女性社員座談会

プライベートを大切にしながら自分らしく働く充実感

MEMBER

中橋さんの写真

品質保証
2006年入社

中橋さん

主な仕事:品質保証部の管理課に所属し、フィルムコンデンサの品質保証に関する業務を担当。
趣味:お菓子づくりや旅行。願望は家族で毎年ハワイに行くこと。

酒井さんの写真

調達
2019年入社

酒井さん

主な仕事:MLCC(積層セラミックコンデンサ)の原材料調達に関する業務を担当。
趣味:月2回はラウンドに行くほどゴルフに夢中。

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設備開発
2008年入社

佐武さん

主な仕事:ムラタの製品を生産するための設備開発を行う部署に所属し、メカ設計を担当。
趣味:ガーデニング。特に多肉植物が好き。

現在の仕事内容について教えてください。

中橋さん

中橋さん

私は元々、美容系のサービス業に従事していましたが、長く働ける仕事がしたくてムラタに転職しました。ムラタでは、車や新幹線などに使われるフィルムコンデンサの品質保証に関わる部門で働いています。2024年には、一般職から地域限定総合職へ変更を行いました。また、風土改革事務局推進委員として、部門の活性化と個々の成長につながるようなイベントを企画しています。

酒井さん

酒井さん

私は新卒の一般職で入社し、調達部に配属されて6年になります。ムラタの主力製品であるMLCCの原材料を調達するバイヤー(総合職)のアシスタント業務をしてきましたが、入社4年目からバイヤー業務にも挑戦するようになりました。現在は地域限定総合職にキャリアアップしたので、他のメンバーにアシスタント業務の引き継ぎをしながら、仕入先との価格交渉や社内外の調整といったバイヤーの仕事をしています。

佐武さん

佐武さん

私は、社内の工場や他部門からの要求を受けて、ムラタの製品作りに必要な設備開発を行う部署に所属しています。具体的な作業内容は、CADソフトを使って設備の3Dデータや2Dの製作図面を作成したり、それらを元に作られた設備が設計通りに動き、きちんと製品が作れるかどうかの実験を行ったりしています。

職場はどんな雰囲気ですか?

酒井さん

酒井さん

調達部は、製造部と仕入先の間に立つ橋渡しのような存在です。web会議や電話対応も多く、常に誰かの会話が聞こえてくるような環境で働いています。部署のメンバーは男女比率でいうと半々くらいですね。困っている人がいれば駆けつけて、気付けば人だかりができているような、助け合い精神旺盛な人が多い職場です。

佐武さん

佐武さん

私の部署も困りごとの相談がしやすく、穏やかで和気あいあいとした雰囲気です。男女比でいうと7:1で男性の方が多く、力仕事の時は率先してくれるので助かります。設備設計の仕事は、1つの設備を作るためにチームで作業を分担します。作業自体は個々で黙々と集中して行うことが多いのですが、納期に間に合うようにチームのみんなで一丸となって仕事を進めていくので、無事に設備が完成した時は達成感もひとしおです。

中橋さん

中橋さん

私の所属する部署は、配属当初は20人程の小さな部門でした。今では事業拡大により、人が増えてかなり賑やかになりましたが、変わらずアットホームな職場です。男女比率は男性社員が女性よりも少し多いくらいですが、働いていて性別が気になったことは特にありません。知識や経験が豊富で、わからないことを丁寧に教えてくださる人が多く、日々勉強しながら働くことができています。

酒井さん

酒井さん

私も性別や役職といった壁を感じることなく働けています。趣味のゴルフも上司と一緒に行くこともありますし、人とのコミュニケーションを大切にしている風通しの良い職場だと思います。

働く上で福利厚生の制度は活用していますか?

佐武さん

佐武さん

私には2人の子どもがいまして、仕事と育児の両立のために複数の制度を活用しています。産休・育休も2人合わせて4年近くは取得しました。職場復帰する前は、世間の流れについていけるのか心配でしたが、いざ戻ってしまえば不安は自然と消えました。定時を過ぎて会社にいると「帰らなくて大丈夫?」と声をかけてくださるなど、周囲の支えを日々感じています。

中橋さん

中橋さん

私も子どもが2人いて産休・育休を活用してから復帰しましたが、上司や同僚のみなさんに優しく見守っていただいているような感覚がありました。ムラタは出産・子育てを経て復帰する人が多いですし、制度の活用がごく自然なこととして受け入れられている雰囲気を感じます。

酒井さん

酒井さん

確かに、私自身はまだ育休や産休を使ったことはないのですが、部署のメンバーがどんどん取得しては復帰していますし、周囲も当然のように送り出しては迎えています。なので、特別なことでなく日常的な感覚です。お二人は産休・育休のほかに、どんな制度を使っていますか。

佐武さん

佐武さん

私は短時間勤務制度とフレックス制度を併用しています。時短での勤務時間は9時30分~16時で申請していますが、都合に合わせて9時に出社し15時30分に帰るなどの調整ができます。

酒井さん

酒井さん

短時間勤務制度は子どもが小学校を卒業するまで取れるんですよね。他社と比べて適用期間が長いと聞きました。

中橋さん

中橋さん

そうなんです。活用している社員も多くて、私も1人目の子の時は時短勤務にしました。2人目の育休から復帰する時も時短を検討しましたが、家からすぐそばの保育園に入ることができ、私自身もたっぷり働きたかったのでフルタイムのフレックス制度で働くことを決めました。

