この仕事を一言で表すなら「買い物屋さん」。製品の生産に必要な資材を買うオンリーワンの権利を持っており、取引先の経営状況などもふまえて、どこから、いくらで、を決めることができます。時には値段交渉なども行い、できるだけ安く調達することも資材調達の使命。そのためには、取引先と5年、10年と続く信頼関係を築くことも重要な任務です。部署内には、ぐいぐい引っ張るリーダータイプ、知識が豊富な縁の下の力持ちタイプ、様々な“得意”を持った人たちがお互いを尊重しあいながら働いています。金沢村田は、多拠点と比べてもとりわけ明るい人が多い印象です。私自身、この明るい雰囲気に惹かれて入社を決めました。
いつも誰かが見てくれる。
だからこそ助け合える。
大学では経済学を専攻していたため、メーカーは全く就活候補になかったのですが、知人の言葉をきっかけに面接を受けてみたことが私の村田人生の始まりでした。メーカーの特徴は、日々発生する様々なトラブルにみんなで対処して、みんなで解決を喜ぶ、というまるでドラマのような出来事が現実に多々起こること。金沢村田は部門ごとの関係が非常に密接で、お互いを尊重しあい、協力しあいながら取り組んでいます。特に調達の仕事は他部門や取引先など外部の協力が不可欠。その枠組を超えて密接な関係を築いていくのが大変でもあり、一番のやりがいだったりもします。私も産休から復帰した頃、それまで以上に大変さを感じていたのですが、誰に相談するでもなく、自然と周りがサポートしてくました。上司が常に部下の状態を気に掛け、社員がつぶれずにきちんと成長できる環境が金沢村田にはあります。
まずは自分をさらけ出す。
安心感と信頼関係の大切さ。
金沢村田には慎重派タイプの人が圧倒的多数を占めている印象ですが、私個人としては、その上で、「しっかりとした理由と根拠を持って物事の判断ができる人」が金沢村田に合っていると思います。資材調達の仕事に関してはそれに加えてコミュニケーションスキルは必須です。私は信頼関係を築くために、まずは自分自身をさらけ出します。そうすることで、相手が安心感を持ち、何でも言いやすい状況が生まれるのです。感謝を然るべき時に言葉にして伝えることも心掛けています。こういった対人スキルや処世術は、ここに入社して得たものばかり。情熱や粘り強さがあればどんな方でも活躍できるような環境が整っていますよ。
資材調達/ 2009年4月入社
ある日のスケジュール
8:10 | 出社 |
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9:30 | 朝礼 |
9:00 | 生産管理との打ち合わせ 来期のサプライヤー能力付け協議 |
10:00 | サプライヤーとの面談 コストダウン交渉 |
11:00 | メール処理、打合せ結果に基づく対応等 |
12:15 | 昼食 |
13:00 | サプライヤー訪問に向けた資料作成など |
15:00 | 本社商品部・資材部とのWeb会議 サプライヤー交渉前の事前打ち合わせ |
16:30 | メール・ワークフロー類の確認、業務棚卸・翌日準備など |
18:30 | 退社 |