CAREER STORY

INTERVIEW

グローバルな経験で接した多様な価値観を尊重し、視野を広げる

機能デバイス事業部 機能デバイス商品開発3部

2014年入社 電子情報システム専攻

VISION

「仕事の質」と「多様性」を軸としてキャリアを積む

私のキャリアの軸となっているのは「仕事の質」です。仕事の質を高めることは、会社にとって重要な資産を作ることと考えています。キャリアを通して仕事の質を高め、成果の出る仕組みや組織を作ることに挑戦していきたいです。そしてもう1つの軸としては「多様性」です。今までのキャリアを通して顧客や海外の人と接することで自分の中に違ったものさしができ、自然と受け入れることができるようになってきました。今後も異文化と触れるような仕事をしていきたいと思っています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

1年目〜3年目

職種:品質保証(センサ商品)

勤務地:村田製作所 野洲事業所

顧客対応の窓口を任され、顧客から直接電話がかかってくる緊張が続く日々でしたが、新人でありながらも任されたことが嬉しかったです。窓口とは会社の代表なので、仕事に対して言い訳しない責任感が培われました。若い頃に社内だけではなく社外の考えにも触れられたことは財産であり、顧客はどう考えているのか常に考えるようになれたのが良かったと思います。

3年目〜7年目

職種:品質管理

勤務地:Murata Electronics Thailand Ltd.

海外で働くチャンスが早くも訪れ、タイに赴任しました。主に顧客向け品質対応や仕入先監査を任され、初めて部下を持ったのもこの頃です。当初、部下と仕事の任せ方で折り合いがつかず苦労しましたが、納得するまで対話したり、自分のミスを素直に認めて改善したりすることで強固な信頼関係を築くことができたと思います。やはり人間関係の原理原則を見失わないことが大事だと学びました。業務においても自ら課題を設定し、組織にどのような財産を残すのかを考えながら仕事をすることで大きく成長できたと思います。

8年目〜11年目

職種:商品開発

勤務地:金沢村田製作所

今までと全く違う商品、全く違う役割となりました。実はこれは、自分自身が希望した上で実現したものです。一度海外に出ることで違った考え方や仕事の進め方に触れることができ、それが自分自身の多様性につながると考えました。ここではフィンランドの拠点と仕事をする機会があり、現在はタイとは違ったカルチャーをもつフィンランド人と仕事をすることを楽しんでいます。9年目からはマネージャーも任され、部下育成など新しい役割にも挑戦しています。

VALUE

「目的志向」と「原理原則」の考えを拠り所として仕事を進める

私は「目的志向」の考えを大切にしています。まず目的があり、その上で目標を設定し、それを実現するためのプロセスと必要条件を揃えていくという考え方です。どんな業務でも、良い結果を出すためには良いプロセスを作り込む必要があると考えています。それ以外にも、「原理原則に基づき仕事をする」ことも私の価値観の1つです。原理原則に基づくとは、技術であれば「メカニズムを追求すること」、マネジメントであれば「流行に左右されないリーダーのあり方」といえます。これが私が迷った時に立ち返るべき拠り所となっています。

DREAM

異文化を深く理解し多様性を活かすことができる人材を目指す

今後チャレンジしたいことは、また海外で異なる文化を持つ人と働くことです。海外での生活は公私ともに大変ですが、やはり日本では経験できないエキサイティングなことも多いのでおもしろいです。異文化経験を通して多様性を活かせる人材になり、スタッフのがんばりが成果として出るような「仕事の質」づくりができるよう成長していきたいと思っています。

プライベートの過ごし方

休みの日は子供と過ごす時間を大切にしています。公園に行ったり、一緒に料理をしたり、子供との時間は私の癒しの時間ともいえます。最近は一緒に押し花をするようになりました。新しいことを見つけながら子供と遊ぶ時間が大好きです。そのほかにも、趣味のテニスだけはずっと続けており、今後も時間を見つけては楽しんでいきたいと思っています。

志望者の方へメッセージ

今までやってきた業務は、入社前にはまったく思ってもみなかった仕事でした。しかしそのような業務に就くことで、仕事の意味や気づいていなかった自分の志向を理解できるようになったと思います。よく、人が変わるためには「時間配分を変える」「住む場所を変える」「付き合う人を変える」の3つが必要といわれます。会社でのジョブローテーションはこれら3つを大きな手間なく実現する良い機会ですし、ムラタは従業員のやりがいと成長を応援してくれる会社だと思います。私自身も異動を通して多様な価値観にふれ、違いを尊重し受け入れることにより、視野が本当に広がりました。