データ
職種 | 製造技術 |
---|---|
入社年 | 2022年 |
専攻 | 物理・材料理工学科 |
製造技術の業務内容と流れ
業務内容
製造技術(プロセスエンジニア)では、製品の「量産化」を実現するための生産ラインの立ち上げや、生産ラインの工法および加工条件の見直し、コストダウンの遂行など様々な業務があります。もちろん、立ち上げ後の生産ラインが動き始めたあとも生産工程の改善・効率化をはかります。生産現場では僅かな条件の差異が品管に大きな影響を与えるため、迅速かつ慎重な判断が求められます。「世界中のお客様に、より品質の高い製品を安定して届けること」を使命に、エンジニアはもちろん、生産ラインや設備担当など関連部門や外部機関を含むチームで課題を解決していきます。
業務の流れ
この画像はスクロールできます。
担当業務と1日のスケジュールについて教えてください。
担当業務
製造工程は大きく前工程と後工程に分かれており、その中で私は後工程の「製品基板ダイシング工程」を担当しています。具体的には、数千個もの製品が載った集合基板を、最終的な製品サイズにカッティングする工程です。加工工程としては最後の工程になるので、お客様のもとに絶対不良品が出ていかないように、日々品質向上のための改善活動を行っています。
1日のスケジュール
- 8:30
- 出社
- 9:00
- メール確認
- 9:30
- タスク確認
- 10:00
- データ整理・分析・資料作成(頭が元気なうちに…)
- 12:00
- お昼休憩
- 12:45
- 設備を使った評価・実験・PRG導入
- 14:30
- 打ち合わせ
- 16:00
- 議事録の共有・まとめ
- 16:30
- 残案件を明日のスケジュールに入れる
- 17:00
- 退社
働いていて大変だと思うときはどのようなときですか?
どの業務も迅速かつ慎重な対応が必要となるため、優先順位の判断が大変だと感じています。
生産現場ではエラーの多い設備の要因調査、発生率が高い不良の改善など、日々様々な問題を抱えています。これらすべてに対応していては時間もかかり、自分自身も焦りから冷静な判断ができなくなってしまうことがあるため、優先順位をしっかり決めて効率よく進めていく必要があります。入社2年目となり、少しずつ優先順位をつけられるようになってきましたが、まだ上手く対応できないこともあります。そんなときは、一度「取り組みリスト」を作成するための時間をゆっくり取って、落ち着いて各業務を整理して取り組むようにしています。もちろん、先輩社員へ相談することもあります。優先順位をしっかり見極め成果を出していくことが、今の私の課題だと思っています。
就職活動中の皆さんへメッセージ
気になる企業は、説明会や会社訪問などで実際に働く先輩社員と話してみて、自分が社会人になってその会社で働いていくイメージをしてみてください。私が就職活動をしていた際には、数多くの新社会人が入社前後でのギャップに苦しむと聞いていましたが、このイメージが十分にできればギャップに対しての苦しみが軽減されるかと思います。私は、仙台ムラタに入社する前に会社訪問をした際、エンジニアの先輩社員にできる限り細く聞きました。働き方や、お金のことなど、怒鳴るような人はいるのかなど…社会人になることに対しての不安などを聞いていました。今思えば就活生が聞く質問ではなかったかもしれませんが、細かく会社のことを調べておくことで具体的に自分が会社で働いていくイメージができますし、今こうやってギャップに苦しまず働けているのだと思っています。皆さんも入社から後悔しないように、企業研究等頑張ってください。社会人も案外楽しいですよ!
仙台村田に入社して良かったと感じることはなんですか?
私が仙台ムラタに入社して良かったと感じたことをランキングで紹介します。第3位は、有給が取得しやすいことです。もちろん業務の兼ね合いもありますが、基本的には希望した日に取得できます。有給には時間休というものもあり、雪の影響で渋滞が見込まれる際は、事前に30分だけ時間休を取ってゆったり出社することもあります。第2位は、オフィスが綺麗で気持ちがいいです。オフィスはフリーアドレスになっており、毎日違う場所に座ることで新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。また、ペーパーレスも進んでいいるので全体的にすっきりとした印象です。第1位は、社食が安く美味しいことです。品数も多いので、その日の自分の気分や体調によってメニューを選べます。このように働きやすい環境がそろっており、私は仙台ムラタに入社して良かったと感じています。
※2024年1月時点の情報です。