INTERVIEW

会社とさらなる自身の
成長を目指して
インドの市場開拓に挑む

Murata Electronics (India) Private Limited

2016年入社 理工学部 電気電子生命学科

WORK

ダイナミックな成長市場を
新規開拓する醍醐味

ムラタにとってインドは車載・携帯市場でも現在の一大市場である中国に次いで大きな成長が期待されています。そのインドにおいてムラタの知名度と売上を伸ばすために2019年から赴任しました。主な業務は、既存・新規問わずインド全体の車載市場向けの売上を拡大することです。そのために、インド全域のニュースや市場全体の需要把握、現地のキープレイヤーとの関係構築、グローバル企業の現地活動調査など、多くの業務と日々向き合っています。具体的には、国の政策や欧州の法令を随時確認しながら今後の展開に備えたり、他の海外拠点の営業・商品部とともに得意先のお客様にアプローチしたりといったことです。必要に応じて代理店の教育を行う他、現地の政府関連団体やスタートアップ企業と関わりを持ち、新たなビジネスチャンスの可能性も模索しています。また、現地の企業とコラボすることで今後実用化が見込まれている技術の実証実験にも取り組んでいます。

1日のスケジュール

8:30

チームメンバー全体でインド車載関連のニュースを確認し、どのように仕事に活かせるかを議論

9:00

メールや論文、最新の市場動向を確認し、インドでの展開を考える

10:00

同僚と雑談をしながらお菓子とお茶を楽しむチャイタイム

11:00

各地の商品部やマーケティング部門と今後の拡販企画を議論

13:30

インドの顧客訪問

15:00

POSデータやCRMのデータから得られる気づきと行動計画の作成

16:00

採用面接、チームメンバーのトレーニングやキャリア計画の作成

17:30

退勤

MISSION

希望の業務を遂行しながら
同僚とともに挑戦する日々

入社当初から海外駐在を志すとともに、若いうちからマネジメントを経験したいという想いが強く、その希望を上司に伝えていたところ入社4年目でインドの営業拠点に配属されました。希望も叶い、現在は11人のチームのマネージャーとして働いています。向上心あふれる同僚とともに働く日々は楽しく、挑戦的な毎日を過ごしています。例えば、車載市場の売上向上の突破口を見つけられずに困っていた時には、全エリアの有望なお客様に対し「なぜムラタを選ばないのか」というアンケートを行いました。その結果、日本では考えられないほどインドにおけるムラタの存在感や製品認知度の低さを実感。同時に現状を突破する糸口をつかむことができ、競合他社が実践しているサービスやお客様の課題を地道にヒアリングすることで、課題解決に向けた戦略を立てていきました。日本と異なるインドの状況は自分にとってチャレンジのしがいがある刺激的な環境で、良い国に赴任できたと実感しています。

VISION

新たなビジネスモデルを生み出し
ムラタのシェア向上を目指す

今後の私の目標は既存の製品を売ることだけでなく、ムラタの開発部門に製品を一から開発してもらえるような需要を発掘することです。また、他の誰かが作った既存の市場に製品を売るだけでなく、市場そのものを新たに生み出す、もしくは再構築するようなビジネスモデルを立ち上げ、製品を売るだけではない新たな収益の柱を確立させたいと考えています。さらにはそこから得られる知見を元に、ムラタが手がける製品の性能向上に向けた方向性を示せるようにもなりたいです。そのためにも、車関連の企業に限定せず、スタートアップ企業や、ヘルスケア、サービスプロバイダーといったさまざまな企業と議論を行っています。百聞は一見にしかずといいますが、街や社会の変化をじかに感じながらスピード感と行動力を持って仕事に取り組み、周囲の声を柔軟に取り入れながら自分自身も成長することで、ムラタのシェア向上に貢献していきたいと思います。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2016年

ムラタに新卒入社。工場実習でRFインダクタの前工程製造、生産管理を経験ののち、名古屋営業所で特定顧客向け専属チームに配属される。

2017年

特定商品の納期の関係で海外拠点とのやりとりが増える。物流上のボトルネックに気づき、物流部門と連携して解消。顧客のサプライヤー評価で、スコアが67点から96点に上がる。

