INTERVIEW

日進月歩のIT技術を活用し、
ムラタのインフラを支える

コーポレート本部
情報システム統括部 情報技術企画部

2021年入社 理工学域 数物科学類

WORK

社内のITインフラを安定的に
稼働させるための管理を行う

ムラタの情報システム部門の中で、私はインフラエンジニアとして社内の「ITインフラ」の構築・提供・維持を行っています。社内のシステムの土台となる、さまざまなサーバやネットワーク・フレームワークを作り、その上で動くアプリケーションを安定的に稼働させ続けること、それが私たちの役割です。そのため、システムやアプリケーションの障害を少なくするための設計やデータセンターにおける運用、セキュリティの確保など、さまざまなインフラ要素を考慮しながら業務を行っています。そして、担当するシステムの1つにムラタの基幹システムがあります。これは、国内・海外の受注~計画~生産~出荷までをカバーする非常に重要なシステムであり、これがダウンすると、たとえ数時間であってもムラタのビジネスにおいて膨大な損失が発生します。非常に大きな責任と影響がともなう業務です。なので「いかにトラブル(障害)を発生させないか」「万が一発生してもすぐに復旧できるか」を意識して日頃の業務を行っています。

1日のスケジュール

8:30

不在時に受信したメールや、自身が担当しているタスクの進捗を確認

9:00

会議準備

9:30

課のインフラ担当者が集まり、インフラ定例ミーティング

12:45

システム構成の課題を洗い出し、解決のための構成案を複数作成

14:30

基幹システム関係者全体との打ち合わせ

16:00

社内外のチームメンバーと、契約状況や年度方針について打ち合わせ

17:00

退勤

MISSION

「目的」と「根拠」を大切にし、
さまざまなチームと連携していく

私の業務は基本的には、同じチーム内にいる社員やパートナーの方とディスカッションを行うことが多いですね。また、さまざまなインフラ要素を用いながら仕事をしているため、ネットワークチームやセキュリティチームといった専門的なチームとやり取りすることも少なくありません。安定したサービスの提供を目指す上で、関連するチームとの連携は不可欠です。そういった中で、私は改善・実行するためのさまざまな企画を作っていきますが、その過程では「目的」と「根拠」を非常に大切にしています。「目的」がぶれていると着地点もずれてしまいますし、「根拠」が無いと他人は納得して動いてくれません。そのように感じたキッカケは先輩から、私がやっている仕事には正解が用意されていないことが多い、と言われたことです。正解が用意されていないからこそ、自分が考える「目的」と「根拠」を論理的に説明できなければ、どんな仕事をしても上手くいかないのだと強く考えさせられました。

VISION

インフラの領域を超えた
IT知識を身につけ、
ビジネスの変化に対応する

私の目標は「インフラエンジニアとして常に最前線で活躍する」ということです。ただ、インフラという領域だけではなく、アプリケーションやネットワーク、セキュリティやクラウドなど、さまざまな技術との連携を考慮できるエンジニアになりたいと思っています。現代のIT業界は、新しい技術が数年後には陳腐化してしまうことも珍しくありません。だからこそ、広く深く情報をキャッチして知見・経験を増やしていけるよう心がけています。その上で今後、私が新しい技術を使って波を起こし、その変化が会社全体ひいては世界中の顧客にメリットをもたらしていけたなら、こんなに嬉しいことはありません。電子部品の製造を生業とするムラタは、今後も顧客のさまざまなニーズへの対応が必要となり、それによってビジネスの仕方にも柔軟な変化が求められるでしょう。私は、現代においてビジネスを変えるということは、システムを変えるということだと考えています。だからこそ、積極的にIT関連の多くの知識を習得し、エンジニアとして最大限に活かしていきたいと思います。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2014年

