INTERVIEW

最適な生産システムの設計を通して、品質の向上、コスト削減を実現する

モノづくり強化推進部

2013年入社 経営工学系

WORK

製造現場において、製品や材料が
ムダなく流動するような施策を企画し実施

モノづくり強化推進部では、ムラタが有するIE機能の統括、新規技法の研究・開発を行っています。IE(Industrial Engineering)とはモノを作るために必要なヒト・機械・モノ・情報を統合して、最適な生産システムを設計、確立する技術です。村田製作所におけるIEは、製品の企画開発から製造までの「商品化軸」と、仕入先からムラタの工場やお客様までをつなげる「サプライチェーン軸」の2つの軸での役割を果たします。生産革新課の役割は主に「サプライチェーン軸」で、製造現場を主体に各現場が抱える悩みに対して解決を目指しつつ、新規手法の研究と展開をしていくことです。さらに、現場で改善を進める人材である「現場改善士(村田製作所社内制度)」育成のための企画運営も行っています。この中で私は、製品や材料の物流に着目した生産性向上の施策の検討と実践に携わっています。

1日のスケジュール

8:30

ラジオ体操、朝礼、本日のスケジュール確認

9:00

出張中のスタッフAさんと、現状分析結果の内容確認、改善企画検討

10:00

出張中のスタッフBさんと、改善施策結果の分析・確認

12:00

ランチ

13:00

支援先工場へ移動

14:00

支援先工場の製造現場分析、施策内容検討

16:00

各工場での施策内容の振り返り、ノウハウ化

17:00

退勤

MISSION

国内外の製造部門と連携して、
村田製作所の全体最適を実現していく

ムラタでは、生産規模の拡大により工場内での製品や材料の動線が複雑化しています。例えば複数の部門が同じ送り先に個別に物を運搬していたり、製品や材料が現場に大量に停滞していたりといったロスが発生しています。この他にも一見ムダとわかりにくいものもあり、それら全てを見つけ出し、工場内のモノの流し方を企画検討・再構築して実践するのがIEの1つの業務です。このような業務を通じて工場全体の生産性を高め、品質の向上・コスト低減につなげていくことがIEに与えられた使命といえます。そしてその内容をノウハウとしてまとめ、社内への発信もしていきます。さらに重要なのは、国内外を含めた村田製作所の全体最適を実現することです。ある一部の製品や工場が個別最適に陥ってしまうと、村田製作所として全体最適になりません。ですので、各工場の製造現場のIEスタッフと本社のIEスタッフが連携して、オールムラタでの全体最適を目指しています。

VISION

責任あるポジションで、
部門を引っ張っていく存在になりたい

ムラタの中でIEは「製造部長の懐刀」と例えられることがあります。実際にスタッフルームの中でIEスタッフの席は常に製造部長の前に設定されており、支援先部門でも部門長がIEスタッフに相談している姿をよく見ることがあります。またムラタの方針の中に「全員事業部長」や「自律分散型経営」といった言葉も出てきます。そのため、仕事を進める上では事業部長ないし部門長の視点に立つもことも大切です。部門全体を俯瞰し、次は何に取り組んでいかなければならないかということを考えて業務を進めています。現場の困りごとはもちろん、事業・ビジネス上で置かれている環境、お客様の要望等をよく理解した上で、現在どのような支援が必要なのかを見据えた提案を常に行っています。将来的には自分自身が責任あるポジションについて、部門を引っ張っていければと考えています。

CAREER STORY

キャリアストーリー

2011年

ムラタのIE インターンシップに参加。

2013年

入社、現モノづくり強化推進部生産革新課に配属。金沢村田製作所へ長期出張し現場改善活動に参画。

2014年

金沢村田製作所IE課へ在籍出向。製造IEとして現場改善、設備投資/損益管理などの業務を経験

2018年

Murata Electronics Oy (ムラタフィンランド)へ在籍出向。ムラタのIE技術を導入。

2022年

モノづくり強化推進部生産革新課に配属。岡山村田製作所やMurata Integrated Passive Solutions SAS(ムラタフランス)への長期出張を含め、各拠点への現場改善支援を実施。

プライベートの過ごし方

私はさまざまな土地の歴史や文化に興味があります。休みの日にはいろんな場所に訪れ、その地の博物館や歴史的遺構、神社・寺・教会などに行っては歴史や文化を堪能しています。その地のおいしい食べ物やお酒なども楽しむことも、より深くその土地の文化を理解することにつながりますね。長期出張や出向などもあったので、国内外のいろんなところへ行きました。他の土地を知れば知るほど、日本や地元に興味や愛着が持てるようになるのも面白い点です。

志望者の方へメッセージ

就活中の方の中には、やりたいことが決まっている方もいれば、何をやりたいかわからないという方もいるかと思います。私自身、学生時代に将来どんなことをしたいのか、漠然とした不安の中にいました。たまたま参加したムラタのインターンシップで、お世話をしてくれた方々が楽しそうに改善企画や事例を説明しておられるのを見て、さらに自分でも現場の改善の業務を体験させていただいたこともあって、将来この仕事をしてみたいと思うようになりました。やりたいことを見つけるためにも、ぜひいろいろな会社の説明会やインターンシップに参加してみて下さい。そこで、自分が将来何をしたいのかを見つけられるかもしれません。頑張って下さい。

事務系・技術系社員のインタビューを見る

事務系・技術系

ムラタの競争力を高め、
ワンランク上のモノづくりを
実現したい

IE(インダストリアルエンジニアリング)

2011年入社

事務系・技術系

「オールムラタ」で
お客様の期待に応え、
ビジネスを成功に導いていく

営業(国内)

2015年入社

事務系・技術系

デジタルマーケティングで、
ムラタのセールスシーンを
変えていく

マーケティング

2015年入社

事務系・技術系

データサイエンスの活用が、
ムラタのモノづくりを
進化させる

DX推進(データサイエンティスト)

2019年入社

事務系・技術系

ムラタグループの
生産性向上の
カギを握る仕事

DX推進(機械化ソリューション展開)

2017年入社

事務系・技術系

「製品検索サービス」を
使いやすく
魅力的なページにするための
構築と運用

DX推進(ムラタWEBサイト企画 エンジニア)

2022年入社

事務系・技術系

ムラタのウェブサイトの
システム領域を変革する

DX推進(ムラタWEBサイトシステム企画管理)

2018年入社

事務系・技術系

会社とさらなる自身の
成長を目指して
インドの市場開拓に挑む

営業(海外)

2016年入社

事務系・技術系

ムラタのDX推進を支え、
加速させるサポートを行う

DX推進(データサイエンティスト)

2020年入社

事務系・技術系

ムラタの技術を
法的に守ることで
ビジネスの開拓に貢献する

知的財産

2016年入社

事務系・技術系

柔軟かつ強靭な供給網で
ムラタの製品を
世界中のお客様へ届ける

サプライチェーンマネジメント(生産管理)

2019年入社

事務系・技術系

ムラタの製品をお客様に確実にお届けするために、
全体視点で取り組んでいく

サプライチェーンマネジメント(生産管理)

2013年入社