2018年

社内の世界CS大会に日本代表として選出。部長賞も受賞。研究開発部門と半導体部門の担当追加。社内の開発部門と情報交換を行いながら得意先役員フォロー案件を2件創出。

2019年

インド営業拠点にAutomotive sectionのアシスタントマネージャーとして異動。

2020年

インド北部を担当するも、コロナ禍においては日本に退避。インドに戻るも以前と同じ営業活動はできない状況。そこでシンガポールのマーケティングチームが企画するWebinarやLinkedinというSNSを活用して営業活動を行う。

2021年

マネージャーに昇格。年度内に3人採用して課内のメンバーは8人に。

2022年

チームを11人に拡大。オールムラタ体制での車載関連マーケティングプロジェクトのASEAN+Indiaエリアの代表として社長賞受賞。

プライベートの過ごし方

休日はリフレッシュを兼ねてインド国内や東南アジアによく旅行しています。元々海外志向が強かったこともあり、大学時代も1年間休学して4か国に語学留学をしていました。毎週日曜日には16歳から58歳のインド人、アフリカ人、日本人が入り混じるチームで現地のアマチュアリーグに参加し、サッカーをしています。熱中し出すと英語以外の言語が飛び交いますが、感覚的に何を言っているのかがわかるのもおもしろいです。

志望者の方へメッセージ

就活をするにあたって自分自身を振り返っても大した経験がなくて不安に感じることがあると思います。そうならないためにも、自分のためだけに時間が使える学生の利点を最大限に活用し、いろいろな人と接してさまざまなことに挑戦して下さい。私の場合就職活動の際の自己PRで、居酒屋のバイトで注文数を伸ばすことに成功した「炙りしめ鯖を売るための工夫」について話をしたところ、非常に関心を持ってもらうことができました。大事なことは、何かを達成するために「どう考えて行動をしたか」です。仕事をする上で結果は大切ですがムラタは過程も見てくれる会社なので、新しいことに取り組みやすい環境だと思います。

事務系・技術系社員のインタビューを見る

事務系・技術系

ムラタの競争力を高め、
ワンランク上のモノづくりを
実現したい

IE(インダストリアルエンジニアリング)

2011年入社

事務系・技術系

「オールムラタ」で
お客様の期待に応え、
ビジネスを成功に導いていく

営業(国内)

2015年入社

事務系・技術系

デジタルマーケティングで、
ムラタのセールスシーンを
変えていく

マーケティング

2015年入社

事務系・技術系

データサイエンスの活用が、
ムラタのモノづくりを
進化させる

DX推進(データサイエンティスト)

2019年入社

事務系・技術系

ムラタグループの
生産性向上の
カギを握る仕事

DX推進(機械化ソリューション展開)

2017年入社

事務系・技術系

「製品検索サービス」を
使いやすく
魅力的なページにするための
構築と運用

DX推進(ムラタWEBサイト企画 エンジニア)

2022年入社

事務系・技術系

ムラタのウェブサイトの
システム領域を変革する

DX推進(ムラタWEBサイトシステム企画管理)

2018年入社

事務系・技術系

ムラタのDX推進を支え、
加速させるサポートを行う

DX推進(データサイエンティスト)

2020年入社

事務系・技術系

ムラタの技術を
法的に守ることで
ビジネスの開拓に貢献する

知的財産

2016年入社

事務系・技術系

柔軟かつ強靭な供給網で
ムラタの製品を
世界中のお客様へ届ける

サプライチェーンマネジメント(生産管理)

2019年入社

事務系・技術系

ムラタの製品をお客様に確実にお届けするために、
全体視点で取り組んでいく

サプライチェーンマネジメント(生産管理)

2013年入社

事務系・技術系

最適な生産システムの設計を通して、品質の向上、コスト削減を実現する

IE(インダストリアルエンジニアリング)

2013年入社