
INTERVIEW
正確なリスクコントロールで、
ムラタのビジネスを加速させる
コーポレート本部
法務・知財統括部法務部
2018年入社 法学部・法律学科
WORK
法律的知識を活かして、ビジネスとリスクのバランスを調整

法務部には、グローバルに展開するムラタのビジネスリスクやコンプライアンスをコントロールしていく役割があります。多くの人は「リスクコントロール」と聞くと企業活動のブレーキのようなイメージを持つと思いますが、実際にはビジネスとリスクのバランスを取ることで、企業活動を加速させていくアクセルのような効果もあるのです。M&Aなどのプロジェクトサポート、契約書の精査、日常的な法律相談への対応などが私たちの主な仕事になります。例えばM&Aに関しては、企画部や事業部、知財部、経理部などから構成されるプロジェクトの一員として、現地でデューデリジェンス(多面的な詳細調査)を実施したり、交渉の場に立ったりしています。M&Aによって実現したいことや目的を理解して、依頼部門の方々と一緒に達成に向けた方法を考えていきます。当事者双方が納得できる落とし所を見つけ出し、契約書に落とし込んでいくところが、法務としての腕の見せ場であり、仕事の醍醐味です。
1日のスケジュール
8:30
担当部門からの問い合わせメールのチェック、業務スケジュールの決定
9:00
契約書審査(レビュー、依頼部門へのヒアリング、修正案の作成)
11:50
ランチ
12:35
昼礼
12:40
各種問い合わせ、法務相談への対応
13:30
M&Aプロジェクトの打ち合わせ、進捗共有など
15:30
新規事業部との打ち合わせ
16:30
上司への情報共有、プロジェクト進捗の報告
17:00
退勤
MISSION
製品に込められた
思いを知っているから、
メーカーの法務はおもしろい

法務の仕事と言うと、黙々とデスクワークをしているイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。実際は、打ち合わせに参加したり、製品やビジネススキームについて他部署にヒアリングしたりしている時間が多いです。なぜならば、法律知識で単純に判断するのではなく、製品に込められた思いや期待、事業を通して何を実現したいのか、といった形になっていないものを含めて、契約内容などを精査する必要があるからです。ムラタのビジネスや製品には、多くの関係者たちの思いが込められていて、企業活動による社会貢献を目指しています。その願いや思いが実現するよう、法務的な側面からサポートすることが、メーカー法務のおもしろさです。法務の仕事は成果の数値化や可視化が難しいかもしれませんが、確かなやりがいがあることを日々実感しています。
VISION
ムラタのすべてを知る
法務のプロへ

まだまだ法務としての経験が浅く、上司や先輩のみなさんにフォローしていただいている状態ですが、ゆくゆくは他部門の方から「法務のことはあいつに聞けば大丈夫」と言われる存在になりたいです。法務のスペシャリストへと成長することを大きな目標にしています。そのためには法律知識の習得だけでなく、製品やビジネスへの理解が欠かせません。メーカーの法務だからこそ、自社の製品や技術の特徴、さらには研究開発の裏側にある苦労や努力も知っておく必要があると思っています。幅広い視野でムラタのビジネスを理解し、優れた提案ができるだけの力を身につけていきたいです。
プライベートの過ごし方
毎日、感謝帳をつけるのが私の習慣になっています。仕事がうまくいかずに弱気になった時、1年前の同じ日付の感謝帳を見返して、「あの時はこんなことで悩んで、先輩からこんな声をかけてもらった」と感謝した出来事を思い出すようにしています。そうすると、わずかながらも自分が成長していることを実感できたり、仕事に対して前向きな気持ちになれるのです。ほかには、休日に京都の寺社仏閣を巡ったり、温泉に行ったりしてプライベートの充実を図っています。
