工場の中心として、
「4M」を管理・監督する

工場の中心として、
「4M」を管理・監督する
総合職 事務系
製造企画 2018年入社
物理・応用物理

製造企画の役割について

製品の品質を管理するために必要な要素が「4M」といわれます。「Man(人)」「Method(方法)」「Material(材料)」「Machine(機械)」といった4つのMを管理・監督するのが当部署の主な役割です。工程内で異常が発生した場合には、迅速に対応するためのまとめ役も担っています。また、「現場力(安全・5S・品質・生産)」は人の意識によって作り上げられるものなので、「人づくり(教育)」も製造監督として重要な仕事となっています。

業務中の様子

現在の仕事内容

製造ラインの安全で効率的な作業環境づくりと、労務生産性の向上が主な業務です。具体的には「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底」「ルール遵守」やその他をチェックするための現場パトロールを行ったり、関連部門と連携してコストダウン計画の実施、分析、改善を行ったりしています。また、生産計画に応じた労務の手配も重要な仕事のひとつです。

職場環境・ともに働く仲間について

上司と一緒に働いていますが、みなさんモノづくりの最前線で仕事をしているためか、顧客の要求に応えるべく最大限の努力を惜しまない姿勢を持った方々だと思います。また、周囲をまとめるリーダーシップ力やわずかな工程の異変を捉える観察眼など、参考になる部分が多いですね。

業務中の様子

大変だったこと

私が所属している製造ラインは複数の工程に分かれており、多くの製品を大量生産しています。その中で生産期間が早いもの、あるいは長いものがあるため、製品の流し方は現場の舵取りに依存します。製品の流し方の感覚は新入社員の自分には持ち合わせていない感覚で、打ち合わせに出席しても飛び交う言葉が理解できませんでした。「理解できない」は「工程を知らない」ということに気づき、まず1つの製品に絞って最初から最後までの工程を把握し、現場の担当者にも聞いたりして製品の流れ・工程の機能を学びました。

印象に残った出来事・仕事

製造現場には、製品の品質向上やコスト削減の取り組みを行うサークル(QCサークル)があり、私が参加したチームが北陸大会で優勝し全国大会へ出場したことが一番印象に残っています。このチームでの私の役割は、作業者からの要望や困りごとを共有して、関連部門に協力を依頼するといった部門間の橋渡し役でした。発表資料に自分が登場していたことを知ったときは、非常に嬉しかったです。

業務中の様子

今後の目標

私の製造ラインには、プロトラインと呼ばれる人にやさしい作業環境を取り入れた工程があるので、他の製造ラインよりも先進的で恵まれた環境といえます。今後はこのプロトラインを他の工程にも入れられるようにしていきたいと思っています。また、工程の現場力・基礎力を上げられるような企画も、どんどん提案していきたいですね。

Messageー学生の皆さんへー

就職活動では不安も多く「自分は何がやりたいんだろう」「何を目指したいんだろう」と迷う日々も多いと思います。自問自答を繰り返し、周囲の人から意見をもらっていくことで徐々に自分の考え・やりたいことが浮かんでくると思いますので、粘り強く頑張ってください。

ある日のスケジュール
8:20 始業・朝礼
9:30 朝ミーティング
12:30 関連部門と打ち合わせ
13:25 昼休憩
14:30 昼ミーティング
16:00 工程巡回
18:00 退社
プライベートについて
仕事終わりには同期とご飯を食べたり、寮で遊んだりすることが多いですね。休日には妻と映画を見たりゲームをしたり、外出することもあります。一人で過ごす時は本を読んでまったりしています。