INTERVIEW
安定した品質の部品の提供は
安定した設備の稼働から
第3セラミック製造部 生産技術課 保全係
2019年入社 機械科
WORK
工場内の設備の維持管理と、
保全内容の改善業務の推進
第3セラミック製造部では、通信機器や車載品などの製品で使用するノイズ除去用の部品を製造しています。この部品を製造するために、工場内にはさまざまな設備が設置されています。これらの設備が問題なく稼働できるように維持管理していくことが保全係の役割です。日々の定期点検から、故障した設備の修復、生産効率の向上、設備の稼働年数を上げるための改善業務など、多岐にわたる業務を行っています。その中で私が担当しているのは、主に設備の維持管理です。維持管理をするためには計画的な定期点検を行う必要があり、特に生産に大きく関わる設備では年間を見通した計画が重要で、前年度にあらかじめ関連部門と日程調整を行ったりもします。「部全体の目標」だけでなく「個人の目標」もあるため、両方を考慮しながら計画することも大切な要素です。さらに、他部門の保全係が取り組む内容を自部門で展開していくために、窓口としての打ち合わせや舵取りを行うのも私の担当業務となっています。
1日のスケジュール
8:30
朝礼・引き継ぎ・メールチェック
9:00
設備の定期点検・設備トラブルの対応
12:40
昼食
13:25
他部門、他事業所の保全係、保全支援係との打ち合わせ参加
14:30
保全支援ツールの工程導入のための業務遂行
15:30
設備の定期点検・設備トラブルの対応
16:00
本日の業務内容の日報作成・引き継ぎ準備
16:40
引き継ぎ
17:00
退勤
MISSION
製品の品質を守るため、
設備の安定稼働を維持していく
現代社会の必需品である自動車や電化製品の部品を製造しているため、安定した品質の製品を遅れることなく供給することが私たちの重要な責務です。そのためには設備が安定して稼働しなくてはなりません。自部門にはさまざまな種類の設備が多数あり、各設備には多いものだと100を超える点検項目があります。これらを間違いなく点検していくことが私たちに課せられた使命ともいえます。さらに、信頼度を上げていくための改善活動も必要です。以前、Excelでまとめたり口頭で連絡したりしていたものを、保全支援ツールを導入してシステム化するという改善業務を任されたことがあります。この時は、すでに導入している部門や支援ツール開発部門ともコミュニケーションをとり、試行錯誤を繰り返しながらも無事に導入することができました。この改善により、事務処理工数が削減され、さらに共有事項の見える化により、全員の認識合わせができるようになったという成果が生まれています。
VISION
保全支援ツールの海外展開を
サポートしていきたい
現在私が着手しはじめているIT系の業務を含めた保全支援ツールなどのシステム化を、今後は海外にも展開をしていくことになるでしょう。その際には、導入をサポートをしていきたいと思っています。そのためには、さらなるITの知識の習得が必要です。学校でも全く習っていなかったITの知識や考え方を理解するのがとても難しく苦労しています。プログラム言語など基本的なことにも初めて触れるため、現在はe-learningを活用して少しずつスキルアップに努めている段階です。その他にも新しいこと、誰も挑戦していないことにはどんどん取り組んでいきたいと思っています。例えば、自部門と他部門で仕事の仕方や進め方、同じ課題に対しても打つ施策が異なることがあります。それを自部門で有効活用できる方法を考え、使えそうなら取り入れていくといったこともしていきたいですね。
プライベートの過ごし方
休日は普段できない家事をしたり妻と一緒にショッピングに出かけたりしています。家事では料理が好きなので、休みの日は豪華なご飯を作ったり、平日に食べるごはんの下準備をしたりしています。お気に入りはツナ舞茸ごはんと豆腐ナゲットです。また、妻とホラー映画を見ることにはまっており、最近では小説が原作の映画を見に行きました。やはり映画館で見る映画の迫力はたまらないです。