4年目社員座談会

手を挙げればどんどんチャレンジできる。
ムラタの未来をつくっていく

若手座談会に参加した社員、萩原さん・洞口さん・負野さん・高須さん・北川さんの写真。

MEMBER

北川さんの写真

生産技術
2019年入社

北川さん

主な仕事:内製設備の制御担当として、電気回路や制御プログラムの設計、予防保全などに携わる。
趣味:キャンプやサウナ、ゴルフ。行き先を決めずに知らない道をドライブすることにもハマり中。

洞口さんの写真

商品開発
2019年入社

洞口さん

主な仕事:スマートフォン向けの5G対応通信モジュールの設計開発を担当。各部品を扱う部署と連携しながら、回路/CAD設計やシミュレーション、測定評価などを進める。2023年1月より技術営業に異動。
趣味:家族や友人とのキャンプ、上司・同僚とのゴルフ。一人サウナやお酒を飲むこと、映画鑑賞も好き。

高須さんの写真

商品技術
2019年入社

高須さん

主な仕事:車載市場向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の商品技術・マーケティング部門にて、営業の販促サポートやマーケティング調査を担当。
趣味:YouTubeで大食い動画を見ること、K-POP、スーパーの特売めぐり。

負野さんの写真

SCM
2019年入社

負野さん

主な仕事:生産管理や物流に携わる部署で、輸出入の管理を担当。コンプライアンスを遵守しながら、より業務負荷を軽減するべく、輸入業務のプロセス改善を行っている。
趣味:キックボクシング、喫茶店めぐり。

萩原さんの写真

人事
2019年入社

萩原さん

主な仕事:採用チームにて、新卒採用の企画・運営を担当。
趣味:サッカー、読書、ドライブ、銭湯・サウナ、居酒屋めぐり。

入社前後に感じていたことや、思い出を聞かせて下さい!

洞口さん

洞口さん

就活中は、世界に貢献できる日本企業に入りたかったんだ。そんなとき、スマホ海外大手企業のCEOが「ムラタが止まれば世界のスマホが止まる」と発言している記事を見かけて、なんて会社が近くにあるねん、と(笑)。迷わずインターンに申し込んで、そのまま入社を決めました。

負野さん

負野さん

会社の影響力と海外勤務の可能性は、私も企業選びの軸にしていましたね。でも、最終的にムラタを選んだ決め手は“人”。面接なのに人事の方が学生をリラックスさせようとしてくれたり、一人ひとりの話をじっくり聞いてくれたりする姿勢が、すごく印象に残りました。入社しても、そのイメージにギャップを感じることはなかったですね。

北川さん

北川さん

入社してすぐの大きな思い出は、やっぱり工場実習やな。岡山県の村田製作所で、半年間の実務を経験しました。立ちっぱなしの仕事に三交替勤務で、正直めちゃくちゃ大変だったけど……そのつらさが、生産現場のリアルなんですよね。いまは生産技術者として、あのとき感じた現場の負担を減らすために力を尽くしています。

高須さん

高須さん

私は、いま仕事で担当しているMLCCの工場で実習したんだよね。MLCCは工程自体がものすごく複雑だから、高い品質を保つことがどれだけ難しいか実感できました。工場の現場の方々とふれあえたのも、働くうえでの視野が広がってよかったです。

洞口さん

洞口さん

僕は工程で不良が発生したとき、正直「こんな小さいことまでチェックするのか!」とびっくりしました。不良が出るか出ないかくらいのタイミングでも、たくさんの担当者が集まって改善案を出し合うんですよね。でも、いざ開発の立場に立ってみると“お客様への安定供給”って本当に大切なことなので、あれだけ丁寧に仕事をしている工場が「品質には問題ありません」って太鼓判を押してくれるのは、絶対の信頼が持てます。

負野さん

負野さん

ただ……工場実習の感想を一言にまとめると「めっちゃ楽しかった!」に尽きるよね(笑)。勤務の合間に同じ工場へ配属された同期とたくさん遊んで、濃密な時間だった。

高須さん

高須さん

私、人生で一番楽しかったもん(笑)。

萩原さん

萩原さん

社会人になるまでは、同期といっても「社会人の鎧」みたいなものを一枚着ての付き合いになるだろうと思ってたけど、工場実習が終わってみたらもう学生時代の友達みたいな感じだったよね。その関係性って、それぞれの仕事が始まっても役立つし。

洞口さん

洞口さん

わかる!仕事でちょっと困ったことがあったとき、詳しい同期にすぐ聞けるのがいい。同期仲が深まったのが工場実習の一番の成果だと思います。

これまでで、とくにやりがいを感じた仕事は?

北川さん

北川さん

コロナ禍でパソコン需要が一気に進み、工程の生産能力が足りなくなってしまったため、緊急で追加設備を導入したことですね。世界中のパソコンに影響が出るという最悪の状況を避けるべく、通常では考えられない短納期で取り組む必要があり……入社2年目でしたがそのプロジェクトに手を挙げて、主担当を務めました。

高須さん

高須さん

すごい!

