
INTERVIEW
自分のスマホに自分の部品が
搭載される日が、
今から待ち遠しい
通信・センサ事業本部
通信モジュール事業部 ミリ波事業推進部
2017年入社 総合生命科学部・生命資源環境学科
WORK
ムラタの研究開発に
欠かせないのが、
技術アシスタント

技術アシスタントとして、スマートフォン用アンテナモジュールの試作品の作成や測定機による特性確認などを行っています。さらに詳しく説明すると、サンプルを断面研磨して分析する「不良解析」、過酷な環境下での使用を想定した高温多湿や落下による「信頼性試験」などを細かく行い、そこから得た結果を図や表にまとめて報告するまでが、技術アシスタントの役割です。スマートフォン用アンテナモジュールは、次世代通信である5Gに欠かせない部品。将来、自分が使うスマートフォンに、自分が関わった部品が搭載されるかと思うとワクワクします。また、自分が想定したデータや試作品が、そのままお客様の手に渡ることもありますから、測定や解析といった作業にも大きな責任があり、やりがいも十分です。作業を依頼してくださった方から「いつもありがとう」と言って喜んでいただけるよう、どんな仕事も丁寧に行うことを心がけています。
1日のスケジュール
9:00
メールチェック
9:10
業務のスケジュールに関する係ミーティング
9:30
お客様提出用サンプルの測定業務
12:50
ランチ
13:40
勉強会(例 アンテナの基礎 信頼性試験について)
14:40
測定結果のまとめ・報告
17:00
測定機・実験室の片付け
17:30
退勤
MISSION
集中力とモチベーションを
高く保つ工夫が仕事のコツ

初めて測定器を使う時には、「変な使い方をして壊してしまわないか」「正しい使い方がきちんと覚えられるのだろうか」と、いろんなことが不安でした。でも、測定器の使い方を学ぶ講習や勉強会に参加する機会が多く、少しずつスキルが身についていきました。それに先輩や上司の方々が丁寧に指導してくださったので、徐々に不安な気持ちも和らいでいったことを覚えています。教えていただいた内容はしっかりとメモに取って、後から自主的に復習して覚えました。分析など細かな作業をしていると、慣れてきたころにミスを起こしがちです。それを防ぐには、きちんとした時間管理が欠かせません。「この時間までに、この作業を終わらせる」という明確な目標があれば集中して作業ができてミスを防げると同時に、モチベーションを維持しながら仕事に取り組めます。
VISION
いつかは教えられる立場から
教える立場へ

今後は、データの取りまとめなどパソコンでの作業効率を高めるために、マクロなどを習得して、空いた時間を有効利用していきたいです。これまでは人に教えてもらう立場でしたが、いつかは人に教えるようになることが目標。そのためにも、普段から業務にミスがないように、業務の目的そのものを理解する大きな視点を持って仕事に取り組んでいきたいと思います。
プライベートの過ごし方
時期にもよりますが基本的に残業はなく、家族や友人たちと過ごすプライベートの時間も十分に確保できています。休日も有給休暇も取りやすい環境ですから、ゆっくりと休むことが次の仕事への活力となり、職場でテキパキと働ける秘訣になっています。また、仕事終わりには社内のバトミントン部の活動に参加して、日ごろの業務では接点がない社員のみんなとの交流を楽しんでいます。
