INTERVIEW

ITサービスにより、ムラタの
サプライチェーンのプロセスをつなぐ

コーポレート本部 情報システム統括部 SCM支援システム部

2016年入社 商経学部 管理科学科

WORK

ムラタのサプライチェーンを支えるITサービスの提供とその活用を推進する

お客様から注文を受けて生産計画立案、材料を手配して製品を製造、そしてお客様へ届ける…この一連の流れを効率的に運営するために、モノや情報をつなぐことを「サプライチェーンマネジメント(SCM)」と呼びます。ITサービスの提供とその活用推進によってSCMを支えていくことが、私たちSCM支援システム部の重要な業務です。ムラタでは現在「Vision2030」という長期構想に基づいて、2030年に向けた理想の姿を実現するために各分野で変革を進めています。私が所属する部署も、このVision2030に沿った将来のサプライチェーンとそれを支えるSCMシステムの改革プロジェクト「次世代SCプロジェクト」を推進しています。私はこのプロジェクトの構想段階から参画しており、現在はPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として、全体的な運営や進捗、リスク、予算管理などを担当しています。

1日のスケジュール

9:00

プロジェクト企画書の責任者レビュー

10:00

所属部署の週次ミーティング

11:00

プロジェクトの全体定例会議

12:00

昼食

12:45

新しいプロジェクト運営ルールをメンバーへ周知するための資料作成

16:00

各チームとの次フェーズのゴール・アウトプットすり合わせ

17:00

プロジェクトメンバーからの相談

17:30

退勤

MISSION

SCMシステムの改革プロジェクトを通じて、人々の豊かな暮らしを将来にわたり実現する

効率的なサプライチェーン運営にはプロセス間の情報共有が不可欠です。例えば、どのお客様がどの製品をいつまでにいくつ必要としているかという情報がきちんと共有できていれば、誤った製品が届けられたり、不足や遅延が生じたり、余剰在庫を抱えてしまったりといったことが少なくなります。さらに、もし自然災害や疫病など予期せぬ事態に陥ったとしても、企業活動への影響を最小限に抑えることも可能です。そういった意味でプロセス間の情報をつなぐSCMシステムは、ムラタの製品をお客様へ届けるうえで無くてはならないシステムといえます。現在ムラタの電子部品はスマートフォンや自動車等を中心にグローバルで高いシェアを占めており、仮にムラタのSCMシステムがうまく機能しなくなると、スマートフォンや自動車といった人々の暮らしを支えるデバイスの製造・供給が滞ってしまうおそれがあります。そのようなリスクを少しでも減らすために、次世代SCプロジェクトを成功させて、将来にわたってムラタの電子部品が安定的に届けられる体制を築くことが、人々のより豊かな暮らし、そして文化の発展につながると考えています。

VISION

お客様やパートナー様も含めて、
すべての関係者が誇りに思うSCMシステムを構築する

ムラタのサプライチェーンやSCMシステムに関わる人たちが誇りに思える仕組みを、次世代SCプロジェクトを通じて実現したい、これが現在の私の目標です。このプロジェクトには、私をはじめこれまでの業務でサプライチェーンやSCMシステムの問題を目の当たりにした経験をもつメンバーが大勢います。ですので、現状を自分事として捉えて、これらの問題や課題を解決するための施策を検討・実行していける力強いプロジェクトになる可能性を秘めています。私はPMOという役割上、色んなチームや領域における問題を見つけ、その問題から課題を形成していくことが求められます。そのためには、従来の専門領域(アプリケーション開発やロジスティクス業務)だけでなく、ERPパッケージやクラウドサービスといった社外のソリューション、インフラやアーキテクチャ、その他の業務領域等、幅広い知識の習得が必要です。書籍による学習のみならず、いろいろな人の話を積極的に聞き、視野を広げるよう心がけています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2006年

