INTERVIEW

製品を安定して届けるための
生産体制を築く

セラミックコンデンサ事業本部
生産統括部 事業改革推進部

2014年入社 教育学部 教育学系

WORK

積層セラミックコンデンサの
製造工場投資計画を立案し実行する

セラミックコンデンサ事業本部の生産統括部は主にDX(デジタルトランスフォーメーション)などを推進する事業改革推進部と、どこにどの規模の工場を建ててどれだけの製品を作るかを管理する生産企画部に分かれています。私は生産企画部に所属し「生産ロジスティクス」の企画業務を行っています。ロジスティクスとは、モノづくりから供給までの流れをより効率的・合理的に行うため、各工程のモノの流れを戦略的に構築し管理することです。私が行っている生産ロジスティクスの企画では、数年から10年におよぶ中長期の時間軸で、ムラタの各工場でどういった種類の積層セラミックコンデンサをどれだけ生産するかということを検討し計画します。また、立てた計画を実行するための課題解決にも取り組んでいます。

1日のスケジュール

8:30

1週間および1日のタスクを整理、メールチェック

9:00

朝会でチームメンバーと仕事の進捗状況や困りごとなどをシェア

10:00

中長期の投資企画案の説明

11:00

新たな取り組み、プロジェクトの企画案の作成

13:00

工場間の生産移管計画の実行および課題に関して、工場担当者と対応を検討

14:00

生産企画部内で生産ロジスティクステーマを進捗共有・検討

16:00

企画案・課題対応の整理、メールチェック、明日のタスクを確認

17:00

退勤

MISSION

社会や顧客が必要とする時に必要な量の積層セラミックコンデンサを届ける

例えばスマートフォンやパソコンなどは、欲しいと思った時に手に入ると思います。生産企画の仕事は、このような環境を維持していくための土台作りと言えます。「積層セラミックコンデンサ」は最終製品の電子機器を製造するためのひとつの部品ですが、最終製品を造る顧客が必要とする量を必要なタイミングでムラタから届けること、これがとても重要です。そのために、将来の需要に対してムラタの経営資源をどれだけ投下して生産体制を整えていくのか、ということを私たちは計画し実行しています。そしてこの業務は、関係者の協力が必要不可欠です。入社して間もない頃、数千人規模の製造部の生産計画を作成したことがあります。この時、生産計画を数字だけで説明しようとして、相手に納得してもらえず悩みました。その際に上司からアドバイスをもらい、その計画で達成したい目的・目標を伝えて理解してもらうやり方に変えたことで、協力者が増えていった経験があります。それ以来、計画の目的を相手にきちんと伝えることを意識して、業務を進めるようになりました。

VISION

「利益の最大化」を意識した、
生産ロジスティクスの確立

私は常に必要な変化を起こしたい、そして起こせる人になりたいと思っています。その観点で、現在チャレンジしているのは「利益の最大化」を目指した体制作りです。私が所属する事業部はムラタの中でも歴史があって非常に大きな事業部なので、様々な部門・機能・役割があります。これらのスタッフ全員が同じ目的、つまり「利益の最大化」という目的を持った上で、さまざまな取り組みややり方を試行錯誤できる事業部にしていきたいと思っています。これまでの生産ロジスティクスの企画においては、数量や生産能力、面積などの生産資源を見ながら企画していくことが通例でした。そこに「利益の最大化」という観点を入れるようにして、自身の生産企画という役割を通して体制を変化させていけるよう働きかけを行なっています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2014年

入社後すぐに出雲村田製作所へ配属

2017年

ムラタ史上まれにみる積層セラミックコンデンサの納期トラブルが発生

2018年

チームリーダー(主任)として部下を持つ立場に

2020年

生産統括部 事業改革推進部へ異動 全社のプロジェクトに参画

2022年

生産統括部 生産企画部へ異動

プライベートの過ごし方

週末はリフレッシュのために、家族といっしょに自然豊かなスポットに出かけることが多いです。そこで趣味の写真を撮ったり、テントを張ってキャンプをしたりして楽しい時間を過ごします。最近は動画編集に凝っていて、お出かけした時の様子を動画で撮影し、編集を施して短編動画風のものを作ったりします。何げない日常の出来事も、編集することによってさらに楽しい思い出になることもあるので、動画編集はおもしろいですね。

志望者の方へメッセージ

就職活動で思い悩む方もいらっしゃると思います。私自身も「何を軸にしたらいいんだろう」とか「やりたいことって何だろう」と悩んだ時期がありました。ただ振り返ってみると、いろんな業界を見ることができたのは、自分の将来の選択肢を広げるためにも良い経験になったと思います。うまくいかないこともあるかもしれませんが、それを次に生かそうというくらいの気持ちで臨んでもいいのではないでしょうか。一方、やりたいことがはっきり決まっている方はとても幸せなことだと思います。そのような方は「自身の目標にたどり着くためにはどうしたらいいか」という視点で、働く場所や働き方を選んでみて下さい。

事務系社員のインタビューを見る

事務系

「良い製品」を生み出すための
「良い材料」の調達

調達

2017年入社

事務系

世界で働く
ムラタの人材を育て、
組織をつくっていく

人事

2007年入社

事務系

正確なリスクコントロールで、
ムラタのビジネスを加速させる

法務

2018年入社

事務系

ムラタの成長を加速させる
M&A・出資を成功に導いていく

経営企画

2016年入社

事務系

会社の存続に
責任を負う株式管理、
リスクマネジメントの専門家

総務

2017年入社

事務系

信頼関係と連携を大切に
世界の「ムラタファン」を
増やす

広報

2023年入社

事務系

キャッシュマネジメントを
通して、各拠点の健全な
事業運営をサポート

経理財務

2021年入社

事務系

持続可能で豊かな社会に向けた
ムラタの取り組みを統括・推進する

サステナビリティ推進

2018年入社

事務系

世界シェア1位の「SAWフィルタ」の事業を支え、発展させる

事業企画

2016年入社

事務系

電子製品の発展を見据え、薄膜デバイス事業の成長を計画・推進

事業企画

2019年入社