INTERVIEW

デジタルマーケティングで、
ムラタのセールスシーンを
変えていく

営業本部
営業機能統括部営業企画部

2015年入社 工学研究科・電子情報系専攻

WORK

ビジネス環境のデジタルシフトに対応したマーケティングを開拓

グローバルでのデジタルマーケティングが私の主な業務です。みなさんもご存じのように、BtoCの領域ではECサイトなどによってお客様の購買活動のデジタルシフトが起こって久しくなります。製造業などBtoBにおいても、確実にその変化が起きています。さらに、2020年に発生したコロナ禍によってその変化が加速し、オフラインとオンラインの主従関係が逆転していくでしょう。10年前であれば、ムラタ製品に興味を持ったお客様がいれば、真っ先に営業に声がかかっていましたが、今は違います。Webサイトで検索すれば、簡単に目当ての製品に関する詳細な情報を集めることができ、営業がお客様を訪問した段階では、すでに製品について十分な理解をされているという状況が多々あるのです。こうしたビジネス環境の中で、いかにお客様と早期に接点を構築し、効果的なタイミングで適切な情報提供や提案を行ってビジネスチャンスにつなげるか。その重要性が高まっています。そこで私が手がけているのが、デジタルマーケティングによる販促活動。マーケティングオートメーションによるメールマーケティングや顧客情報管理(CRM)を活用した拡売プロセスの構築などに従事しています。

1日のスケジュール

8:30

海外や社内からのメールへの対応

9:00

打ち合わせ資料や企画書など、会議用資料の作成と準備

11:00

海外担当者(中国、シンガポール)との拡売プロセスに関する打ち合わせ

13:00

メールキャンペーン企画担当者、営業・製品担当者との企画会議

14:00

メンバーの各種企画検討やキャンペーン設計のサポート業務

16:00

マーケティングオートメーションツールでのキャンペーン設計、実装

MISSION

デジタルマーケティングの
可能性を証明した成功体験

今でこそデジタルマーケティングを活用したグローバルな拡売活動によって大きな成果を挙げているムラタですが、数年前まではデジタルマーケティングはまったく注目されていませんでした。当時の私たちがいた部署はとても小さな組織だったのですが、草の根的にデジタルマーケティング活動に取り組んでいました。そんな中、ある製品のキャンペーンにおいて、従来とは違うメール配信施策を打って出たところ、非常に大きな成果を残すことができました。今となれば、このキャンペーンが大きな転機になったと思います。従来のメールキャンペーンでは顧客情報管理(CRM)に登録されている全お客様に一斉メールを配信していたのですが、より高い効果を出すために配信対象を抽出するプロセスに独自の工夫を施すことで、過去にない成果を挙げたのです。この成功も、ほんの一例に過ぎません。デジタルマーケティングにはまだまだ可能性がありますから、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと思います。

VISION

ムラタの営業活動を支える
インフラとして整備していく

現在、ムラタでは営業活動におけるデジタルマーケティング活用に、グローバル規模で取り組んでいます。その中で私は拡売活動におけるデジタルマーケティング活動を主に担当していますが、お客様の購買活動が変化していく中にあっては、ムラタの営業手法もどんどん新しくしていく必要があります。最近では、セールス担当者からデジタルマーケティングの活用に関する期待の声や要望が多く寄せられるようになり、現場レベルでの変化をひしひしと感じているところです。そうした声にどんどん応えていけるよう体制を整え、前例のないキャンペーンやプロモーションにもチャレンジしていきます。改善と革新によって、ゆくゆくはデジタルマーケティングの活用がムラタの営業活動におけるインフラとして機能するよう、環境を整えていきたいです。

プライベートの過ごし方

ムラタに入社後、海外の同僚と仕事をするようになってから、出張やプライベートで海外を訪れることが好きになりました。それまではあまり海外に行く機会はありませんでしたが、最近は年に4~5回のペースで海外を訪れています。2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で海外渡航のハードルが高くなってしまいましたが…また自由に海外渡航できることを夢見つつ、次の目的地を考えているところです。

志望者の方へメッセージ

学生のうちは、どんどん外に出て、いろんな人と接して、さまざまな学ぶ機会に出会って下さい。海外旅行はもちろん、できれば留学して異文化に触れることが、将来への糧となるでしょう。残念ながら私自身の学生時代はそうした意識が低く、海外留学などの経験は持てなかったのですが、今となっては惜しいことをしたなと後悔しています。また、学生時代の友人をずっと大切にしていただきたいです。仕事で会う仲間の存在ももちろん大切ですが、仕事でつらいことがあった時に相談できるのは学生時代の友人ではないでしょうか。何でも話せる大切な存在は、きっと生涯の宝ものになると思います。