INTERVIEW

ヒト・モノの位置の
“見える化”で、
モノづくりに貢献

通信・センサ事業本部
IoT事業推進部

2018年入社工学部・電気電子工学科

WORK

製造現場の課題や困りごとを
解決するシステム開発

大きな工場の中で「どこに工具があるのか分からない」「作業員がいる位置や動きを把握したい」といった困りごとやニーズに応えるのが、私たちが開発しているOWLiQ tracking（オウリック・トラッキング）というシステム。これは、ムラタ独自の屋内測位システムのことで、ヒトやモノの所在把握に課題を持つ製造工場などに導入されています。このシステムの測位精度や測位応答性などのパフォーマンスの改善、さらにはより便利な機能の開発やお客様ごとの要望に沿った仕様にカスタマイズしていくのが私の仕事です。実装内容の設計、プログラミング、導入後のシステムサポートまでを担当しています。製造現場の作業効率の改善や人件費の削減など、大きな効果が見込めるシステムとして導入を検討するお客様が増えていて、今後の成長が見込まれている分野です。

1日のスケジュール

9：00

出社、朝礼、メールチェック

10：00

設計や実装に関するレビューと改善提案に関するミーティング

11：00

開発中のソフトウェアの設計、実装、テスト作業

12：50

ランチ

13：40

進捗の報告と問題点などのチーム内共有

14：50

メールチェック

15：30

社内お客様とのミーティング、スケジュールや段取りの話し合い

16：30

開発作業の続き

18：00

メールチェック

19：00

退勤

MISSION

生みの苦しみと、
その先にある達成感

ソフトウェア開発には、3つのプロセスがあります。まずは、設計。製品にどんな機能を持たせて、どうするのかを決定するプロセスです。そして、プログラミングをする実装プロセス、さらに動作を確認するテストプロセスを経て、製品が完成します。このすべてのプロセスを経験した中で、いかに設計が重要であるのかを身に染みて感じています。開発の9割を設計が占めると言っても決して過言ではありません。設計が甘ければ作業工数が増え、後から軌道修正も必要になってしまいます。これまでに何度も苦しめられてきましたから、常に先を読んだ設計とスケジュール調整、段取りを心掛けるようになりました。ソフトウェア開発は本当に大変です。でも試行錯誤の末に生み出した時の達成感は、何にも代えがたいもの。苦しみながらも最後までやりきる大切さを、日々の仕事から学んでいます。

VISION

技術だけでなく
マネジメントスキルを学びたい

将来的には、開発プロジェクトのリーダーとして、自分が主体となってプロジェクトを進めていけるような人材になりたいです。そのためには、開発スキルだけでなく、マネジメントに関する知識と経験が欠かせないと思っています。今の自分に足りていないものを手にできるよう、新たに任されたお客様サポート業務に取り組んでいきたいです。自分の課題を明確にして、少しずつでもスキルアップにつなげていくことが今の目標です。

2018年

工場実習。SAWフィルタの製造現場にて作業を経験。効率化、安全管理などの改善業務にも携わり、モノづくりに欠かせない考え方を学ぶ。

2018年

入社1年目の11月より、屋内測位システムの開発チームに配属。システムのソフトウェア開発を担当する。

2019年

2年目からはお客様サポート業務も新たに担当し、ユーザー視点でのシステム設計、開発、運用の重要性を知る。

プライベートの過ごし方

社会人になってから運動する機会が減ったので、ジムに通ったり、社内の仲間と一緒にフットサルをしたりして、運動不足を解消しています。体を動かせば気持ちもリフレッシュできるので、楽しみながら続けているところです。フットサルに関しては社内だけでなく、「個サル」という個人参加できるものに同期の友人と一緒に参加して、大会にも出たりしています。

志望者の方へメッセージ

「最先端の技術開発に関われること」「個人の育成に多くの力を注いでいること」「共に働く社員の人柄の良さ」。この3点が、ムラタに入社して感じることです。常にお客様に新しい技術と製品を提供していくビジネスは、刺激的で飽きることがありません。ムラタは個人の意思を最大限に尊重してくれる会社ですから、自分の希望でどんどん仕事の幅を広げていけます。そして、一緒に働く仲間を支える上司や先輩、同僚がたくさんいる会社です。そんなムラタで、いつか一緒に働けることを楽しみにしています。