INTERVIEW

世界で働く
ムラタの人材を育て、
組織をつくっていく

コーポレート本部
ESG・HR統括部 人事部

2007年入社 経済学部 環境・デザイン専攻

WORK

従業員のやりがいと成長を組織力につなげて、
人的資本を強化する

評価や昇格という人事制度を運営する組織と、将来を見据えた人事施策や企業価値の向上に取組む組織のシニアマネージャーとして働いています。評価や昇格は人事制度の柱の一つであり、これらは従業員一人一人のモチベーションに大きな影響を与えます。それぞれの努力や貢献の総和が会社の総合力となるため、公正で納得度の高い人事制度の運用に努めています。もう一つの組織では、ムラタがこれからも多様なステークホルダーから認められ、持続的な企業成長を続けるための将来に向けた人事施策の検討、立案をしています。例えば「多様性の促進」、「グローバルにおけるビジネスと人権」、「ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示」など、あまり聞きなれないかもしれませんが、いずれも重要なテーマとして取り組んでいます。不覚的要素が多く、環境変化の激しい現代であるが故の難しさと、面白さをチームメンバーと感じながら、楽しく働いています。

1日のスケジュール

9:00

合弁会社設立プロジェクト会議

10:30

労働組合との打合せ

11:00

メール対応&企画検討

12:00

昼食

13:00

採用面接

14:00

次年度の昇格試験制度の検討会議

15:00

課ミーティング(情報共有、テーマ進捗確認、雑談・相談)

16:00

社外コンサルタントとの打合せ

17:00

休憩

17:15

翌日以降のスケジュール確認と準備

MISSION

東南アジア6ヵ国の
人材開発プログラムを構築

入社5年目にマレーシアのイポー工場へ人事担当として出向することになり、それから約8年半にわたって海外で人事の仕事を経験しました。マレーシア、シンガポール、アメリカと渡り歩き、さまざまな経験を通してキャリアを作り上げることができました。中でも特に印象に残っている仕事は、シンガポール赴任中に「ASEAN University」のコンセプトのもと、ASEAN圏内にある東南アジア6ヵ国の人材開発プログラムを立ち上げたことです。プロジェクトを進めていく中で国境を越えて多くのキーマンと接触し、共通の目標イメージのもとでプロジェクトを進めていきました。次世代リーダーの育成を目的とした選抜教育、マネジメント研修の導入、社内講師の育成、会社間の人材交流プログラム、歴史ギャラリーの設立など、期待以上の成果を挙げることができ、人材開発の土台を築けた経験が自信にもなりました。

VISION

変化する社会に応じた
最適な組織づくりを

人事の仕事は、日々変化するムラタの経営環境に応じた最適な組織づくり、そして人的資本の強化です。
私が大事にしているのは、バランス感覚です。人事の仕事をするうえで、人によって対応を変えることは場当たり的に見えたり、一貫性を欠いてしまうため、積み上げてきた信用を失う可能性があります。一方、状況変化や個人の事情を考慮せずに画一的な対応をした場合、誤った判断や望まない結果となる可能性があります。難しいことではありますが、軸となる考えを起点として持ち、バランスを意識した判断をするように心がけています。
また、つらい時もできるだけ気持ち良く働き、自然と笑顔や笑い声が出てくるチームで働くことが好きです。

これまでも世の中の変化や業界の動向には興味を持ってはいましたが、以前にも増して10年~20年先の未来における社会や私たちの生活、働き方の変化について考えるようになりました。どのような環境になっても仕事を楽しみ、周囲と相互に良い影響を与える中で、自己成長していきたいです。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2011年

入社5年目に、マレーシアのイポー工場へ人事担当として出向。人事チームの立て直し、強化に取組む。

2013年

シンガポールのASEAN統括会社にて、東南アジア6ヵ国の人事業務を支援すると同時に、人材開発プロジェクトを推進。

2018年

アメリカ(ジョージア州アトランタ、カリフォルニア州サンノゼ)へ赴任。人事マネージャーとして北南米地域の人事業務に従事し、4つのM&A案件にも参画。
海外経験の中で自分の糧となったのは、国籍問わず尊敬できる上司のもとで働けたこと、異なるバックグラウンドを持つメンバーと働くことができたことです。

2022年

シニアマネージャーになり、実務的な役割から人やチームを通じて成果を出すことが求められる。組織マネジメントの難しさと面白さを実感する。
海外経験の中で自分の糧となったのは、国籍問わず尊敬できる上司のもとで働けたこと、異なるバックグラウンドを持つメンバーと働くことができたことです。

プライベートの過ごし方

学生の頃から釣りが趣味で、没頭し過ぎるあまり卒業論文もダムをテーマにしたぐらいです。今でも釣りに出かけることが好きですが、家族との旅行も楽しみにしています。友人や社外の人と交流する機会もできるだけ持つようにしていて、仕事だけでなくプライベートも充実するよう心がけています。

志望者の方へメッセージ

これから社会に出る学生のみなさんは、どんな風に準備をすればいいのか悩んでいたり、社会に出ることそのものに不安を感じたりするのが当然だと思います。必要以上に不安を感じるのではなく、今の自分が打ち込めることに集中して、「あれをやっておけば良かった。経験したかった。」というもの一つでも少なくなるように、学生の時間をフル活用するのが一番だと思います。その中で楽しいと感じること、好きだと思ったことは、社会人になっても変わらずに自分にとっての楽しみや癒しになります。

事務系社員のインタビューを見る

事務系

「良い製品」を生み出すための
「良い材料」の調達

調達

2017年入社

事務系

正確なリスクコントロールで、
ムラタのビジネスを加速させる

法務

2018年入社

事務系

ムラタの成長を加速させる
M&A・出資を成功に導いていく

経営企画

2016年入社

事務系

会社の存続に
責任を負う株式管理、
リスクマネジメントの専門家

総務

2017年入社

事務系

信頼関係と連携を大切に
世界の「ムラタファン」を
増やす

広報

2023年入社

事務系

キャッシュマネジメントを
通して、各拠点の健全な
事業運営をサポート

経理財務

2021年入社

事務系

製品を安定して届けるための
生産体制を築く

サプライチェーンマネジメント(生産企画)

2014年入社

事務系

持続可能で豊かな社会に向けた
ムラタの取り組みを統括・推進する

サステナビリティ推進

2018年入社