セラミック技術を
上流から支える
材料開発

セラミック技術を
上流から支える
材料開発
技術系
材料開発(無機)
2004年入社 セラミック原料開発部

セラミック材料開発のキーは部門間連携

私の所属しているセラミック原料開発部は、誘電体・圧電体などセラミック製品を作るために必要なセラミック材料を開発しています。私は入社以来セラミック材料の中でも、半導体PTC材料 (ポジスタ®) を担当しています。PTC材料は室温等の低い温度では比較的電気を流す性質がありますが、ある温度になると急激に抵抗が高くなるのが特徴です。この特徴を活かして、電子機器の過電流保護や過熱検知等の用途に使用されています。ポジスタ®は積層コンデンサなどの汎用品と異なり、顧客ごとに求める特性が異なる商品が多くあります。そのため、商品部と必要な商品特性のすり合わせを行い、必要な材料特性はどのようなものか落とし込んでいきます。またユニット開発部門と開発状況やスケジュールの共有化、製造部門と開発原料の作りやすさ、使いやすさに問題がないかなど、関連する様々な部門と連携をとりながら仕事を進め、量産に結び付けていきます。

材料開発(無機)職に就く社員の会議中の様子

材料開発は商品化の出発点

材料開発はムラタにおいて川上の仕事になるため、材料が完成しないと商品化できない商品も多くあります。そのため材料開発の責任は大きく、プレッシャーもかかりますが、逆に言えば他社と差別化できる材料を開発することが出来ればオンリーワンの商品を生み出すこともできます。材料開発には素材をどういった比率で混ぜるかという組成設計や粉の混ぜ方、熱処理方法などのプロセス設計が特に重要です。これらの条件を最適化し、顧客要求に合った原料を量産に結びつけていきます。試行錯誤が多く、失敗することも多いですが、思ったような特性が得られたときが一番やりがいを感じます。

また最近は中国の社外メーカーとのやり取りも多く、言語や習慣の違いなどで色々と壁にぶつかることがあります。直接会う機会が少ないためコミュニケーションをとることが難しいですが、定期的にWebミーティングで直接やりとりをして意思の疎通を図るように心がけています。

材料開発(無機)職に就く社員の業務中の様子

先手を打って極める

まずは技術者として材料技術を極めたいという思いがあります。材料開発では顧客から要望があってから開発を始めたのでは間に合わないことがあります。将来必要となる技術を常に考え、前もって調査を行い、顧客から要望があったときに自分の持っている技術の引き出しを使って、開発期間を短く出来るように取り組めるようになりたいです。将来必要となる技術を予測することは難しいことですが、お客さんから「ムラタさんに任せたら安心だね」と言ってもらえるような仕事ができるようになりたいです。

Messageー学生の皆さんへー

電機/化学/電子部品メーカーを中心に就職活動を行っており、ムラタもその中の1社だったのですが、材料開発から一貫して開発を行っているムラタに魅力を感じ、入社を決意しました。また就職活動中は人事担当者、リクルーター、技術者など色々な方と接する機会がありますが、ムラタの社員の方と話していると価値観が近く、「この人達と一緒に働きたい」と思えたこともムラタに決めた理由として大きかったです。最終面接の面接官が入社後配属された部門の部長だった時は驚きました (笑)

ある日のスケジュール
8:00 出社
8:30 係ミーティング
8:45 アシスタントと実験段取り確認
9:00 メールチェック
9:30 実験、分析準備
12:00 昼食
12:45 実験結果、技術資料まとめ
15:00 進捗共有とスケジュール検討打合せ
16:30 議事録作成
17:00 メールチェック
18:00 退社
プライベートについて
材料開発(無機)職に就く社員のプライベートの様子
好きなことは旅行、食事に行くことです。休日は家にいるとウズウズするので、もっぱら家族とどこかに出かけてます。娘が産まれてからは、どこに連れて行ったら喜んでもらえるか考えるのも楽しみのひとつです。今のところイチゴ狩り、牧場での動物とのふれあいといった体験系が特に人気です。
私の学生時代
大学では誘電体セラミック材料の研究を行っていました。実験や解析の方法は今やっている仕事とかなり近いものだったので、入社後スムーズに仕事に入り込んでいけました。修論発表前などの追い込み時期は成果を出すために必死に実験をしていましたが、研究室に泊まりながら仲間と一緒に楽しく研究をできたことがとても印象に残っています。

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