情報システム会社新卒入社。システムの構築・運用に携わる。

2017年

結婚を機に京都に移住。同時に製造業の社内SEに転職し、社内の人を相手にした仕事の楽しさを知る。

2020年

主任に昇格。プロジェクトやメンバーのマネジメント経験が増える。また、この年第1子が生まれ1か月程度育休を取得する。

2021年

ムラタに転職し、現デジタルアーキテクチャー課に配属。基幹システムやVDIなどの業務に携わる。

2022年

第2子が生まれ、1か月半程度育休を取得する。

プライベートの過ごし方

30代になり、さらに家族が増えたことにともない健康への意識が強くなりました。どんなにやりたいことやお金、時間があったとしても健康を損ねてしまうと、できることが一気に減ってしまいます。ですので、自分と家族が楽しく過ごすために、まずは健康第一でいきたいです。最近ではランニングを始めました。いつかフルマラソンを走りたいと思っています。ヘトヘトになりながらもゴールにたどり着いた時の達成感を味わいたいです。

志望者の方へメッセージ

学生から社会人になると、一気に選択肢の自由度が広がります。それは同時に、自分で判断しなければならない場面も増えるということでもあります。判断に迷うことや行きづまってしまうこともあると思いますが、そんな時はぜひ「自分がどうしたいか」を1つの軸にして考えてみて下さい。その軸に沿って判断・行動すれば、たとえ失敗したとしても一定の達成感と経験が得られ、次のより良い判断につなげていけるはずです。ムラタは社員の自主性を大切にし必要なフォローも欠かさない風土があるため、何事にもチャレンジしやすい環境です。そんなムラタで自分の軸を持って働いてみませんか。

技術系社員のインタビューを見る

技術系

たった1つの部品で、
この世界を変えていける

回路設計(高周波)

2008年入社

技術系

知恵と技術と
ノウハウが詰まった
オンリーワンの設備開発

生産技術(開発系)

2008年入社

技術系

子供たちに残したい
未来のためのプロセス開発

プロセス開発(セラミック)

2000年入社

技術系

モノづくりの源流となる原料。
その品質と安定供給に
責任を負う

生産技術(製造系)

2007年入社

技術系

製造の現場を知り、
現場のために、
知恵と工夫を絞り出す

製造技術

2017年入社

技術系

ムラタの世界的販売戦略を
立案し、実行していく

商品技術(国内)

2009年入社

技術系

分析の力で、
電子部品の可能性を
広げていく

分析・解析評価

2008年入社

技術系

モノづくりに専念できる
優れた環境を作り上げていく

環境管理

2017年入社

技術系

原料と知恵を組み合わせれば、
人の心を動かす
モノづくりができる

材料開発(無機)

1998年入社

技術系

製品の質、事業の質、
仕事の質を高める請負人

品質管理

2014年入社

技術系

クラウドの活用支援で
ムラタのDX推進の一端を担う

情報システム(クラウドアーキテクト)

2019年入社

技術系

データマネジメントの
専門として、
社内のデータの利活用を促進

DX推進(データエンジニア)

2022年入社

技術系

SAWフィルタの開発を通して
無線通信機器の進化に貢献する

商品開発・設計(SAWフィルタ)

2008年入社

技術系

誰も知らないアイデアで、
世界にないモノを作り出す

商品開発・設計(コンデンサ)

2008年入社

技術系

薄膜微細加工が、
世界に新たな価値をもたらす

プロセス開発(薄膜)

2017年入社

技術系

材料開発という分野から、
商品の進化や製造の安定に貢献していく

材料開発(有機・高分子)

2020年入社

技術系

より便利で豊かな社会の創出に向けて、
「メトロサーク」の開発を推進していく

回路設計(通信・伝送電子回路)

2021年入社

技術系

システム開発を通して、
「無線センシングソリューション」の一翼を担う

ソフトウェア・ファームウェア技術開発(IoT)

2015年入社

技術系

情報システムのデータ基盤を通して、
ムラタのモノづくりの進化に貢献していく

情報システム(モノづくりシステム)

2011年入社

技術系

ITサービスにより、ムラタの
サプライチェーンのプロセスをつなぐ

情報システム(次世代SCM)

2016年入社

技術系

ムラタグループ全社に
安定したICT(情報通信技術)インフラを提供する

情報システム(セキュリティ)

2023年入社

技術系

「積層セラミックコンデンサ」のさらなる競争力強化を目指す

材料開発・材料プロセス開発

2019年入社