Works
オカヤマムラタで働く
事業経営の視点と
製造現場の視点を併せ持つ、
モノづくりの「羅針盤」。
生産企画(IE)
管理系 総合職
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- 社歴
- 2019年入社
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- 計測データを現場改善に役立てる
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私は生産企画課で「IE」という職務に就いています。IEとは「インダストリアル・エンジニアリング」の略。製造工程を計測・分析し、数値で「見える化」してコストダウンや効率化の指針にします。事業経営とモノづくりの現場をつなぎ、製造部の方々が進むべき道を示す羅針盤のような役割を担っています。
より効率的な工程づくりを実現するために、毎日のように製造現場を訪れます。ストップウォッチを片手に一人あたりの作業量を計測したり、設備の稼動率をチェックしたり。そこで得たデータをエンジニアに伝え、現場改善のための指標としてもらうのです。
新しく製造ラインを構築する際も、設備をどのようにレイアウトするか、製造オペレーターはどう動くのかなど、すべてがIEの分析したデータにもとづいて決められます。
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- 数字分析とコミュニケーション
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さまざまな部署と連携を取りながら作業を進めるのが、この職務の特徴。他部署の協力が不可欠な仕事なので、信頼関係を築くことを大切にしています。たとえば製造工程の改善のためにどこかを変更する場合、その変更が製造オペレーターの負担となるケースがあります。
だから一方的なお願いにならないよう、現場の方々に「なぜこの変更が必要なのか」「経営的にどういう意味を持つのか」を客観的なデータと共にきちんと伝え、コミュニケーションを重ねて納得していただくことを大切にしています。
そうしたコミュニケーションを続けているうちに、最近ではエンジニアさんのほうから「ここを改善したいんですが、どのくらいコストダウンできますか?」とか「この設備の稼動率の集計の仕組みを考えてもらえませんか?」といった相談を受けることが多くなってきました。各部署の方に頼りにしてもらえることは、私にとって大きな喜びになっています。
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- 理系・文系を問わず活躍できる
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IEおよび生産企画は、理系・文系を問わず活躍できる職種です。私自身も経済学部出身。就職説明会でこの仕事を知り、「文系でも、モノづくりの現場でこんなふうに活躍できるんだ」と興味を持ち、入社を志望しました。
入社後は半年間、製造現場での研修があるのですが、最初に現場の仕事を経験できたことは、IEとして大きな財産になっています。この仕事は経営視点を持つことが大切ですが、そちらだけに偏ってしまってはよくないのです。現場視点にも寄り添いながら、経営視点と両立させることの大切さに早い段階で気づけたのは、とても良かったと思います。
- 活気あふれる職場で
- 岡山村田製作所は若い社員が多いので、職場が活気にあふれています。それぞれに特技を持った仲間たちが切磋琢磨しあい、積極的に挑戦を繰り返しているのを感じますね。何度壁にぶつかろうと前向きに道を切り開いていくみなさんの姿には、いつも良い刺激を受けています。私もさらに経験を重ねて、より広い視野で事業を見つめ、IEそして生産企画として成長していきたいと思っています。