ITベンダーに入社。顧客要求に応じたシステムの開発・導入を通じてITやプロジェクト管理のスキルを習得。

2014年

ITベンダーからコンサルティングファームへ転職。業務メンバーとのディスカッションや課題解決の経験を積む。

2016年

ムラタに入社。現所属部門で倉庫領域を担当。各地の海外拠点(倉庫)へ出張し、SCMシステムの運用テストや導入を支援。

2019年

マネージャーへ昇格。部下育成やチームとしての成果貢献を担う。

プライベートの過ごし方

学生時代からバンド活動をしており、担当はギターです。自分の好きな音楽を大音量で演奏することは、他には無い爽快感があります。また、どんな音楽をやるか、どんな音づくりをするか、どんなギターを使うか…全てが自分次第で、なおかつ一聴すればその人の個性がわかるというおもしろい世界だと思います。ちなみにわが家には男の子が二人いるのですが、二人ともギターには全く興味を示してくれないので少し残念です。

志望者の方へメッセージ

ムラタは物腰のやわらかい人が多く、忙しくて話を聞いてくれないとか、若手の意見を無下にするようなことはありません。一方で、若手の担当者に対しても自分の意見をもつこと、その意見が全体性と進歩性にもとづくものであること、意見の根拠が明快であることが求められます。これらは訓練で向上することができる能力ですし、ムラタの仕事にかかわらずプライベートや社外でも活きる場面が多いと思います。そんなムラタや、ムラタのサプライチェーンに魅力を感じて、その発展をともに喜んだり、そのために意見を交わすことのできる仲間がどんどん増えていけば嬉しいです。

技術系社員のインタビューを見る

技術系

たった1つの部品で、
この世界を変えていける

回路設計(高周波)

2008年入社

技術系

知恵と技術と
ノウハウが詰まった
オンリーワンの設備開発

生産技術(開発系)

2008年入社

技術系

子供たちに残したい
未来のためのプロセス開発

プロセス開発(セラミック)

2000年入社

技術系

モノづくりの源流となる原料。
その品質と安定供給に
責任を負う

生産技術(製造系)

2007年入社

技術系

製造の現場を知り、
現場のために、
知恵と工夫を絞り出す

製造技術

2017年入社

技術系

ムラタの世界的販売戦略を
立案し、実行していく

商品技術(国内)

2009年入社

技術系

分析の力で、
電子部品の可能性を
広げていく

分析・解析評価

2008年入社

技術系

モノづくりに専念できる
優れた環境を作り上げていく

環境管理

2017年入社

技術系

原料と知恵を組み合わせれば、
人の心を動かす
モノづくりができる

材料開発(無機)

1998年入社

技術系

製品の質、事業の質、
仕事の質を高める請負人

品質管理

2014年入社

技術系

日進月歩のIT技術を活用し、
ムラタのインフラを支える

情報システム(ITインフラエンジニア)

2021年入社

技術系

クラウドの活用支援で
ムラタのDX推進の一端を担う

情報システム(クラウドアーキテクト)

2019年入社

技術系

データマネジメントの
専門として、
社内のデータの利活用を促進

DX推進(データエンジニア)

2022年入社

技術系

主力商品「積層セラミック
コンデンサ」をさらに進化させる

材料開発(無機)

2017年入社

技術系

SAWフィルタの開発を通して
無線通信機器の進化に貢献する

商品開発・設計(SAWフィルタ)

2008年入社

技術系

誰も知らないアイデアで、
世界にないモノを作り出す

商品開発・設計(コンデンサ)

2008年入社

技術系

薄膜微細加工が、
世界に新たな価値をもたらす

プロセス開発(薄膜)

2017年入社

技術系

材料開発という分野から、
商品の進化や製造の安定に貢献していく

材料開発(有機・高分子)

2020年入社

技術系

より便利で豊かな社会の創出に向けて、
「メトロサーク」の開発を推進していく

回路設計(通信・伝送電子回路)

2021年入社

技術系

システム開発を通して、
「無線センシングソリューション」の一翼を担う

ソフトウェア・ファームウェア技術開発(IoT)

2015年入社

技術系

情報システムのデータ基盤を通して、
ムラタのモノづくりの進化に貢献していく

情報システム(モノづくりシステム)

2011年入社

技術系

ムラタグループ全社に
安定したICT(情報通信技術)インフラを提供する

情報システム(セキュリティ)

2022年入社