INTERVIEW
製造オペレーター
プロフィール
八日市事業所 第4セラミック製造部 製造1課
(2017年 4月入社)
私の配属している工程はCPUなどに安定した電圧を供給するための部品を製作しています。主に6つの工程から成り立っており私は印刷工程をメインとして働いています。その他、新たに加わったメンバーへの作業教育もしています。
八日市事業所 原料製造部 製造1課
(2017年 8月入社)
製造オペレーターとしての日々の生産業務はもちろん、改善活動や小集団活動などにも積極的に取り組んでいます。毎日の業務では、秤量作業(素材を計量する)、洗浄、点検などの作業を主に行っています。それぞれの作業は全て確認を怠ると重大なミスに繋がる可能性があるので、一つ一つは小さな確認ですが、その後ろには大きな責任が伴う事を自覚して作業に取り組んでいます。改善活動は、オペレーターがより効率的に、より安全に、より確実に作業できるように現場を変えていくことを目標にして取り組んでいます。
八日市事業所 原料製造部 製造1課
(2017年 6月入社)
ムラタの製品の源流となる原料を日々生産しています。多品種の粉素材と液体素材を調合して電子部品の原料を作るための一連の流れを、一人又は他メンバーと協力しながら担当しています。
製造オペレーターに大切なことは?
交替勤務をしているので引き継ぎが重要になってきます。堅苦しい職場より楽しい職場の方が働きやすいと思うので、時には世間話をしたりして、コミュニケーションをたくさんとることを大切にしています。
作業時に決められたルールに従い、安全、確実に行うことはもちろん大切にしていますが、一番大切にしているのは、コミュニケーションです。職場の同僚はもちろん、上司の方、他部署の方とも接する機会が多く、日頃から挨拶や休憩時には世間話等をして、コミュニケーションを取っています。そのおかげで、何かトラブルがあった場合でも連携を取り合って、相談・報告をしながら対応をすることができていると思います。
原料は製品の源流である為、特に品質が重要になります。素材の調合など繊細な調整が必要となる作業もあるため、各作業のルールを厳守して仕事に取り組んでいます。
製造オペレーターのやりがいとは?
見た目は粉なので少し地味ですが、製品の源流をつくるというのは一番大切な仕事だと思います。「製品を良くするも悪くするも自分次第」責任は重大ですが、やりがいのある仕事です。
主に6つの工程からなっているので、マルチに活躍するには違う工程の作業を覚える必要があります。最初は慣れないですが作業を覚えた時は達成感もあり「次はこれを覚えたい」とチャレンジする気持ちを持って仕事をしています。作業机なども自分たちでアイデアを出し合い、考えながら作っていくので、難しい反面楽しさもあります。
製品のもととなる原料を作る工程なので出来上がった製品を見る機会はなかなかないですが、自分たちの作った原料が製品の良し悪しを決めることになります。仕上がった原料は加工された後、世界中のスマートフォンや自動車など、ありとあらゆる所で使われることになります。世の中になくてはならない存在の製造の原点に携われていることを誇りに思い、やりがいと責任を感じています。
製造オペレーターで成長できたこと
入社した頃は細かく教育や説明をしてもらっていたので、自分もどうやったらわかりやすく伝わるか、理解してもらえるかを考えながら教育するように心がけています。
通常の作業で必須となる確認能力が身につきました。小集団活動など、メンバーと協力しながら行う仕事もあるため、コミュニケーション能力も身につきました。
先のことを意識しながら作業する能力が身につきました。毎日の作業で、どの工程がどのタイミングで何をしなければいけないのかを把握する事はもちろん、交換のタイミングが来る部品を事前に用意したり、スムーズに交換ができるように事前準備をしたりする事ができるようになりました。トラブルで生産が予定より遅れてしまった時には、毎日の予定、月の予定を意識しながらどうしたらスムーズに復旧し、その遅れをどう頑張ったら挽回できるかを考えたうえで作業するようになりました。
製造オペレーターで大変だったこと
一人で多くの設備を扱うため、操作方法やトラブルの対応など、最初は覚えることが多数あり、大変でした。しかし、先輩方が解り易く指導してくださったり、作業方法も明確化されているのですぐに覚えることができました。
私が働いているのはまだ出来て2年程の新しい工程なので、他の部門のように完成された工程ではありません。どうしたら作業がやりやすくなるか、作業ミスを起こさないようにするにはどうしたらよいかなど、メンバーと意見を出し合いながら工程をつくりあげたことが大変でした。
前職も製造業でしたが、電子部品業界とは無縁で、全ての設備が初めて触るものでした。入社当時は前職の経験を活かせる場面がなかなか作れず、作業や設備を一から教えていただいて覚えるのが精一杯の毎日でした。しかし、トレーナーの方は私がしっかり設備や作業内容を覚えるまで何度も教えてくださりましたし、なぜその作業が必要なのかといった根本の部分まで説明してくださりました。当時の大変な毎日の積み重ねで、今の安全で確実な作業を身につける事が出来ました。
今後取り組みたいこと
現在はまだ知識も経験も浅いので、今後は知識を蓄えたうえで様々なことにチャレンジしたいです。特に、関係部門との連携や事業所の各種活動に積極的に取り組みたいと思います。そして、5年、10年後には現場の主軸として活躍するとともに、次の世代を育てたり、フォローしたりできるような人材になりたいと考えています。チャレンジを通じて自分自身のスキルアップを図り、目標を実現していきたいと思います。
工程の作業効率UPを目指して、増産になっても対応できる作業のやり方や作業環境の改善に力を入れていきたいです。仕事を通じて成長し、社内でステップアップし、工程をまとめることができるような人材になっていきたいと思っています。
少し前に今の仕事に役立つ、かつ自分のスキルUPにも繋がるという理由でQC検定を受検しました。今後も仕事に活かせる事はチャレンジし続け、自分磨きをしていきたいと思います。
ムラタに転職して感じたこと
「ムラタで働いている」と言うと良い意味でビックリされます。また、福利厚生はとても充実していると思います。
以前の職場とは職種が全く違うため、日々新しく学ぶ事ばかりです。働く環境については、原料と言うと常に粉が舞っていてマスクをずっと着けていなければならないというイメージをもたれがちですが、集塵設備がしっかりと完備されているため、一部を除いて工程内は通常生活をする環境とほとんど変わりません。空調設備も整えられてきて、どんどん働きやすい環境に進化しています。一緒に働くメンバーもフレンドリーな方が多く、大変働きやすい環境です。福利厚生もしっかりしているので入社して良かったと思います。
作業標準書があり、これを基に作業を教えていただくのですが、作業に自信のない時や作業に対して疑問がある時は、自分で見直して復習する事ができます。前職にはこういった仕組みがなく、自分で取ったメモを頼りにしていたのですが、標準書があると作業が覚えやすく、慣れるのが早かったです。また、仕事と生活の両立という面では、休日が多く、残業も多くないので、家族と過ごす時間や自分の時間が増え、リフレッシュや自身のスキルアップに繋げることができ、日々の生活に余裕が生まれました。