若手社員座談会
周囲のバックアップを支えに、できる仕事が増える喜び
MEMBER
生産技術
高専卒 2022年入社
中井さん
主な仕事:内製加工機の開発・設計を行う部署に所属し、制御システムの設計・改善を担当。
趣味:カメラ。休日は一眼レフを持って公園などに出かけリフレッシュ。
情報システム
大学卒 2022年入社
岡村さん
主な仕事:製造時に必要なシステムの保守管理やプログラム開発などを担当。
趣味:お菓子作りとランニング。同期と一緒にフルマラソンの出場を目指している。
材料開発
高校卒 2022年入社
村田さん
主な仕事:材料技術開発部に所属し、電子部品の試作や、それに必要な設備の改善を担当。
趣味:バスケやフットサルなど体を動かすこと。温泉地巡りといった旅行。
入社の決め手は何ですか?
中井さん
中井さん
私は高専出身で、学生時代はロボットを作るクラブに所属していました。その時、ムラタのOBの方とお会いする機会があり、実物のムラタセイサク君を見せていただいたんです。難易度の高い動作を軽々とこなす姿には感動しました。また、ムラタのモノづくりに対する熱意と高い技術力を感じるお話や、自分が将来やりたいと思っていた制御設計がムラタでできることをお聞きし、入社を志すようになりました。
村田さん
村田さん
私は工業高校の機械科出身で製造業の求人が多い中、福利厚生の充実度を重視して就職先を探しました。ムラタのことは親戚が実際に働いていたので、有休の取りやすさや食堂の魅力について話を聞き、興味を持ちました。最終的に入社の決め手となったのは職場見学会です。お会いした社員のみなさんは親身になって話を聞いてくださる方ばかりで、一緒に働きたいと思いました。
岡村さん
岡村さん
私は大学の経済学部出身で、地元の滋賀県内で働けることを第一条件に就職活動を行いました。1人暮らしの経験がなかったので仕事と暮らしの両立は大変だと感じ、実家から通えるところにしたかったんです。中井さんと村田さんは勤務地へのこだわりはありましたか。
村田さん
村田さん
私も滋賀出身なので、実家から車で通える範囲にしたいと思っていました。
中井さん
中井さん
私は大阪出身で、できる限り大阪に近いエリアでの就職を考えていました。滋賀なら電車1本で大阪や京都に行けるので、ありだなと感じたんです。岡村さんは就職活動の時に業種は絞っていたのですか。
岡村さん
岡村さん
実は絞っていなかったので、メーカー以外の企業もいろいろ受けました。その中でムラタを選んだのは、「ムラタが止まれば世界が止まる」という人事の方の力強い言葉を説明会で聞いたからです。そんな製品を作るムラタの一員になりたいと思いました。
村田さん
村田さん
その言葉はインパクトがありますね。
岡村さん
岡村さん
説明会が終わって家に帰ってからも頭から離れなかったです。
実際、入社してみてどうですか?
中井さん
中井さん
私は高専時代に電子工学と機械工学の両方を勉強していたのですが、それらの学びを活かしながら当初の希望通り、制御システムの設計に携わっています。ムラタでのモノづくりに必要な知識やノウハウは、入社1年目の時におもちゃを作る研修を通じて教えてもらいました。ものの買い方や設計審査の通し方など、実務にすぐ活かせる手厚い研修は、会社のモノづくりに対する熱意を感じる内容で、今も業務で困った時は、当時の学びを振り返るようにしています。入社前に抱いていたイメージ通り、ムラタはモノづくりをとても大切にしている会社だと思いました。
岡村さん
岡村さん
私は中井さんとは真逆で、大学で学んだことと全く異なる分野の仕事をしています。今の仕事内容は、材料を製造する時に必要なシステム関連の登録作業や簡単なプログラム開発などですが、もともとパソコンや機械系には人一倍疎く、プログラミングなんてしたこともありません。ムラタに内定をいただき入社を決めたとはいえ、業務についていけるかどうか心配でした。
中井さん
中井さん
それは不安になりますよね。入社後は実際どうだったんですか。
岡村さん
岡村さん
新しいことを学ぶ大変さはありますが、上司や先輩たちは理解できるようになるまで話を聞き、自分で課題解決できる力がつくように指導してくださったんです。気づけば入社当初の不安は消えていました。
村田さん
村田さん
OJTなどの教育体制がしっかり用意されているので、安心して業務に取り組めますよね。私は高校を卒業してすぐ就職したので、社会人としてやっていけるかどうかも不安でした。ですが、メールの送り方や社会人しての心構えといったことから、周りの方のフォローやアドバイスがあり、今となっては社会人としてしっかり働くことができていると感じています。
岡村さん
岡村さん
村田さんの今の業務は、学生時代に勉強していたことと同じような内容ですか。
