INTERVIEW
より便利で豊かな社会の創出に向けて、
「メトロサーク」の開発を推進していく
通信モジュール事業部 有機機能基板商品部
2021年入社 工学部 電気工学科
WORK
開発現場にDXを導入し、
設計業務の効率を倍増させることを目指す
通信モジュール事業部の有機機能基板商品部では、電気的特性に優れた「メトロサーク」と呼ばれる折れる基板の設計開発を行っています。設計開発には電気的な商品開発を進める共通設計業務があり、私はシステムを活用した業務改善を担うチームに所属しています。ここでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を導入して設計業務フローの見直しを行うことで、設計業務の効率を倍増させることを目標としています。その中で、プロジェクトのテーマ推進責任者として、システム構築・導入・運用までを行うのが私の業務です。具体的には、関係部門や会社に協力を得ながら現行の設計業務フローと課題を把握し、新たな業務フロー案を作成します。新しいフロー案で関係者の合意が取れたら、システムが必要な部分の構築に向けてシステム要件定義書を作成します。このシステム要件定義書を基にシステム開発部門と共に最終仕様を決定し、システム開発を行います。完成したシステムはシステムテストとユーザーテストを繰り返し行い、最終的に現場へ導入します。
1日のスケジュール
8:30
1日の予定確認とメールチェック
9:00
システム状況確認
9:30
定例関係者ミーティング
10:00
現行業務フローの確認
11:40
昼食
12:30
関係者へのヒアリング
15:00
システム部門とのミーティング
16:30
議事録とタスク作成、明日の予定確認
17:00
退勤
MISSION
メトロサークの普及、進化のため、
開発のさまざまな課題に取り組む
「メトロサーク」をより多くのお客様に採用していただくことは、環境にやさしく、より便利で豊かな社会の創造につながるでしょう。その開発を促進するために、私たちはいくつかの課題に取り組んでいます。最初に挙げられるのは「リードタイム短縮と工数削減」です。あらゆる設計情報をシステムに集約することで、過去の商品情報や最新情報を容易に確認できるようにし、不要な開発を減らして納期や工数を削減することを目指します。次に「新規商品の提案」です。各種の特性や性能、シミュレーション結果などのデータを集約することで必要なデータを収集しやすくし、新しいアイデアの創出を促進します。そして「環境への負荷低減」の取り組みですが、すでに導入している材料管理システムでは、材料の保管状況が簡単にわかるので無駄な発注が減り、在庫を調整することで廃棄する材料を減らすことができました。これらをはじめ、私たちはどんな課題に対しても常に視野を広く持ち、全社的に何が最適なのかを考えながら業務を遂行しています。
VISION
世界中の設計者に、メトロサークを広めていきたい
これまでのお客様の最終製品の設計では、技術的・コスト的な理由からあきらめざるを得ない状況もあったと思います。しかし、設計の自由度が高いメトロサークを導入することで、あきらめずに設計できる製品もあるかもしれません。このため、お客様の最終製品の設計者にメトロサークの利点を広め、新たな市場の創出や新たな製品の開発をサポートすることが私の目標です。また、メトロサークの可能性を自分の言葉で日本国内だけでなく、海外にも広めたいと考えています。そのため、課題は私の英語力です。英語はもともと得意ではありませんが、その克服のために毎朝5時半にWebで英会話レッスンを受けています。現在会話力は向上してきましたが、まだまだTOEICの点数に伸び悩んでいますので、これからさらにがんばっていきたいと思います。
プライベートの過ごし方
私は現在「会社員」や「母親」などのさまざまな役割を持っていますが、どんな時でも自分らしくいることを大切にしています。会社では仕事を楽しみ、家にいるときは家族との時間を大切にしつつも、数年おきにひとりの時間を作って旅行へ行くこともあります。3人目の育児休暇明けの直前には、友人とニューヨークへ行きました。次の機会には、友人が赴任しているミュンヘンにも行こうと思っています。
技術系社員のインタビューを見る
技術系
たった1つの部品で、
この世界を変えていける
回路設計(高周波)
2008年入社
技術系
知恵と技術と
ノウハウが詰まった
オンリーワンの設備開発
生産技術(開発系)
2008年入社
技術系
子供たちに残したい
未来のためのプロセス開発
プロセス開発(セラミック)
2000年入社
技術系
モノづくりの源流となる原料。
その品質と安定供給に
責任を負う
生産技術(製造系)
2007年入社
技術系
製造の現場を知り、
現場のために、
知恵と工夫を絞り出す
製造技術
2017年入社
技術系
ムラタの世界的販売戦略を
立案し、実行していく
商品技術(国内)
2009年入社
技術系
分析の力で、
電子部品の可能性を
広げていく
分析・解析評価
2008年入社
技術系
モノづくりに専念できる
優れた環境を作り上げていく
環境管理
2017年入社
技術系
原料と知恵を組み合わせれば、
人の心を動かす
モノづくりができる
材料開発(無機)
1998年入社
技術系
製品の質、事業の質、
仕事の質を高める請負人
品質管理
2014年入社
技術系
日進月歩のIT技術を活用し、
ムラタのインフラを支える
情報システム(ITインフラエンジニア)
2021年入社
技術系
クラウドの活用支援で
ムラタのDX推進の一端を担う
情報システム(クラウドアーキテクト)
2019年入社
技術系
データマネジメントの
専門として、
社内のデータの利活用を促進
DX推進(データエンジニア)
2022年入社
技術系
SAWフィルタの開発を通して
無線通信機器の進化に貢献する
商品開発・設計(SAWフィルタ)
2008年入社
技術系
誰も知らないアイデアで、
世界にないモノを作り出す
商品開発・設計(コンデンサ)
2008年入社
技術系
薄膜微細加工が、
世界に新たな価値をもたらす
プロセス開発(薄膜)
2017年入社
技術系
材料開発という分野から、
商品の進化や製造の安定に貢献していく
材料開発(有機・高分子)
2020年入社
技術系
システム開発を通して、
「無線センシングソリューション」の一翼を担う
ソフトウェア・ファームウェア技術開発(IoT)
2015年入社
技術系
情報システムのデータ基盤を通して、
ムラタのモノづくりの進化に貢献していく
情報システム(モノづくりシステム)
2011年入社
技術系
ITサービスにより、ムラタの
サプライチェーンのプロセスをつなぐ
情報システム(次世代SCM)
2016年入社
技術系
ムラタグループ全社に
安定したICT(情報通信技術)インフラを提供する
情報システム(セキュリティ)
2023年入社
技術系
「積層セラミックコンデンサ」のさらなる競争力強化を目指す
材料開発・材料プロセス開発
2019年入社