課の組織として係とは別に、師匠会、弟子会、アシスタント委員会、執行部会と、縦割りではないチームを形成しコミュニケーションを図っています。それぞれのチームでコミュニケーションをとり、同じ立場の人たちの意見や不満を上司や私に届くようにする、そんなことを行っています。また、課内の垣根を取り除くために、ワークショップ形式でディスカッションもしてもらっています。その中では、係、年齢、性別に関係なく、ランダムにチームを編成、その延長で誰とでも遠慮なく思いを言いあえる組織づくりをめざしています。
慣れるまでは、どんなことを話そうとか、どうコミュニケーションを取ろうか、といったことに考えがいきがちだったのですが、不思議なもので回数を重ねてくると、自然と同じチームになった方々への興味の方が強くなってきて、どんなことを考えているのか知りたい、という思考に変わっていったように思います。
最近だと、以前実施した職場内アンケートの結果について話しあう場がありましたね。
職場内アンケートの結果、「職場の雰囲気がいい」みたいな部分は良かったんですけど、仕事の量が多いと感じている傾向が見られたので、どうやって対策しますか、という話しあいをしました。みんなが同じぐらいの力量を持てるように技能継承を進めていこう、ほかの人の仕事を補ったりして平準化を図るようにしていこう、という意見や、優先順位のわからない仕事を減らす、最優先に取り組むものをマネジメント側で決定してほしいなど、今後に活かせる具体的な意見がでてきましたね。
少し話がそれますが、技能伝承を進める取り組みの中で社内掲示用のポスターをS.K.さんが作ってくれているのですが、そのポスターがプロ級で、こんな特技があったのか!とあらためて多彩ぶりに驚きました(笑)