入・改善を
システム導入は、データを活用する側に寄り添うことがポイント。製造現場に近く、直接意見を吸い上げることができる開発部門だからこそ、関係部門との積極的なコミュニケーションを心がけています。関係部門の担当者と密に会話することで、今まで見えていなかった課題や些細な困りごとに気づくことも多く、できる限りシステム導入と同時に対応できるよう努めています。
また、システムを導入してから実際に運用するなかでも、ユーザーへの定期的なヒアリングは欠かせません。コミュニケーションの時間を確保することで小さなトラブルや不便さを感じているポイントを拾いやすくなり、「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」という改善案を積極的に提案してもらえるようになるんです。そこから都度追加で改善を加えていく……といった流れができると、関係者全員にとって好循環が築けるように感じています。

VISION
未経験からでも挑戦し
成長できる環境
大学時代は文系の学問を専攻していたこともあり、金沢村田製作所で未経験の業務に携わることに対し配属直後は不安でいっぱいでした。今でも知らないこと、分からないことだらけで勉強の日々ですが、周囲の皆さんに支えられながら成功体験を積み重ねてこられました。ムラタは拠点を問わず、どこに行っても親身にフォローしてくださる方ばかり。本当に、人に恵まれていると感じています。
今後の目標は、ここまで育ててくださった上司や先輩方、さらには会社に対して恩返しができるようになることです。そして、今まで教えていただいたことを、後輩にも伝えていけるような先輩になっていきたい。そのために、これまで以上に積極的なコミュニケーションや、より広い視野を持った検討を重ね、ムラタにとって利のある、利用者の皆さんに寄り添った工程管理システム構築を目指していきたいと思います。

プライベートの過ごし方
連休を利用して旅行をすることが多いです。先日「仕事を頑張ったご褒美に!」とずっと欲しかったカメラを購入したので、カメラを持って散歩したり、旅行に出かけたりするのがとても楽しみです。