商品開発・設計「海外の拠点と日本の製造部門をつなぐ役割」商品開発・設計「海外の拠点と日本の製造部門をつなぐ役割」

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データ

職種 商品開発・設計
入社年 2020年
学部学科 工学院 電気電子系ライフエンジニアリングコース

商品開発・設計の業務内容と流れ

業務内容

ムラタ内には図面を引いたり、CADを操作したりする商品設計もありますが、私が担っているのはメトロサークという多層樹脂基板の試作を工場で流動して評価する流動設計です。具体的には試作における工程手順の作成、工程設備で使う治具の設計、流動中の工程スケジュール管理を行っています。商品設計担当が作成した図面と工場での製造とをつなぐ、橋渡し的な役割です。

業務の流れ

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担当業務と1日のスケジュールについて教えてください。

担当業務

設計課のミッションは新規製品の獲得と奪還です。ムラタを取り巻く環境は厳しく、競合にムラタの製品を奪われることもあります。そのような状況下で製品の性能を追求しつつ、早く安いモノづくりにも貢献することが求められています。私の業務は試作を無駄なくスケジュール通りに流動させることです。新規製品を獲得したり、競合からの製品奪還に貢献できるよう日々取り組んでいます。

1日のスケジュール

8:30
始業、メールチェック&本日のタスク・スケジュールの確認
9:00
進捗会議
10:00
業務(関係部門とのミーティングなど)
11:30
ランチ
12:15
業務(報告書、評価依頼書作成、流動トラブル対応)
17:00
終業

もっとも面白さややりがいを感じるのはどのようなときですか?

私の業務は社内のさまざまな関係部門、本社、海外の拠点メンバ―とともに進行します。海外のメンバーがお客様とコミュニケーションを取って仕様を決め、本社メンバ―が設計図を作成します。富山村田は製造を担いますので、工場で使用する治具の設計や加工条件の検討を行います。このようにバトンを受け継いで試作を遂行していきますのでプレッシャーも感じますが、無事にお客様に出荷できたときはチームに貢献できた達成感を味わうことができます。

ご自身でもっとも成長を感じたのはどのようなときですか?

入社後、成長を感じるのは、さまざまな関係部門が連携して業務を進める部分だと思います。特に成長を実感したのは試作品の出荷可否を判断する会議での立ち回りです。1年目は会議中の質問に対して製品のことしか回答することができず、それ以外は先輩社員にほとんど頼らざるを得ない状況でしたが、現在では生産技術や製造技術の担当者と連携することで、現場で何が起きているかを把握できるようになり、製品以外のことにも回答できるようになりました。

今後挑戦したいことについて教えてください。

これまで培った試作流動の経験と知見をお客様への提案に生かせるのではないかと考えています。お客様をはじめ社外の方とのやり取りを通し、提案だけでなく不具合対応の経験も若いうちに積むことができますので、新たな成長の機会を得られるのではないかと考えています。

富山村田に入社して良かったと感じることはなんですか?

入社してよかったと感じる点を3つ紹介します。

  • 若いうちから大きな仕事を任せてもらえること
  • ワークライフバランスをとりやすいこと
  • 現場を見て学べること

特に良かったと感じているのは3点目です。製品がどのようにできているか、製品として世に出すことがどれだけ難しいかを体感するという非常に貴重な経験ができており、成長に必要な環境が整っていることを実感しています。

※2022年1月時点の情報です。

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