INTERVIEW

モノづくりの源流となる原料。
その品質と安定供給に責任を
負う

八日市事業所原料製造部

2007年入社 工学部・材料工学

WORK

優れた生産ラインの構築が、
製品の品質を守っている

原料製造部の生産ラインの設計や設置、さらには合理化、改善に向けた業務に取り組んでいます。また、マネージャーとして原料製造の生産技術業務の統括も任されています。私たちが手がける原料は、ムラタのすべての製品の源流です。原料を作りこむ精度が、最終製品の品質やコストに大きく影響するだけに、非常に大きな責任を負っています。設備面から原料製造を支え、ムラタの競争力向上に貢献することが一番の目標です。また、あらゆる受注変動に対しても、安定的に原料を供給できる体制を構築しておくことも、私たちが担うミッションと言えるでしょう。3つの拠点に製造を分散させることでリスクを回避しつつ、フレキシブルな製造体制の構築、さらなる進化に力を注いでいます。

1日のスケジュール

8:25

ラジオ体操

8:30

課単位での朝礼、係単位でのミーティングに参加

8:45

メールチェック、夜間に発生したトラブルへの対応、申請書類などの確認

9:00

工程工事状況の確認、安全管理を中心にした工事担当者への指導

10:00

マネージャー会の進行、課の課題についてのすりあわせなど

11:00

新原料の初期流動条件についての技術、および開発打ち合わせ

12:00

ランチ

12:45

メールチェック、午前中に申請のあった書類の処理

13:00

設備投資概要の説明、部下の担当ラインの課題の吸い上げ

14:00

設備安定稼働に関する打ち合わせ

15:00

原料拠点の標準化についてWeb会議

17:00

小休憩

17:15

設備改善に関する打ち合わせ

19:00

帰宅

MISSION

生産技術には、明確な方向性と
コンセプトが欠かせない

生産技術の仕事では、新規ラインを導入するなど形に残る仕事を手がけるやりがいがある一方で、一度形にしてしまうと、後から変更ができない難しさがあります。どんな仕事も最初が肝心です。それだけに、あらかじめ仕事の目的やコンセプトをしっかりと立ててから行動することを徹底しています。まずは事前にしっかりと関係者と協議して要望などを伺い、方向性やコンセプトをアウトプットすることで、着地点を明確にしてから実行に移すよう心がけています。そして一度決めたことは、最後までやり切る実行力も大切です。どんなにリスクを検証した上で行動しても、途中で計画を変更せざるをない状況に見舞われるケースも珍しくありません。そんな時も決して立ち止まるのではなく、自分にできるものはすべてやってみることが重要です。これまでもいろんな課題やトラブルにぶつかってきましたが、試行錯誤の繰り返しによって乗り越えてきました。

VISION

夢を叶えるため、
責任あるポストを目指していく

現在は、製造部長のポストを目指しています。そう思うようになったきっかけは、ある部長に言われた一言にあります。「自分のやりたい仕事がやりたいなら、部長にならないといけない」という言葉です。どんなにやりたい仕事があっても、単に待っているだけでは、チャンスはやってきません。自分から取りにいかなければ、いつまで経っても夢は叶わないのです。製造部を自分の思い描く姿に変えていくためにも、部長になるのが目標。そしてみんなと一緒に仕事をして、大きな成果を挙げた喜びを分かち合いたいですね。そんな組織づくりができたら最高だと思っています。

プライベートの過ごし方

最も大切なのは、やはり家族との時間ですね。今は単身赴任をしていることもあり、電話で話す時間を含めて、家族と接する機会をできるだけ多く作るよう意識しています。また、最近は料理に興味があるのですが、揚げ物が好きで体重維持に苦労しています。かねてから趣味であったサイクリングを再開したところ、やはりその魅力にすっかりハマってしまい、家族のもとに帰らない週末は、天気さえよければ自転車に乗っています。

志望者の方へメッセージ

就職はみなさんの人生にとって大きなターニングポイントとなるだけに、ぜひ納得できるまで企業選びに取り組んでいただきたいと思います。いろんな企業を知り、たくさんの先輩たちの声を聞くと思いますが、単に聞くだけでなく職場の雰囲気などは自分の身を持って体験してみてはいかがでしょうか。インターンシップに積極的に参加するといいと思います。また、ムラタは人材の育成に非常に力を入れている会社ですから、いろんな成長のチャンスに出会えるはずです。私自身は化学系の出身ですが、ムラタの教育のおかげで生産技術として活躍できるようになれました。