トップメッセージ

“ここにムラタがあってよかった”と言われるために

地域とともに歩む、ムラタの想い

村田製作所グループでは、「そこにムラタがあることが、その地域の喜びであり誇りであること、ムラタで働くことが、従業員の喜びであり誇りである企業でありたい。」という創業者の言葉を大切にしています。私たち金沢村田製作所は、電子部品の開発・生産を通じて世界のエレクトロニクスの発展に貢献するだけでなく、地域社会への積極的な関わりを通じて、地域の皆様に愛され、誇りに思っていただける企業を目指しています。この「ありたい姿」の実現に向けて、従業員・お客様・パートナー企業・地域社会をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様との「つながり」を大切にしながら、豊かな社会の実現に向け、事業活動を行っています。

モノづくり力No.1への挑戦

金沢村田製作所が携わるエレクトロニクス業界は、生成AIの進化、5Gから5G-Advanced、そして6Gへと進む通信技術、自動運転の実用化に向けた開発など、日々新しい技術革新が生まれる非常に変化の激しい分野です。こうした環境下において社会の変化をタイムリーにキャッチアップし、次の時代を見据えた製品と技術を提供し続けていくため、私たちは、開発・生産・品質管理など、モノづくりにおけるすべてのプロセスが「つながり」を持って連携し、チーム一丸となって価値を創出することを大切にしています。お客様の期待を超えることを目指し、現状に満足することなく、常に新しい挑戦を続けています。
職場では、フラットなコミュニケーションと、失敗を恐れず、変化をチャンスと捉えて挑戦する姿勢を重視しています。これまでのやり方にとらわれず、外部の良い事例を柔軟に取り入れながら、自分たちの強みを磨き、「モノづくり力No.1」を目指して日々進化を続けています。

これから仲間になる皆さんへ

ムラタが地域や社会から愛され、誇りに思われる企業であり続けるためには、私自身を含め、社員一人ひとりが自ら考え、行動し、積極的に多くの方と「つながり」を築きながら、実行していく姿勢が不可欠だと考えています。その「つながり」を生み出すために欠かせないのが、コミュニケーションです。私たちは、コミュニケーションを大切にしながら、新しいことに前向きに挑戦できる人材を求めています。ここで働く皆さん、そしてこれから仲間になる皆さんが、金沢村田製作所で働くことに誇りを持ち、ご家族や地域の方々から「金沢村田で家族が働いていること、この地域に金沢村田があることが自慢だ」と言っていただくことを喜び感謝しながら、温かく、そして力強い「つながり」のある会社であり続けたいと考えています。私たちとともに、未来を切り拓いていきましょう。皆さんとお会いできる日を、心より楽しみにしています。

代表取締役社長 山本 克彦

1989年、村田製作所に入社。本社、小松村田製作所などで生産管理/購買を担当。2013年には中国のShenzhen Murata Technology Co.Ltd(深セン)でモジュール製品関連事業に貢献。その後、複数拠点でマネジメント経験を重ね、2017年に小松村田製作所の事業所長に就任。2022年以降は本社にて村田製作所グループのモノづくり統括部に従事した後、2025年5月より金沢村田製作所の代表取締役に就任した。