村田さん
村田さん
学生時代と同じことをしているわけではないのですが、扱う設備が似ていたり、5S(※1)といった基本的な考えが共通していたりするので、その点は高校での学びが活きていると思います。わからない用語や慣れない作業があっても、社員のみなさんは気さくで質問しやすい雰囲気ですし、先輩や上司の方も積極的に教えてくださるので安心です。仕事と直接関係のない話ですが、サッカーや野球の話で盛り上がることもありますよ。
※1 業務の効率化を目指し、職場環境を維持・改善するために徹底すべき5つの項目のこと
中井さん
中井さん
私も、作業に煮詰まって天井をみつめていた時、後ろの席の先輩が「大丈夫?」と声をかけてくださったことがありました。上司や先輩からコミュニケーションを積極的に取ってくださることも、働く安心感につながりますよね。
岡村さん
岡村さん
わかります。有休も「取ってね」と積極的に上司から声をかけてくださるので、取りやすいです。ムラタには有休以外にもさまざまな福利厚生の制度があり、私自身、まだ把握しきれていないように思っているのですが、2人はよく活用する制度はありますか。
中井さん
中井さん
やっぱり食堂ですね。野洲事業所の食堂は朝から夜まで営業しているのでありがたいです。特に仕事が立て込んでいる時は家に帰ってから作るとなると大変なので、買い出しも片付けもしなくて済んで助かっています。
村田さん
村田さん
私はフレックス制度をよく使います。都合に合わせて仕事時間が調整できるのはやっぱり便利で、周りの人も活用している人が多いですよ。
岡村さん
岡村さん
なるほど。私はカフェテリアポイント(※2)で補助を受けて、ランニングをする時につけるアップルウォッチを購入しました。これで心拍数や体温などを測っています。
※2 年に一度、従業員1人ひとりに支給されるカフェテリアポイントを使って、旅行・育児・介護・スポーツや自己啓発関連など自分に合った福利厚生を受けることができます。
村田さん
村田さん
走る時はスマートフォンって重くて邪魔ですしね。
岡村さん
岡村さん
そうなんです。これをつけてフルマラソンの完走を目指します!
仕事でやりがいや成長を感じることはありますか?
岡村さん
岡村さん
私の所属するシステム係には、社内のさまざまな部署から問い合わせがあります。例えば「こんな内容のデータが見たい」「エラーが発生してどうしたら良いかわからない」といったことなのですが、最初の頃は知識も経験も足りなくて対処できず、先輩を頼ってばかりでした。最近は必要なデータをスムーズに抽出できたり、エラーの原因を自分で調査して解決策を提示できたりと自力でできることが増え、成長を感じています。
村田さん
村田さん
私は入社1年目の2月頃、新しく導入する設備の担当を初めて任せていただいた時に自分の成長を感じました。先輩にフォローしていただきながら作業標準書や点検表などを作成し、無事に設備の運用が開始できた時は、達成感がありました。
中井さん
中井さん
私の場合は、2024年の能登半島地震で被災したワクラ村田製作所の復旧支援です。地面が傾いているような現場で、実際3ヶ月以上はかかる見込みの作業を1ヶ月以内に完了させ、製造に必要な設備の再立ち上げを行うというミッションでした。ムラタの製品を待っているお客様もおられる中、チームで取り組み、期限までにやり切った時は、これまでにない達成感を味わいました。
村田さん
村田さん
自分1人でできることが増えたり、難しいと思っていたことが達成できたりすると、やりがいになりますよね。ムラタは自分の意志を尊重していただきながらも、いろいろなことに挑戦させてもらえる会社だと本当に思います。
岡村さん
岡村さん
自力で取り組んだ作業でもきちんと最終チェックいただけますし、若手社員が働くのに心強い環境ですよね。
今後の目標を教えてください。
中井さん
中井さん
現在は、内製加工機の制御設計の見習いという立場ですが、自分1人の力で設計ができるようなエンジニアになりたいです。そしていつか、自分が設計した設備で作られた製品を社会で活用してもらうことが夢なので、難しい仕事にもどんどん挑戦したいと思っています。
村田さん
村田さん
私は難しいトラブルが起きても先輩を頼らず、1人で対処できるようになることが目標です。そしていつか、チームメンバーの作業効率や、試作品の品質を向上させるために必要な環境改善にも取り組んでいきたいと思っています。そうなるためにも、先輩から専門的な知識やノウハウをどんどん吸収して成長していきたいです。
岡村さん
岡村さん
私の目標は、問い合わせがあった時に「あなたに相談して良かった」と言ってもらえる人になることです。知識が豊富で周囲の信頼も厚い憧れの先輩が身近にいますので、その方を目標に頑張りたいと思います。