MURATA 岡山村田制作所 RECRUITING SITE

岡山村田製作所は世界トップクラスの電子部品メーカー、村田製作所の生産事業所です。設立は1992年と村田製作所グループのなかでも比較的新しく、セラミックスをベースとする電子部品の製造を主な事業としています。扱う商品群は主に以下の3つです。

１）電子部品の原材料となるセラミック原料
２）インダクタ（コイル）
３）多層デバイス

それぞれの分野でニーズにマッチしたさまざまな商品を生産しています。普段の生活ではまず目にする機会のないものばかりですが、身の回りの電子機器、とりわけ高機能化が著しいスマートフォンには当社が手がける電子部品が多数使用されています。原料（セラミックス）の製造から商品（電子部品）の製造まで、一貫した生産体制をもつのも当社の大きな特徴のひとつです。

村田製作所の電子部品の多くは世界中のメーカーで使用されています。ショックセンサや積層セラミックコンデンサなど世界シェアNo.1の製品も多数あり、売上の90％は海外が占めています。当社が手がける製品も、アジアやヨーロッパ、アメリカなど世界中に展開する拠点を通じて海外で販売されています。部署によっては海外とのやりとりや往来も日常的で、社内には英語の研修制度もあります。「岡山にいながら世界の競合メーカーと勝負している」というグローバルな意識が、さまざまな現場の社員のモチベーションを高めています。

当社はいかなる製品にも品質の向上とコストダウンを求めます。日々製造工程を見直し、プロセスや設備を改善しています。こうした工場のレベルアップを実現するために、社員は知識を深め、技術を磨いています。情報を収集・分析し、一歩先を読んでいます。受け身の姿勢や現状維持をよしとしません。それぞれが自分で考え、自分から動きます。そして工場はひとつの大きなチームのように、上流から下流へとバトンを受け継いでいく。岡山村田製作所は自ら考える工場、常に進化する工場なのです。

近い将来、日本は全人口の3人にひとりが65歳以上という超高齢化社会を迎えます。影響は多方面に及びます。労働力人口の減少によって経済活動が鈍化。税収も減って、社会保障制度も大きな影響を受けます。こうした「2030年問題」は不可避の課題としてあらゆる企業の眼前に迫ってきています。当社は、来るべき社会の変化を的確に読んで市場のニーズを予測します。一歩先んじて技術を開発し、設備にも投資して生産体制を整えます。しかし、こうした対応は単に企業が存続するための術にすぎません。当社の目指すところはその先にあります。自分たちが手がけた製品が、社会が直面している課題の解決の一助になること。そして人々の生活に豊かさをもたらすこと。これが岡山村田製作所の普遍的なミッションなのです。