INTERVIEW

システム開発を通して、
「無線センシングソリューション」の一翼を担う

通信・センサ事業本部 IoT事業推進部

2015年入社 大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 情報セキュリティ分野

WORK

無線センサのファームウェアや
可視化アプリケーションの開発を担う

村田製作所では「無線センシングソリューション」というサービスを提供しています。これはお客様の工場等に設置された設備や機器をセンサによって管理するものです。無線センサのラインナップは豊富で「振動センサ」「電流センサ」「温湿度センサ」「アナログ出力センサ」等があります。これらのセンサを利用して、設備や機器のデータを収集して可視化。その情報が「予知保全」「メンテナンスの効率化」「省エネ」「節水」などを推進するための情報として利用され、各施策の立案・実施に貢献します。このソリューションの中で、私の部署では、無線センサのファームウェア(電子機器に組み込まれるソフトウェア)や可視化アプリケーションの開発を行っています。これらのソフトウェアをシステムとして組み合わせることで、センシングして得られたデータを無線で収集できるようになり、それらのデータから意味ある情報を抽出し、真の価値を引き出すことができるようになります。さらに、この業務には「お客様に高い付加価値を提供すること」「お客様に納品してから不具合を発生させないこと」の2つが求められます。ですので高い技術力と品質力が必要です。これらを意識しながら日々業務に邁進しています。

1日のスケジュール

7:30

出社、メールチェック

8:00

開発中のソフトウェアの要件定義、設計・プログラミング、試験作業

9:00

出張中のスタッフAさんと、現状分析結果の内容確認、改善企画検討

9:10

開発作業の続き

12:30

上司との1on1ミーティング

13:00

昼食

13:45

進捗の報告、困りごと等の相談のミーティング

14:00

メールチェック

14:30

お客様とのミーティング、スケジュールや段取りの話し合い

15:00

開発作業の続き

16:30

メールチェック

17:00

退勤

MISSION

顧客ニーズを満たす信頼できる製品と、
プラスアルファの提案で高い付加価値を提供

ソフトウェアの開発では、まずお客様の要望を把握し、どのような方向性・手順で開発していくかという「要件定義」を行います。要件定義に沿ってプログラミングなどが行われ、そして最終的に仕様通りに開発できているかの「試験」を実施します。この「要件定義」と「試験」はとても重要です。「要件定義」では「お客様に本当に必要な製品」とは何か、「世の中に求められている製品」とは何かを見極めた上で仕様を構築しますが、この作業が甘いと間違った仕様で開発してしまい、結局使われないどころかお客様に迷惑をかけてしまうことにもなります。また「試験」では、あらゆる使われ方や場面を想定して製品に問題がないか、不具合がないかを確認します。ここで検出できなかった不具合は納品した後に発生してしまい、お客様からの信頼を失うことにつながりますので細心の注意を払わなければなりません。それらをきちんと満たした上で、プラスアルファの働きかけや提案をしていくことが、高い付加価値を提供するために重要なことだと考えています。

VISION

プロジェクトマネジメントや
組織マネジメントに挑戦していく

私はチャレンジ精神が旺盛で、また実力を評価していただき、若い頃から多くのプロジェクトリーダーの経験を積ませていただきました。その中でも一番印象的だったのは、CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)のソフトウェア試験作成・実施のリーダーを任されたことです。外部を含めた10人以上の規模で取り組んだプロジェクトでしたが無事成功し、貴重な体験をさせていただきました。そして、今後のステップとしては、プロジェクトマネジメントや組織マネジメントに挑戦していきたいと思っています。そのために、日頃から自分の組織の課題を分析し、解決策を提案して遂行することを実践しています。また、会社のIT人材育成の取り組みにより、Udemyというオンライン学習講座を受講することができるようになりましたので、さまざまな分野について受講し知識を蓄えるようにしています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2015年

入社、研究開発部に配属。主にデモ機・評価機の開発に従事。工場実習で岡山村田製作所へ出向。

2016年

初めてのプロジェクトリーダーを担当。

2018年

2人目の子供が生まれ、1ヵ月の育児休暇を取得。

2020年

DX推進リーダーを担当。

2021年

CPAPのソフトウェア試験のリーダーを担当。

2022年

モノづくり強化推進部生産革新課に配属。岡山村田製作所やMurata Integrated Passive Solutions SAS(ムラタフランス)への長期出張を含め、各拠点への現場改善支援を実施。

