中堅社員座談会(キャリア採用)
ムラタというフィールドで、やりたいことを叶える挑戦の日々
MEMBER
資材調達
2019年入社
白倉さん
主な仕事:通信モジュール用の部品の開発・量産購買のバイヤー。特に民生品、車載アプリケーションの通信モジュール向けプリント基板の調達を担当。
趣味:ギター、楽曲制作、音楽鑑賞などの音楽系。
設備調達
2019年入社
菅原さん
主な仕事:主に高周波モジュール商品向け市販装置調達係のマネジメントとプレーヤーを兼務。
趣味:ジムでの筋トレ。
研究開発
2019年入社
橘さん
主な仕事:ムラタ独自の圧電技術によって実現したPicoleaf™(ピコリーフ)という圧電フィルムセンサのシステム開発に従事。
趣味:ゲームとキャンプ。
データサイエンス
2022年入社
中野さん
主な仕事:データサイエンス課に所属し、データサイエンティストとして営業領域の分析支援を担当。
趣味:海外などへの旅行。
設計開発
2018年入社
松村さん
主な仕事:スマートフォン向けの5G通信モジュールの設計開発、5G認証試験に関わる測定評価やデータ解析などを担当。
趣味:夏はボードゲーム、冬はスノーボード。
入社を決めた理由ってなんですか?
松村さん
松村さん
前職はインフラ関連の業界でエンジニアをしていたんですが、管理や仕様書の作成が主な業務で、新しいことをどんどんやっていきたいタイプの私にはミスマッチしているように思い、転職を決めました。ムラタを選んだのは、キャリア採用向けのイベントで面接官の方から5G通信モジュールのおもしろさや、アグレッシブな仕事スタイルについてお話を伺ったことがきっかけです。ムラタなら新しい挑戦ができる、そう確信しました。
菅原さん
菅原さん
私も前職は異業種でした。商社で営業をしていたんですが、扱う商品は汎用品でセールスポイントは価格のみ。もっと独自性のある製品を扱った将来性のある会社で働きたいと思うようになり、MLCC(積層セラミックコンデンサ)のような独自の商品があるムラタに目が留まりました。調達を志望したのは、当時の仕事で接していたのが調達の方で、自分がその立場になれば営業側の気持ちがわかるし、おもしろそうだなって思ったんです。
白倉さん
白倉さん
私の経緯も菅原さんと似ています。前職は塗料関係のメーカーで、仕事相手は調達部門。転職活動でムラタのことを知り、当時の自分とは逆の立場である調達の職種に興味がわきました。セットメーカーも視野に入れてはいたんですが、電子部品メーカーの市場の幅広さも魅力で、ムラタに入ればいろいろ挑戦できそうだなって思いました。
中野さん
中野さん
私の場合は業界問わず、データサイエンティストとして実務経験が積める会社を探していました。前の職場でシステムエンジニアとして働いている時からそのキャリアを積みたかったんですけど希望が叶わなかったんですよね。そんな時に転職サイトを通じてムラタから声をかけていただきました。技術や科学を大切にしている価値観や、営業利益率の高さ、そしてデータサイエンティストのポジションに魅力を感じて入社を決めました。
橘さん
橘さん
私は会社規模、給与体系、仕事がおもしろそうだったからの3点が入社の決め手です。幅広く研究開発に取り組みたいという気持ちが昔から強かったので、さまざまな受託案件を通じて他社と手を組んだりしながら仕事ができるムラタは、自分の知識を深め、専門性をより高めていけるおもしろい会社だと感じました。
中野さん
中野さん
みんな理由はそれぞれですけど、「やりたいことに挑戦できる」というのは共通のキーワードみたいですね。とはいえ、異業種からの転職に不安はなかったですか。
菅原さん
菅原さん
確かに前職のキャリアが生かせる業界も探してはいたんですが、ムラタの製品や社員の方々の雰囲気を知っていくほど、それまでのキャリアにしがみつくよりもムラタで挑戦するメリットの方が大きいと感じました。
松村さん
松村さん
私も5Gは未知の分野でしたが、不安よりも新しいことがやりたいっていう好奇心の方が上回りましたね。
入社前後のギャップはありますか?
中野さん
中野さん
ムラタのような大企業はトップダウンで仕事を進めていくものだと思っていたんですが、実際はボトムアップの文化がしっかり根づいている。これは意外でした。
白倉さん
白倉さん
わかります!会社の規模が大きいからこそ一般社員の裁量なんてほとんどないんだろうなと思っていました。実際のところは自律分散型の組織運営で、若手でも重要な仕事を任せてもらえます。かといって丸投げされるのではなく、上司や周囲の人がきちんと見てくれている。メンター制度などのサポートもあるのでありがたいです。
松村さん
松村さん
私もたくさんの人にフォローしていただき、入社1年くらいで戦力になれたと感じました。今もさまざまなスキルや知識が身につけながら、どんどん自ら新しいことを提案してフットワーク軽く働くことができています。
橘さん
橘さん
「こういう目的のためにこういうことがやりたいです」と論理的に説明すれば、どんどん挑戦させてもらえる雰囲気が社風としてありますよね。この風土は仕事のモチベーションにもなっています。
菅原さん
菅原さん
ですよね。既存の製品に甘んじず、新規開発にも積極的ですし、みんなが良い意味でバリバリ仕事をしている刺激的な職場だなって思います。
仕事のサクセスストーリーを教えて下さい
中野さん
中野さん
入社してまず取り組んだ仕事が、営業支援システムに関するものでした。従来のシステムではウェブのアクセスデータから経験に基づくルールによって商談が成立しそうな顧客を予測していました。そこで、AIモデルを導入することで経験によらない科学的な予測を可能にし、ルールでは拾い切れなかった顧客も可視化できるようにしました。もう1つ大きな特徴はAIモデルが自動で新しいデータを再学習し、予測の精度を維持するシステムを構築した点です。システムエンジニアとしての知見を生かしながらデータサイエンティストとして取り組めた初仕事だったので、達成感も大きかったですね。
松村さん
松村さん
入社後すぐに自分のやりたかったことが実現したんですね。すごいな。
菅原さん
菅原さん
私も入社して間もない時に担当した某製品向けの価格低減プロジェクトが忘れられません。当時はまだ人脈もなく、会社のこともよくわかっていない頃でしたが、関連部署と協力して目標値を設定し、現場の声も反映させながらパートナーである仕入先様と交渉を重ねました。そうやって半年ほどかけて協働することで、目標の価格ダウンを実現することができたんです。
白倉さん
白倉さん
すごいですね!それは前職の営業経験も生きたのでは?
