INTERVIEW

キャッシュマネジメントを
通して、各拠点の健全な
事業運営をサポート

コーポレート本部
経営管理統括部 財務戦略部

2021年入社 経済学部 経済経営学科

WORK

ムラタグループ全体の
資金効率を高め、財務コストを
最小限におさえる

財務戦略部の資金課では、グループ会社の担当者、金融機関などと連携しながら、海外を含めたムラタグループ全体の資金を管理しています。資金調達はもちろん、資金効率を高め、財務コストを最小限におさえるためのさまざまな取り組みも行っています。例えば、資金を預けるにはどの金融機関が良いのか、資金の保有は現金か債券か株式か、また外貨資産の為替変動リスクをどうコントロールするかなどの検討を行います。さらに、グループ全体の資金管理体制の検討も重要な取り組みです。より資金効率を高めるために、口座の集中や金融機関等と資金管理サービスの検討、逆に、銀行信用力などのリスクを鑑みて、口座の分散や機動的に資金を移動できる体制づくりなどを行います。資金課の業務は、世界の各拠点の健全な事業運営を行うための潤滑油のような役割を担っているとも言えます。その部署の中で、資金管理や為替管理、資本政策や株主還元方針の検討などが私の主な業務です。

1日のスケジュール

8:30

メール確認

8:40

為替相場、見通しの確認

8:50

新管理手法の検証作業

10:00

金融機関と面談

11:00

作業

11:30

本社資金繰りの確認

13:00

海外拠点と打ち合わせ

14:00

作業

15:00

社外講義に出席

17:00

退勤

MISSION

世界情勢、法規制、
ビジネス環境の変化を
考慮しながら最適解を考える

ムラタグループは海外での売上比率が非常に高く外貨売上がほとんどで、為替レートの影響を大きく受けます。ですので私たちの業務では、為替相場の変動や見通しに日々目を配ることが必須です。さらに、一言で資金管理と言っても、為替以外に各国の法規制、国際ルール、ビジネス環境の変化の1つひとつが日々の資金の動きとして現れるため、対応していく必要があります。国ごとに異なる対応が難しいですが、逆にそこが、おもしろいところでもあると思います。また、株主還元方針の業務では2022年、ムラタグループで株主への還元として11年ぶりに行った「自己株式取得」に携わりました。過去に実施した際の規制や市場環境、会社規模などが大きく異なる中で、私はこの業務の検討から実行までを担当させていただきました。中途入社後すぐにこの業務に携わったことで、社内外のさまざまな方と接点を持つことができ顔を知ってもらえましたので、その後の仕事でも少なからず良い影響があったと思います。

VISION

近い将来、海外赴任をして現場で活躍したい

私の今後の目標として、できるだけ早く海外赴任をしたいと思っています。前職では海外赴任の経験はありますが、ムラタではまだ未経験です。今後私がムラタでどのようなキャリアを歩むかはわかりませんが、自身の赴任経験も生かし、ムラタの現場で役に立ちたいと考えています。海外赴任のためには、ムラタ内部の管理手法についての理解を深めることが必要だと感じています。日々の業務の中、国内外の拠点のみなさんと話をすることで、押さえておくべきポイントは見えてきており、時間を見つけては別部門の方々とお話しする機会を持ち、関連業務におけるムラタの考え方や難しさなどの理解が深まってきました。海外赴任に向けてさらに理解が深まるよう、努めていきたいと思います。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2015年

前職入社。投融資部門に配属。

2017年

企画部門に異動。

2019年

エチオピアに赴任。

2021年

村田製作所に入社。財務戦略部配属。

プライベートの過ごし方

妻が着物好きなので、私も一緒に着物を着てお出かけすることが多くなりました。私はいまだ着物の良さを十分に理解しきれていないのですが、要するに「映え」ということのようです。宇治の方を着物で歩いたりするのですが、確かにラフな格好よりも映えるような気がします。ムラタも京都企業ということですので、社内でも着物の着用が広まるとおもしろいなと思っています。

志望者の方へメッセージ

私の新卒の就職活動の頃を思い出してみると、自分自身はあまり緊張しない方だと思っていましたが、自分が入りたいと強く思う企業ほど、いざ面接となると緊張した記憶があります。また、就職活動ではみなさんも複数応募をしているとは思うのですが、時間の制約もあり、優先順位をつけなければならないこともあるかと思います。私の場合、迷った時には感覚的に自分の緊張=入社意欲と捉えて、優先順位をつけたりしていました。迷った際の1つの考え方として使ってみるのも良いかもしれません。

事務系社員のインタビューを見る

事務系

「良い製品」を生み出すための
「良い材料」の調達

調達

2017年入社

事務系

世界で働く
ムラタの人材を育て、
組織をつくっていく

人事

2007年入社

事務系

正確なリスクコントロールで、
ムラタのビジネスを加速させる

法務

2018年入社

事務系

ムラタの成長を加速させる
M&A・出資を成功に導いていく

経営企画

2016年入社

事務系

会社の存続に
責任を負う株式管理、
リスクマネジメントの専門家

総務

2017年入社

事務系

信頼関係と連携を大切に
世界の「ムラタファン」を
増やす

広報

2023年入社

事務系

製品を安定して届けるための
生産体制を築く

サプライチェーンマネジメント(生産企画)

2014年入社

事務系

持続可能で豊かな社会に向けた
ムラタの取り組みを統括・推進する

サステナビリティ推進

2018年入社

事務系

世界シェア1位の「SAWフィルタ」の事業を支え、発展させる

事業企画

2016年入社

事務系

電子製品の発展を見据え、薄膜デバイス事業の成長を計画・推進

事業企画

2019年入社