BUSINESS
製造技術(総合職)の業務内容と流れ
めっき工程は、ムラタで製造されている電子部品を基板に実装するために欠かせない、重要な工程です。私はそのなかで、製造技術を担当しています。
製造技術の役割は、品質を安定させた量産ラインを構築・維持することです。市場のニーズに応えるため、常に「より良いものを、より効率的に、より早く」お客様へお届けすることを意識し、工程改善や条件最適化に取り組んでいます。また近年では、AIやDXを積極的に取り入れ、工程データの活用や自動化を推進。めっき技術のさらなる高度化と生産性向上を進めています。
ROLE
安定したモノづくりのためにできることは?
めっき工程における製造技術として、品質改善と生産性向上の両立を目指した工程づくりに取り組んでいます。最優先事項は、品質の向上。そのためにライン展開や条件の見直しなどを通じ、効率的な生産体制の構築を進めています。工程変更や条件最適化といった変化点では、品質に影響がないかを事前に評価し、品質を確保したうえで最適化や効率化を行うことも大切です。現場で不具合が発生した際には、スピード感を持って対応し、「どこに問題があるのか」「なぜ起きているのか」を繰り返し考え、三現主義に基づいて現物をよく確認しながら原因を把握しています。その結果をもとに対策を講じ、PDCAを回し続けることで、再発防止と安定したモノづくりが実現するのです。
1日のスケジュール
8:30
ミーティング、スケジュール・メール確認
10:00
不具合の打ち合わせや会議。今後の動きについて話し合う
11:00
実験や分析評価。危険な薬品も扱うので、安全第一で
13:00
お昼休み。ランチはお弁当が多い
14:00
実験、分析の評価結果をまとめる
15:00
CFTメンバーと打ち合わせ。スケジュール調整が難しい
16:00
実験計画書、レポート作成
18:00
部内、社外パートナーへの報告資料を作成
19:00
帰宅。平日夜は散歩やトレーニングをして健康に気を遣っています
EFFORT
人と技術をつなぎ、
現場を前進させる
製造現場では、AIの活用やDXの推進により、作業の自動化が急速に進んでいます。ところが、私が最初に担当した業務では、加工工程に手作業でしか対応できない重要なフローがありました。自動化するためには、その作業を見直し、工程からなくす必要があったのです。「本当にそのフローをなくしても問題はないのか」「不具合が発生しないのか」といった点について、感覚ではなくデータで示すことが求められ、定量的な検証には多くの時間と試行錯誤を要しました。先輩や上司から何度も助言をいただきつつ、他部署の方々とも連携しながら念入りに検討。課題を一つずつ解決したことで、実現可能であることを証明できました。
この経験を通じて強く感じたのは、仕事は決して一人では成り立たないということです。多くの人の知見や協力があってこそ、より良い成果が生まれます。こうした仕事がまたできるように、日ごろから関係者とのコミュニケーションを大切にし、現場全体として最適な解決策を見つけることを意識して働いています。
GOAL
再現性の高い仕事が
できる技術者に
若手のうちは、新しいことや難しい仕事にも積極的に挑戦し、経験を積み重ねながら自分自身のレベルを高めていきたいと考えています。どのような仕事に直面したときも、初心に立ち返る。そして基本を大切にしながら、一つひとつ丁寧に向き合う姿勢を忘れないよう心がけています。
また、不具合や失敗だけでなく、うまくいった事例についても「なぜ成功したのか」を振り返ることが大切です。成功にも必ず理由があると考え、その要因を言語化し次に活かす。それが、再現性の高い仕事につながります。PDCAのなかでも疎かになりがちな「Check」を意識し、学びを確実に次の改善へ活かしながら、着実に成長していきたいです。
プライベートの過ごし方
プライベートではアウトドアが好きで、キャンプや登山、ドライブに出かけています。ソロキャンプでは焚き火を眺めながらゆっくり過ごす時間を楽しむ一方、友人や家族とキャンプ料理を囲んだり、一緒に山登りをしたりすることも。自然に囲まれて過ごす時間が、日々のリフレッシュにつながっています。