菅原さん
菅原さん
そう思います。入社早々の仕事としては、なかなか大変な案件でしたけどね(笑)
松村さん
松村さん
私もまだ知識が乏しかった入社1年目の頃に担当した仕事が思い出です。海外顧客のスマートフォン向けの仕事で5Gの送受信モジュールに関する案件だったんですが、短納期のハードな内容でどうしたものかと思いました。
中野さん
中野さん
実際どうなったんですか?
松村さん
松村さん
社内には設備や5Gなど個々のスペシャリストがいますので、そういった方々に協力いただきながら取り組みました。結果的に無事採用いただき、社長賞もいただくことができました。
菅原さん
菅原さん
ムラタは上司や部署に限らず親身になってくれる人が多いですよね。仕事が大変な時でも孤独を感じることのない職場だなって思います。
白倉さん
白倉さん
私も成功体験として記憶に残っているのは海外企業との仕事です。5Gのミリ波通信モジュール導入に向けて仕入先との関係性を構築する必要があったんですが、それまでムラタとの取引がほぼゼロの会社だったんですね。それでも事業の将来を考えると絶対実現させたい取引だったので、社内外の細かな調整や打ち合わせを重ね、良好な関係を築いていきました。
橘さん
橘さん
みなさんいいなあ、仕事が形になっていて。私はムラタが新規開発しているPicoleaf ™(ピコリーフ)に携り、あらゆる方向性を探りながら新規事業の創出を目指しています。その多くは途中で頓挫したり、実現しても標準化までもっていくことが難しかったり。それでも当たって砕けろの精神で研究を続けています。
松村さん
松村さん
独自性のあるものを生むためなら失敗は避けて通れないですし、そうした研究を大切にしようという風土がムラタにはありますよね。私が送受信モジュールの案件に携っている時も設備投資で多額の費用が必要になったんですが、部長に相談すると翌日には承諾が出て驚きました。このスピード感は、さすが研究を大切にしているムラタだなって思いましたよ。
今後のキャリアプランを教えて下さい
白倉さん
白倉さん
私はプラスアルファの知見やノウハウのあるバイヤーになりたいです。法務、物流、分析、品質といった専門外の能力を身につけることで、自分だけでなくチームの実績にも貢献したい。その実現に向けて、部内の勉強会や社内のe-ラーニングで積極的に勉強中です。
中野さん
中野さん
私の部署では業務時間の20%を技術習得の時間に使えますし、学会参加の推奨や論文輪読会も実施されていて安心して技術の追究ができます。私はデータサイエンティストとしてスペシャリストを目指しながら、新技術の開発、特許の取得、論文発表ができるようになりたいです。そして「この分析がしたかったら中野に聞けばいいよ」と言ってもらえる人材になりたいですね。
松村さん
松村さん
私も今の5Gや通信の分野を掘り下げながら、未経験のことにチャレンジしたいです。例えば、中野さんの専門であるデータサイエンスの知識を身につけ、業務DXを開発者視点で進めたいです。実際、上司に相談して業務を調整していただき、外部講師を招いた社内のデータサイエンティスト育成講座を受講しています。そうやって視野を広げる中で、将来的にマネージャーを目指すか、エンジニアの道を突き進むかについて検討したいです。
菅原さん
菅原さん
私はマネジメントの道に進みたいと思っています。以前、調達部門の働き方改革の取り組みに参加したことがありまして、その時にみんなのニーズを知るためのアンケートを実施したんですね。数百人を対象としたアンケートだったんですが、みんなの要望はまさに十人十色。多様化する働き方をどう実現していくのか、簡単なことではありませんが、それぞれが自分らしく働く中で思い描くキャリアプランを叶えていけるのであれば、その声に寄り添っていきたいです。
橘さん
橘さん
ムラタの管理職はマネジメントだったり技術を極めるコースだったりと将来のキャリアの道が複数にわかれているところも特徴ですよね。私は今やっているような実用化研究の職がとても性に合っているので、ものを売るところまで見据えた計画性を大切に、研究を続けたいと思います。打率は低くても狙い球を見極めて打っていくような仕事と言いましょうか。そうやって定年までには10件ほどの新規事業が世に出せたらいいな、という野望です。
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