北川さん

北川さん

「若手のうちからチャレンジできる」って聞いてはいたけど、本当だなと思ったよね。ただ、待っていてもいい仕事を振ってもらえるんじゃなくて、「自分から手を挙げれば、いくらでもチャレンジできる」ってことなんだなと実感しました。無事に納品できたときは、自分の頑張りが世の中の役に立っていると思えて本当にうれしかった。

萩原さん

萩原さん

確かに、誰かに喜んでもらえるのってうれしいよね。僕も2年目のとき、インドで採用した内定者が、コロナ禍の制限で日本に入国できないというトラブルが起きて。離れた場所にいる内定者を支えるために、オンライン面談や日本語教育プログラムを設定したり、一日でも早くビザを通してもらえるよう入国管理局とやりとりしたり、さまざまな手を尽くしました。なんとか日本に来てもらえたときには「内定期間にこれほど親身に動いてくれるなんて、この会社を選んで本当によかった」と言ってもらえたんです。

負野さん

負野さん

私も印象に残っているのは、周りに貢献できたと感じられた仕事ですね。運用ルールが整っていなかったために、担当の方々の負荷が非常に高い輸入業務があったんです。でも、工数のかかる作業やリードタイムを見直して、適切なルールを作り直したら、負荷軽減を実現することができました。周りのメンバーから「業務が楽になった」と声をかけてもらえて、プロセス改善という自分の仕事のやりがいをしみじみ感じましたね。

高須さん

高須さん

私は、工場実習から帰ってきて初めて担当した新商品の販促サポートかな。商品の信頼性についてとてもシビアなお客様だったから、ムラタの保証を超えるほど厳しい要求をいくつも受けたんです。社内の関連部門や工場と連携して、なんとか条件をクリアしていきました。しかも、メールや資料、打ち合わせが全部英語なんだよね。だから、半年間くらいは業務のかたわらで2日に一回程度のオンラインレッスンを受けて、英会話と英語プレゼンを学ばせてもらいました。それでなんとか追いつけたかな、と思う。

負野さん

負野さん

私はいまも、社内ツールの「ムラタ翻訳」をよく使ってるよ。日本語を入れると、ムラタ用語を踏まえて適切に翻訳してくれるからすごく助かってる。研修とかツールが充実してるのは、本当にありがたいよね。

洞口さん

洞口さん

印象的だった仕事はたくさんあるけど、直近では、開発中の製品で予期せぬ問題が生じたときに、たくさんの方々に助けてもらったことかな。工場実習で仲良くなった方々にお声をかけて「いま、こんな状況なんです。助けて下さい!」って相談したら、いろんな知恵を出してもらえて、なんとか乗り越えられた。多くの方々と“一緒に働く”って、こういうことなんやなと思いました。

北川さん

北川さん

ムラタって、社内で助けてくれる人がめちゃくちゃ多いよね。いろんな分野のスペシャリストがいるから、社内では解決できないと思っていたことでも、周りに聞いてみると「あの部署の人が詳しいから繋いであげる」とか言ってもらえる。

これから、どんな仕事がしたいですか?

高須さん

高須さん

もともとは海外出向したいと思っていたけれど、先日結婚したこともあって、いまは将来のキャリアを模索中。ただ、私の「仕事と家庭を両立したい」という希望は上司に伝えています。自分の可能性を狭めることなく、さまざまなことにチャレンジしていきたいですね

萩原さん

萩原さん

入社する前に考えていたキャリアプランって、働いてみると案外変わったりするものだよね。

高須さん

高須さん

そうなの。でも、そのあたりを柔軟に相談できる環境があるのは心強い!

洞口さん

洞口さん

僕も今年から技術営業に異動したところ。もともと営業に興味があって、その前段として開発経験を積みたいと考えていたから、ほぼ希望どおりのキャリアを積めていると思います。いずれは海外駐在の営業パーソンとして、新しい市場を開拓していきたい。

負野さん

負野さん

私も入社したときからずっと、海外には興味がありますね。ムラタは現場主義だから、どんな仕事をするにしても現場を知っていきたい。中国やASEANの生産拠点で、引き続き物流の仕事ができたらなと思います。

北川さん

北川さん

僕は、入社前からずっとめちゃくちゃ大きい夢があって……日本のものづくりを建て直したいと思っているんだよね。日本はものづくりで大きくなってきた国なのに、いまは海外メーカーが台頭してきているから、そこにもう一度力を入れたい。そしていつか、ムラタのものづくりを真似して国内企業が成功してくれたら、最高だなって思う。「ムラタ式生産方法」みたいな本も出たりして(笑)。そのためには僕も海外を見ることが必要だし、社内でいろんな職種を経験してみるのもいいなと思っています。

萩原さん

萩原さん

ムラタにはいろんな仕事があるから、別のことにチャレンジしたいと思ったとき、選択肢がたくさんあるのがいいよね。僕も入社以来ずっと人事にいて現場のことを知らないから、次は別の角度からビジネス経験を積めるようなチャレンジをしていけたらと思っています。

MESSAGE

座談会を振り返って、
いかがでしたか?

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座談会を振り返って、
いかがでしたか?

洞口:みんなの仕事や将来のビジョンなど、案外知らないことがたくさんあったから、改めて聞けてよかったです。違う部署の同期と話すって面白いね。

萩原:普段はほぼ遊びながら、どうでもいいことしか話してないもんね(笑)。でも、じつはそれぞれに想いを持って働いていることがわかって、これからも一緒に仕事がしていきたいと思いました。

高須:部署が違っても、「周りが助けてくれた」みたいな思い出や働くうえでのマインドは、共通しているものがあったね。入社4年目だけど大きな夢を語っている人もいて、いい刺激を受けました!

負野:もともと仲の良い同期だと思うけど、みんないろんな価値観を持っているうえに、尊敬できる人たちが多いなって思ったよ。

北川:同期は約300人で、今日ここで話していない人たちもたくさんいるけど……それぞれの立場で、それぞれの想いやこだわりを持って働いているよね。これからのムラタがどうなっていくのか想像してみても、こんなに前向きで熱い同期がいるから、大丈夫だって思います!

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