2023年

3人目の子供が生まれ、4ヵ月半の育児休暇を取得。

プライベートの過ごし方

近所のパパ友から誘われて始めたのがフットサルです。最初は自分より年上の方々が颯爽と走っているのを見て驚きましたが、今はなんとかついていけるようになりました。健康のために他のスポーツにもチャレンジしていきたいですね。その他にも、家族との時間も大事にしています。フレックス制度を利用して早く帰宅し、一緒に晩御飯を食べたり、子供に絵本を読み聞かせたり、家族と一緒に過ごせる時間が私の癒しの時間になっています。

志望者の方へメッセージ

ムラタには年齢や経験に関わらず、何かに挑戦したいと思う人に惜しみなくチャンスを提供する環境があります。ムラタは挑戦したいという意欲を持つ人々が集まる場所であり、それはつまり、自分の可能性を広げることができる会社ともいえるでしょう。私自身これまでにさまざまなことに挑戦し失敗も数多く経験しましたが、それらは貴重な教訓となり自身の成長につながっていると思います。将来的にもさらなる挑戦と成長を目指しており、ムラタではその目標を実現することが可能だと確信しています。また、ムラタでは日々新しいビジネスの立ち上げに挑戦しており、急激な事業拡大が進んでいます。新しいビジネス領域の開拓に、一緒に挑戦しましょう。

技術系社員のインタビューを見る

技術系

たった1つの部品で、
この世界を変えていける

回路設計(高周波)

2008年入社

技術系

知恵と技術と
ノウハウが詰まった
オンリーワンの設備開発

生産技術(開発系)

2008年入社

技術系

子供たちに残したい
未来のためのプロセス開発

プロセス開発(セラミック)

2000年入社

技術系

モノづくりの源流となる原料。
その品質と安定供給に
責任を負う

生産技術(製造系)

2007年入社

技術系

製造の現場を知り、
現場のために、
知恵と工夫を絞り出す

製造技術

2017年入社

技術系

ムラタの世界的販売戦略を
立案し、実行していく

商品技術(国内)

2009年入社

技術系

分析の力で、
電子部品の可能性を
広げていく

分析・解析評価

2008年入社

技術系

モノづくりに専念できる
優れた環境を作り上げていく

環境管理

2017年入社

技術系

原料と知恵を組み合わせれば、
人の心を動かす
モノづくりができる

材料開発(無機)

1998年入社

技術系

製品の質、事業の質、
仕事の質を高める請負人

品質管理

2014年入社

技術系

日進月歩のIT技術を活用し、
ムラタのインフラを支える

情報システム(ITインフラエンジニア)

2021年入社

技術系

クラウドの活用支援で
ムラタのDX推進の一端を担う

情報システム(クラウドアーキテクト)

2019年入社

技術系

データマネジメントの
専門として、
社内のデータの利活用を促進

DX推進(データエンジニア)

2022年入社

技術系

主力商品「積層セラミック
コンデンサ」をさらに進化させる

材料開発(無機)

2017年入社

技術系

SAWフィルタの開発を通して
無線通信機器の進化に貢献する

商品開発・設計(SAWフィルタ)

2008年入社

技術系

誰も知らないアイデアで、
世界にないモノを作り出す

商品開発・設計(コンデンサ)

2008年入社

技術系

薄膜微細加工が、
世界に新たな価値をもたらす

プロセス開発(薄膜)

2017年入社

技術系

材料開発という分野から、
商品の進化や製造の安定に貢献していく

材料開発(有機・高分子)

2020年入社

技術系

より便利で豊かな社会の創出に向けて、
「メトロサーク」の開発を推進していく

回路設計(通信・伝送電子回路)

2021年入社

技術系

情報システムのデータ基盤を通して、
ムラタのモノづくりの進化に貢献していく

情報システム(モノづくりシステム)

2011年入社

技術系

ITサービスにより、ムラタの
サプライチェーンのプロセスをつなぐ

情報システム(次世代SCM)

2016年入社

技術系

ムラタグループ全社に
安定したICT(情報通信技術)インフラを提供する

情報システム(セキュリティ)

2022年入社