酒井さん

酒井さん

有休はどうですか?私は、月に1度は有休を取ってゴルフを楽しんでいます。

佐武さん

佐武さん

私も仕事の状況に合わせながら、月1~2回は有休を取ります。同僚の男性も、子どもの用事がある時などに取得されています。30分ごとに有休が取得できる時間単位有給休暇という制度もあるので、仕事中に子どもの急な体調不良で早退する時などに便利ですよ。

中橋さん

中橋さん

子ども看護休暇という制度もありますよね。それからコロナ禍で始まった在宅勤務も制度として定着したので、週に1~2回は活用しています。

佐武さん

佐武さん

打ち合わせもweb参加型が増えたので、在宅勤務でも出席できるようになりましたね。

酒井さん

酒井さん

私も週2回を目安に在宅勤務をしています。こうした制度は時間を効率的に使えるので、誰にとっても便利ですよね。子育て世代の働きやすさを後押ししてくれる制度でもあるので、自分の将来を考えた時の安心感にもつながっています。

佐武さん

佐武さん

そうした制度をきちんと利用できる雰囲気があるのも安心ですよね。

今後のキャリアについて考えていることはありますか?

酒井さん

酒井さん

実は私、残業をしてでも働きたいタイプなんです。

中橋さん

中橋さん

そうなんですね!残業時間はどれくらいですか。

酒井さん

酒井さん

月平均20時間くらいでしょうか。少し多いと感じるくらいの量をこなすのが好きなので、上司には仕事を多めに割り振ってもらうようにしているんです。もちろん、周囲には定時で帰る人もいます。その人の性格や状況に合わせて、仕事量を調整いただけるのでありがたいです。

佐武さん

佐武さん

酒井さんは、一般職として総合職の仕事も一部経験しながら6年目でキャリアアップされたんですよね。

酒井さん

酒井さん

そうなんです。一般職は電話対応や事務処理などマニュアルに沿うような業務が多いので、もっと主体的に取り組める仕事がしたいと思うようになりバイヤー業に挑戦させてもらいました。ですが、キャリアアップをすることについては迷いがありました。

中橋さん

中橋さん

そうなんですか。バリバリ働きたい酒井さんにはぴったりだと感じますが…。

酒井さん

酒井さん

年の近い先輩たちが産休や育休を取っている姿を見て、自分自身の結婚や出産を意識するようになったんです。キャリアアップすると、仕事内容はさらに高度なものになりますよね。そうなった時、仕事と子育ての両立が本当にできるのか不安になりました。ですが、自分のキャリアについて上司と相談したり、制度を活用しながらバリバリ働いている先輩が間近にいたりしたことで、自分もキャリアをあきらめずに子育てと両立できる未来があると思えるようになり、決断することができたんです。

佐武さん

佐武さん

私は、2人目の子どもの育休を終えて復帰した後に地域限定総合職になりましたが、入社当初は総合職なんて考えもしていませんでした。キャリアアップには上司の推薦や面接などの試験がありますし、専門知識のない私が総合職に変更できるわけがないと思っていたんです。

中橋さん

中橋さん

それでもチャレンジされたのは、何かきっかけがあったのですか?

佐武さん

佐武さん

入社して最初に配属された部署の上司が、一般職と総合職の仕事を区別することなく、平等にチャレンジの機会を与えてくださる方だったんです。それが仕事の楽しさや成長につながりました。そして育休から復帰した時、会社員生活も残り20年以上あるならもっと挑戦したいという気持ちがわいて、入社初期の経験とリンクしたんです。そうした想いを現在の上司や同僚が受け止めてくださり、総合職を目指すことができました。

中橋さん

中橋さん

なるほど。私も一般職からのステップアップを前向きに検討し、総合職に変更を行いました。今の部門に配属されて、産休・育休期間を含み6年ほどになりますが、仕事を覚えるほど仕事の楽しさややりがいを実感し、もっと事業に貢献したいという気持ちが芽生えました。ただ、総合職としての取り組み(ステップアップ)はまだまだこれからです。まずは幅広い視野で先を見据えながら業務に励み、自分を成長させたいと考えています。

酒井さん

酒井さん

私も今後バイヤーとしての新しい業務が増えますので、どんどん挑戦していこうと思います。そして、仕事でもプライベートでも人脈を広げながら成長していきたいです。

佐武さん

佐武さん

私も公私ともに楽しむことで、子どもたちに「最近のお母さん、キラキラしてるね」と言われるようになりたいです。

中橋さん

中橋さん

ムラタはプライベートと仕事の両方を大切にしながら、キャリアを考えていける風土があります。だからきっとそうなれますね!

MESSAGE

学生へのメッセージ

MESSAGE

学生へのメッセージ

酒井:ムラタへの入社を決める時、福利厚生が大きなポイントになりました。仕事と同様、プライベートも大切にするには、働きやすい会社であることが重要だと思ったからです。学生期間は残り少ないかもしれませんが、遊びや部活動などの経験、そこで関わった人たちとのつながりを大切にしてください。それらはきっと社会に出てからの力になります。

中橋:私自身、ムラタで長く働いてきた中で、ここは自分のやりたいことや想いをきちんと聞いていただける会社だと実感しています。今後、みなさんと一緒に自分自身や会社の成長に貢献できるような仕事を作り、盛り上げていけたら嬉しいです 。ぜひ私たちと一緒に仕事をしませんか?

佐武:将来、どんなふうになりたいのか具体的に想像できるほど、その姿に近づくことができると思います。そしてどんな仕事であっても「この仕事のここが好き」というポイントを見つけると、それが成長につながり、活躍の幅を広げるきっかけになると思います。ムラタには、自身の成長につながるような挑戦をさせてくれる、そしてそれをサポートしてくれる風土があります。自分のやりたいことを追及し、自信を持って進んでください。