トップメッセージ

福井発のグローバルビジネス

歴史の上に未来を作る マザーファクトリー

福井村田製作所は村田グループで最も歴史のある生産拠点であり、村田製作所の基盤事業であるMLCC(積層セラミックコンデンサ)・EMI除去フィルタの開発機能や生産機能を担っています。ここで開発された生産工法や新商品を量産軌道に乗せ、その後国内外の生産拠点に展開することによって世界で必要とされる先端商品を供給し続ける。そんな位置付けの会社です。

村田製作所が大切にしてきた価値観は「社是」に集約されていますが、その中に「独自の製品を供給して文化の発展に貢献し」という言葉があります。福井村田製作所は、まさにそうした村田グループの理念を実現するための生産拠点だと言えるでしょう。

福井村田製作所はグローバルな企業である一方で、地域との共生を大切にしています。1954年に最初の工場が建設された際、その入口には「この工場のあることがこの地域の喜びであり誇りであるように立派にしよう。この工場に働くことが私たちの喜びであり誇りであるように立派にしよう。」という看板が立てられました。
先人達の志ともいえるこの言葉は大切に引き継がれ、現在でも地域共生を考え行動する上での基本となっています。

代表取締役社長の写真1

ゼロからOnlyOneのイチを生み、1→100で市場に届ける

福井村田製作所は生産拠点でありながら、工法・商品の開発機能を持つことで、合理的に短期間で質の高い成果を上げてきました。つまり、アイディアを現実のモノにする作り込み技術でゼロからOnly Oneを生み出し、そこに量産管理技術を使って高品質・低コストのものに仕上げてゆくという流れを作ってきました。

さらに2026年から新たな拠点として新幹線越前たけふ駅前に立地する研究開発センター「C4-Labo.」(通称:シーラボ)を擁し、商品・工法・プロセス開発について新たなステージに挑戦することとなります。ここでは福井村田製作所の強みであった生産工場と開発機能の融合をさらに一段高めることになります。村田グループが有する知能、技術、熟練といった資源を生産拠点に近いところに集結させ、融合させることで過去になかった、すなわちゼロからOnly Oneの新商品・新工法を生み出し、併せて高品質でスピーディーな量産:1→100を実現することにより市場に届け、社会に貢献することを狙っています。

ちなみにC4-Labo.のC4とは、Change・Challenge・Collaboration with Communicationの略であり、異種技術をもったエンジニアが自由に交流できる空間、時間を提供し、そこから生み出されるアイディアに挑戦し、既存の概念を変えてゆこうという想いを表したものです。
ここでは新工法・新商品だけではなく、DXを活用した管理技術により従来の概念とは全く異なる工場の姿を描くことも期待しています。

代表取締役社長の写真2

自ら一歩踏み出して行動する人

日本の技術が世界をリードして強かったものが、過去10~20年で敗退してしまったものがあります。それはコピーし易い、または設備機器と材料を一式購入すれば作れてしまう製品だったとも言えるでしょう。

MLCCに代表される福井村田製作所の商品は、有機化学・無機化学・窯業技術・精密加工・物性解析・電気特性検査技術など、1人ではカバーしきれない要素が絡み合っています。だから優位性を保っているという見方もできます。だとすると高度な技術とチームワーク、さらに社内各機能との連携に強い技術系人材が求められるのは間違いないでしょう。
さらにそうした市場ニーズを調査・開拓し世界の顧客に売り込む販売力がなければビジネスになりません。

一方では人事・経理・環境などの管理機能や製造工場での安全、効率、品質、働きがい追求といった管理力なしには製造業は成り立ちません。

こうした多くの職種が存在しますが、福井村田製作所の人材として共通して期待されるのは、「一人ひとりがプロフェッショナルとして、指示を待たず自ら考えて行動し、新たなことにも失敗を恐れずチャレンジする。」というイメージです。もっとシンプルに言えば、誰もがOnlyOneの強みを持ち、積極的に変化を作る元気な人と言ってもいいのかもしれませんね。

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代表取締役社長 畑尾 直哉

2000年 村田製作所に中途入社後、人事・管理部門を中心にキャリアを積む。
2013年中国現地法人の無錫村田電子有限公司 管理部長、続いて福井村田製作所 管理部長を経て2018年村田製作所 人事部長就任。
2023年岡山村田製作所代表取締役社長に着任後、2025年7月より福井村田製作所代表取締役社長に就任。